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まだまだ雪の影響が残りますね、、、

アベも昨日と今日、テニスコートがクローズしているので、
残念です、

このままだと、明朝テニスも怪しいのかも、、、


さて、今日はカット自慢をして行きます。。。

コレは開業してまもなく、
約2年前の話、
そう!
大きなカット革命が2回ほど来る前。



ある、20代前半女性が来店しました。

来店時の髪の長さは肩につかない程度で、
髪は極細でぺしゃんこ、
ハチ部分に生えグセがあって、一部だけうねる。
全体はストレートだけど、前髪生え際だけクセが少し有る。

ここまでは本人の状況。

1番の問題は、カットで梳かれてしまってスカスカ。
本当にボリュームが出せなくなっている事でしたね。

そして、いつもどおりにカットして、仕上がった頃、仕事の話になりました。


まだまだ
ここまでもよくあるパターン。


ですが、
このお客さんは超有名美容室の受付さんでした。


良く情報番組などで、
「奥さん変身」的なコーナーでよく出て来る様な、
あと、ヘアアイロンを開発して、とても売れてます、的な

サロンの受付さんで

普段、サロンスタッフなど受付さんも無料で切ってもらってるんだけど、
その美容師さんと折り合いが付かなかったらしく、
たまたま、アベシンイチサロンを発見したみたいでした。


ナルホド、、、


そして、
最後にアベが言った事は

「明日、出勤したら、何処で切って来たのか必ず聞かれるから、適当に答えといて。」と。

そして、本人は大満足で帰って行きました。。。


そして、
ここからの話は1月後の
2回目に来店した時に聞いた話。


「どうだった?良かったでしょ?」

『モチロン良かったけど、事件も起きてます、、、』


聞くところによると、、、


翌日、出勤してまず会ったのが、
例の担当していた美容師さん。

明らかに髪型が変わっているけど、それには突っ込まない、、、

その次に会ったのも、他の美容師さん、

髪型を見るなり!
「凄く良い髪型だね!でも、ウチのカットじゃないよね?」

『そう、近所のおばちゃん美容室で切って来た。』

「どうやって切れば、こうなるのか見たいから、髪を触らせて!」

『い、良いよ。』

その美容師はコームを取り出して、
おもむろにカットラインをチェックし始めたそうです。

その光景に他の美容師全てがカットラインを見たいと言い出して、
本人の後ろに行列が出来たそうです。

そして、全員が見終わった頃、
そのサロンの技術部長も現れて、

「髪型良いね!チョット見せて!」と、同じ様にコームを取り出しました、、、


でも、
カットの基本が解っていれば、
どう切られているのか触らなくても、見た目だけで分かります。

その逆に完成図を見て触っても、
どんな考え方で望んだのかが分からなけれは、理解はほぼ難しいです。

事実、
自分もカットが下手だったころ、
誤魔化していないキレイなカットを見かけると、触って確かめたかったものです。。。

実際にそういったお客さんが来店すると、「自分が切らない方が良いよな?」とか考えてた時代かありました。。。


話を戻して、、、

そのサロンが営業開始しました。

すると、受付の髪型を見たお客さんが、

「同じ髪型にして下さい!」と、、、

担当美容師、
「わ、わかりました!」
「ただ、髪質とかもありますからね、、、汗」


結果は全然違う髪型に切られ、
仕上げで何とか見せてたそうです。。。


それ以降もショートカットのお客さん ほとんど、

「あの娘みたいな髪型にして下さい」とのオーダー。

担当者、困惑。。。

を続けていたそうです。


それ以降も彼女は1年強の間、
毎月通ってましたが、地元に帰るとかでした、
どうしてるのかな?


と言うお話。。。


彼女を今の革命カットで切ったら、
もっと凄い事になっていただろうな?
と思うと、腕に磨きがかかります。


また、明日、
同じ様なエピソードをお届けします。