土曜日は父の七回忌の法要で、
実家神戸へ。


もう七回忌かぁという気持ちと
まだ七回忌?!という気持ちと半々。
父が亡くなってから、
それまでの仕事を辞め、
ヨガとダンスのインストラクターの仕事をメインに生きていく決意をし、
しばらくして一人暮らしを始め、
今の旦那さまと出会い、
結婚、引っ越し、出産と、
大きな変化が盛りだくさんでした。


生きていたら、
ねねのことも
可愛がってくれただろうなぁ~
父のことは、今でも
一番尊敬する人です。
いつも明るく笑っていて、
仕事も遊びも一生懸命。
バンドでバンジョー弾いて
歌っていたり、
山登りにいったり、
BBQをしたり、
いつもオシャレに気を使って。
そして家族をしっかり支えてくれて。
亡くなったあと、
父の友人たちがわざわざ、
偲ぶ会を開いてくれて、
まわりの人にもものすごく
好かれていたんだなぁと思いました。
生きているときは
そこまで意識したことはなく、
めちゃくちゃ仲良し親子
というわけでもなく、
普通の親子だったと思いますが、
亡くなってから
素敵な父だったなぁ、
尊敬するなぁと何度も思いました。
その想いは
日を追うごとに強くなります。
身体はなくても、
心の中で生きているという言葉が
実感できます。



父は膵臓癌で亡くなりました。
見つかって半年で
逝ってしまいました。
発見した時点で手遅れで、
それでも西洋医学に頼らない方法を
あれこれ探し、試しましたが、
治りませんでした。
父は仕事の忙しい時期で、
胃痛もあったのに毎日薬で誤魔化し、
病院にも中々いきませんでした。



このとき、
人の身体は強いけど、
もろいと思いました。
病気の進行は誰にもとめられない。
あっという間に亡くなってしまった。
おそらく、癌になった原因も
ストレスだと思います。
身体からのSOSを
無視した結果の病気。
父は責任感が強すぎたので、
身体よりも仕事を
優先してしまったんだと思いますが。
亡くなる直前は
あの元気だった父が、
食べれなくなり、
骨と皮のようになってしまい、
排泄も自分でできなくなり、
身体の機能が止まっていく様子を
目の当たりにしました。
食べること、排泄すること、
思い通りに身体を動かせること、
当たり前のように思っていること
すべてのことが
奇跡みたいなものだと思います。
そのことに感謝して、
身体の声を聴いて、
心の声も聴いて、
元気に楽しく生きていきたい。
そして、そんなことを
みんなに伝えて、
みんなでハッピーに生きていきたい。
おそらく、
今やっていることの想いの原点は
父のことにあるような気がします。


父が生きている最後の
顔と言葉は忘れられません。
モルヒネも効かないくらい
痛みがひどかったのに、
わたしが病室を出るその瞬間、
「また明日来るね!」
と私が言ったそのとき、
「ほなな~」といつもどおりの顔で
手を降りました。
多分、あっちの世界に行くのも、
そんな軽~い感じだったのかな(笑)


なんだか思うことがたくさんで、
乱文になってしまいましたが、
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。


みんなでハッピーに
生きていきましょう♪


実家でそらにチューをせまる
ねねさま。
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