令和初めの研修会は、7月7日日曜日、長崎6丁目のアフタースクールの会活動室にて開催致しました。

  はじめに、豊島区立東部こども家庭支援センターの荒井聡先生を講師にお迎えし「放課後事業で大事なことを豊島区の歴史から学び、一緒に考えよう   放課後のQ&A」という演題でお話頂きました。先生は後にアフタースクールの会の立ち上げに関与した障害児の母親たちに多大な影響を与えた、言わばアフタースクールの会の父とも言える存在。豊島区が他区と比較しても障害児福祉が進んでいた30年ほど前の時代から、ずっと障害児、者に関わり、どう育てていくのが良いかを模索していらしただけに、言葉には重みがあります。
「学校は学ぶ場、家庭は安らぐ場、放課後等デイサービスは自発的な自己実現をする場」
「普段からたくさん褒められていなくては、叱られた時に受け止められない。止むを得ず叱る場合は冷静にしなくてはいけない」
「子供がパニックになった時、パニクらない」
「自傷、他害行為になってしまった子には、安全確保をしっかりして、落ち着くまで待つ。下手な言葉掛けは要らない」
などなど、具体的で納得出来る教えを頂きました。

  またその後、めぐろアフタースクールの管理者岡野さんより、アフタースクールの会についての説明、倫理要綱から障害者虐待について等まで網羅した基礎研修が行われました。