「『……といえば音駒でしょ!!
黒尾くん!!』だってさ、黒尾。」
「急にどうした、灯ちゃん…。」
夜久のところに来たLINE。
LINEの相手は夜久のいとこの杏華ちゃんになっているけど、『月島からの伝言』という前置きで送られてきた。
「にゃんにゃんにゃんの日って言われてもどうすりゃいんだよ。」
思わず苦笑い。
すると、ポンッとLINEの新着を知らせる音。
「…こんな感じの画像欲しいんだってさ。」
ハハハと笑う夜久の見せた画像はツッキー。
ネコミミのカチューシャを付け、恥ずかしそうに手をにゃんとしている。
……え、何、ツッキーってこんなことすんの?
「夜久…。」
「ん?」
「この画像送ってくれ。」
「んー…ダメだな。」
「は!?」
何でだよ、なんて聞く前にLINEを見せられる。
そこに書かれた『欲しがっても黒尾くんにはまだ送らないでね。』の文字。
そして新たに文字が今追加された。
『代わりに全員分送ってくれたら送っていいよ!』と。
「だってさ。」
「おう…。
…灯ちゃん………野郎のこんな写真集めてどうすんだろうな。」
「……さぁ?」
とにかくだ。
なんとしてでも集めなければ……!!
つかれたのでfin。
灯「黒尾くんの女豹のポーズみたいかも!」
夜久「絶対しなやかww」