何年も前から、「里親募集した保護犬には

ストーリーがある」って思っていました。


振り返りたくないけど保護されるまでの

辛かった日々。


一時預かり宅での短いけれど、濃厚な日々。

(幸せまでのリハビリ期間)


そして里親さんに迎えていただいてからの日々。


「お話聞かせて」って言われたら、何時間でも

ストーリーが話せてしまいました。


それだけ、その子その子の生きてきた道を

噛みしめて、次のステップへの原動力に

なってきたんだなと思います。

------------------------------------------


●5月24日トライアル~

ポメラニアン♀こはる



船橋市のI様


こはちゃんにぞっこんなママさんが

抱っこをしてくださり、左はお母様、

右はご主人です。


これまでのこはちゃんの記事はこちら

預かりママyukarinさんのブログはこちら


本当にその犬種が好きで、「血」を残そうと

ブリーディングしている業者もいると思います。


以前、そういう方にお会いして、お話を

聞いたら、その方の所では5歳を前に

引退させるとのこと。


引退した子は、家族となるか、信頼

おける人にお譲りするのだそうです。


こはちゃんは最初からお口の中に

できものがあって、これは犬をたくさん扱って

いる人なら一目でわかる

メラノーマ(悪性腫瘍)の疑い。


わかっていて、不要犬となったのだと思います。


犬は本当に、嬉しい、悲しい、寂しいの

わかる愛情あふれる動物です。


何度も赤ちゃんを産まされてはお乳をあげ

お乳をあげれば人間同様に、母性本能が

出ていたはず。


そのあとにどの子も取り上げられ、また1人で

クレートの中。


生態販売の盛んな日本の多くの繁殖屋に

選ばれた子たちの多くが、こんな生き様を

繰り返してきたのだと思います。


ちなみに生態販売のないドイツやイギリスでは

考えられない光景です。

犬って本当に強い生き物だと思います。


これだけ強い愛情を持っているのに、

何度も愛する家族と引き離され、


1人だけになって、自由も奪われて

裏切りにあっても


そして病気になっても、生きることと

愛することを忘れない。


辛いことがあったら、私は、修羅場を

通ってきた子達の前向きな姿を思い出します。


こはちゃんは、yukarinさんが預かってくださった

その時から、今まで味わったことのない

幸せな時間が始まりました。


そして、今、誰もがこんなに早いご縁を

想像もしていなかったと思います。


長いこと待っていた、夢にまで見た

こはちゃんがお姫様になれる日々が

やってきたのです。


神様って本当にいるんだね、こはちゃん。

あなたがママではなく


あなたのママができたんだよ。

これからゆっくりと、赤ちゃんになって

甘えておいで。


幸せになるんだよ、こはちゃん。


トライアルが無事成功しますように。

こはちゃん、いつまでも長生きしてね。



----------------------------------------------------



多くの人に活動を知っていただきたいと思っています。


パソコンからクリックをお願いします!↓

(携帯からでは反映されないこともあります)


      




このブログのリンクはフリーです。