ご報告です。
2月23日に東京センターから引き出したラッタくん。
3月7日にお星様になってしまいました。
アイドッグの子になって、たった16日。
最初は元気に見えたんですが、3日ぐらいで急な下痢。
そのあと、手厚い介護ができなくて、後悔で一杯です。
せっかく引き出したのに、まさかこんなに早く逝って
しまうとは・・・
この16日間を順を追って記録します。
ボロボロで引き出した、2月23日。
収容期限開けてすぐの引き出しでした。
しかし、普通のご飯をふやかしても全然食べられず。
ご飯をどんどんドロドロにして、手ですくって
食べさせることに。
最初の診察で、肺がんの疑いがあり、
先生の上司にも写真を見ていただいて、病名を断定することになっていました。
そのほか、お口の中にもメラノーマ(悪性腫瘍)のような塊が。
とても残念でした。
2月25日。
そうこうしているうちに、下痢をしてしまいます。
ガリガリなのに、下痢をしたら大変。
しかしこのあと2日間、頑張ってみましたが、仕事から帰って見てみると
水下痢に。
ご飯を全然食べないことに気づき、ここで一旦、病院に。
その後、3日間入院します。
3.8キロでガリガリなのに、体重が3.4キロまで落ちていました。
高齢の子は下痢1つで命取りになるため、この状態で体重が減るというのは
とても危険なのです。
3日後に退院。
この時は見違えるように元気に見えました。
病院では下痢も続き、ご飯も半分しか食べられませんでしたが、原因が何か
というよりは、高齢なので下痢はありますよ、という見解。
肺がんを心配していましたが、それ以前の問題であるということ、まずは体力を戻さなくてはという新しい目標ができました。
先生によると、もうこのぐらいの子になると、下痢の原因を突き止めるというよりは、都度、対処療法がいいと思います。とのこと。
私もそう思います。
下痢止めを飲みながら、ご飯を何回かに分けて食べさせられるだけ食べさせる、下痢をしない日とする日が続く。都度対応。
そんな感じで見てあげてください。
はいわかりました。
延命治療という選択肢もあるけど、それを選ばず自然に任せることで、苦しみ
与えずに緩和させる、という選択をしています。
事務局に行って、ストックしているご支援品を探しました。
あった。ニュートリカルとカロリーエース。
もうこの段階なんだ、ラッタちゃん。
過去にご支援者様からシリンジも送っていただいている。
もう本当にありがたいストックでした。
ここで気が付きました。
この子、自力ではすでに食べられません。
液体タイプのご飯を毎回、シリンジで与える状態。
それも、用意した分の70%ぐらい。
どんどん体重が落ちていくみたい
この日、会ではスタッフミーティング。
朝、シリンジでご飯をあげてから出発。
でもやっと、下痢がやっと治って、硬いうんちが出ました。
年齢は・・・・18歳ぐらいなのかなぁ
2日間、カロリーエースをあげて、それだけでは飽きてしまうと思うので、今度は子犬用のミルクをあげたり・・・・
なかなか全部は食べられないね。
それでも、少しでもぎゅーっと抱っこしてあげよう。
ガリガリの体が少しでも幸せを感じてくれるように。
大丈夫だよ。
そして、これが最後の抱っこになってしまいました。
火曜日の朝、
前日に寝かしたときの形のまま、固く、動かなくなっていました。
信じられなかった。
いつも一人でたんたんと早急に見送ります。
この日は事務局に行って、お迎えを待っていました。
最後まで食べられなかったおやつをつけて、喪に服しました。
ラッタちゃん、せめてもっと長くお預かりしてあげたかった。
それができなかったこと、もっと何かできたのではと後悔しています。
預りを希望してくださった方もおりました。
その方がつけてくださった名前は他の子に取っておいて、お気持ちだけいただきます。ありがとう。
お星様になって、やっと今、苦しみから抜けられたかな。
生まれ変わって、またどこかで会おうね。
皆様から送られてきた医療費や、ご支援品をふんだんに使わせていただき、ラッタちゃんはお星様になりました。
心からお礼申し上げます。
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