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実は表紙に今年話題になった子の1頭、メアリーを載せて販売開始したその翌日、命を懸けた手術をしなければいけない運びになっていました。
猛暑の7月の終わり、センターから引き出したメアリー。引き出し時の記事はこちら。
実はこの時にすでに子供のこぶし大の大きな鼠経ヘルニアがありました。
最初は眼球のケアのことが優先で、避妊を含めてヘルニアの手術のことはもう少し後で考えてもいいのではという結論でした。
それはメアリーが高齢で、重度の心雑音を抱えているということ、避妊をする場合は「命がけになるでしょう」と言われていたからです。
会では、どの子も避妊去勢をしてから里親募集を開始しますが、高齢で心臓に負担のあるポメ♀マリアと同様、メアリーもヘルニアの様子を見ながら、避妊は諦めようという状態でした。
事態が変わったのは、1週間前、急にメアリーがヒートになってしまったということ、ヘルニアのふくらみが変化してきたということで、病院で細かい検査をするはめになってしまいました。
そこで見つかった子宮蓄膿症らしき状態。
このまま放置しては大変な事態、命にかかわる危険が迫ってきたのです。
そして緊急手術をすることに。
大体いつもの保護犬の避妊去勢は、個人の協力病院で先生も一人で行うのですが、今回は本当に難しい手術の時にだけお願している、麻酔科をはじめ複数のベテランの先生のいる動物病院にメアリーを託しました。
「先生、今日から発売するカレンダーの表紙がメアリーなんです。メアリーは、生きて還ってこなければいけないんです。どうかよろしくお願いします」と、プレッシャーを与えてしまって、本当にすみません。
私のあまりの必死さに(;^_^A、
先生も何度もこの難しい手術の説明をしてくださり、納得をした状態にて信じてお願いしました。
手術当日、メアリーに会いに行きました。この時、もう大丈夫かな、って思ったのは・・・・
メアリーがこんな穏やかな笑顔を見せたからです。
実はメアリー、今までこんな笑顔が撮れたことはないんです。
初めての笑顔写真。
きっとうまくいく。メアリーは帰ってくる。
そう思って病院を後にしました。
そして結果は予想以上の結果に。
複数の先生方の力を結束させて、手術は大成功でした。
(執刀医の先生は、私の先住コロの主治医でもある先生。本当にありがとうございました)
仕方がないとあきらめていた避妊もでき、鼠経ヘルニアもなくなり、今は前以上に元気になったとの嬉しい報告が。
メアリーもご縁を諦めなくてもいいということがわかり、幸せに近づいていく姿を感無量で後ろから応援しています。
詳しくはけーこさんの記事をご覧ください。↓
現実的ですが、手術や目の治療にたくさんの費用がかかっています。
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