5月19日。


この日は、保育園でお誕生会や仕事があったのだけれど、


それらをよそにterraさんで行われるインナーコズミックリリースの練習会へ。


この日はなんとしても行かねばならない気がしたから。


ツグコフ…お誕生会見に行かなくてゴメンねー!!


長女ヤヤコフに、


「お母さんの代わりにしっかりみて教えてね♪」


とお願いして、いざ!!練習会へ!!!



前日までハートがパンパンで


明日は出して貰うぞーっ!!!


な意気込み溢れていたのに…


当日はハートが落ちついている。


なんでだーーっ!!



この日は函館からも二人の参加者が♪


その一人、りきこちゃんと私が組むことに♪



「はいっ!!じゃあ、ココとココ♪」


そうカズコさんが促すと


「わ♪濃いなぁ!!」


思わず一言(笑)


今思えば、初対面なのに失礼な…ゴメンナサーイ♪


見るからにサイキックで秘密たっぷりそーなりきこちゃん


私の視点ではね(笑)



結果的に……


…やっぱり濃かった!!!



まずはりきこちゃんが受けることに。


ポコポコと出てくる。


サクサクと光に還す。


ポコポコ、サクサクだが、内容はなかなかのもの(笑)



が、その日の目的にはなかなか到達しない。


りきこちゃんのハートと繋がっている私のハートがちっとも反応しない。



ぬぬぬ……。



休憩を挟み、一旦交代することに♪



休憩後、私のハートから取り出し♪


ハートに入って見えた光景…


小高いところから集落や海、空、あたり一帯を見渡す私。


ア然として放心状態。


集落は焼け果て、まだ残り火と煙とが立つ。


焼け焦げた人達。


空も地も見渡す限り真っ黒。



黒い中に無数の赤。



Σ(|||▽|||)


いきなりココからか~~っ!!



絶望感で放心状態な記憶を感じながら


表面上の意識では、あまりの直球さに笑ってしまう。



真っ黒な景色の中の赤。


それは闇が見張る目。


小高い場所に立つ私の右側後方に


全身真っ黒で、赤い目をした動物が見張る様に一匹。


少し離れた後方にそれらの群れ。


元はキツネだったのに…。


よく言い伝えなんかで悪さをするキツネがいるけど、


それはおそらく、このこ達だろうな。


ぼんやり思う。


光に還しても還しても次のがやってくる。


放心状態の私は、このままどうしたものかわからないので、


この場所がこうなる前をみてみる。



青い空。


素朴な集落では人々が日々の暮らしを営んでいる。


私が立つ小高い場所の背後は森でその背後には山がある。


木々の間から動物達が出て来た。


羊と山羊と牛を合わせたような…そんな動物の群れ。


彼等がその場所から離れて行く。



すると



左手に見える山側の空間に穴が空いた。


時空の穴だ。


そこから闇がはい出てくる。


そして赤黒い龍が飛び出し…


空は暗くなった。


飛び出した赤黒い龍は辺り一面を無差別に焼き尽くした。



サポートに入ったカズコさんが促す。


「あんた龍と話せるでしょ?どうしてそんな事をするのか聞いてごらん?」



赤黒い龍に問いかけるが


全く聞こえていない。


すっかり錯乱してしまっているようだ。



私は長い布の様な何かで龍の首を捕らえ、


首根っこに剣を地まで貫通する程に突き刺し、


暴れる赤黒い龍を封印した。



もっとほっくり返して行かねば意味がない。



赤黒い龍が、どうして錯乱した状態になってしまったのか…


そうなる前をみてみる。



迫り来る闇。


真っ赤な龍にグルグルと巻き付く。


そして龍は錯乱した。



あぁ…そうだ。次元が落ちる時だ…。


自分の中で小さく呟く。



最後にその場所が現在のどこかを特定して


その場所一帯に巨大な光の柱を降ろした。



こちらの意識へ戻って来ると



「はぁいっ!!行ってらっしゃ~~い!!」


不敵に笑いながら、カズコさんが言う。


この一言が、


ミッションの勧告である。


(*_*)



不敵な笑みを含んだままカズコさんが言う。


「じゃ♪りきこちゃんは今の場所からスタートね!!」



そのまま交代してりきこちゃんの封印解除。



進めて行くとすぐに


「……黒い龍……」


(m゚◇゚m)!!


後ろでは、ほらね♪と言わんばかりにカズコさんが、やはり不敵に笑う。


「ふぁっはっはっ~♪」



「あ……私かも……」


(m゚◇゚m)!!


「白い龍がいる……」


その一言に


「うわ!!それ私かも!!」


鳥肌を立てつつ答える。



「ん!?黒じゃない…マダラだ……」


「本当は金龍だったみたい……」



「あ…落ちた…」


「何が落ちたの?」


「首?が落ちたっぽい…」


ゲゲ!!!


Σ(|||▽|||)


りきこちゃんのハートと繋がっている私のハートはズキュン…!!


「うわーっ!!私が首落としたかも~~~っ!!」



首を落とされた側と落とした側の


見事な再会の瞬間。



「どわっはっは~~っ!!」

私達も後ろのカズコさん


この宇宙の計らいに笑うしかない。



闇に巻かれた金龍は制御がきかなくなった自分を止める為に


自ら頼んだ。


首を落として欲しいと。


淡々と事を為した白龍。


金龍の頭は、そのまま封印された。


ある大事なものと共に…。



互いに恨みや憎みを微塵も抱いていない。


致し方なかった思いと絶望感だけがジワジワと覆って行く。



記憶の中の感情に反して


まじか~~~っ!!!


な私達。



「はぁいっ♪二人で行ってらっしゃいっ!!!」


その日2度目のミッション勧告。




その日のインナーコズミックリリース練習会は6時間にわたった。


いつもは2時間程度。



そりゃ濃くない方がおかしい(笑)




翌朝、コーヒーを落としながら


あの時の思いを噛み締める。


ずっと時が紡がれている。


何百年も何千年も何万年も……。


やり残した事や思いを内容を変えては再現している。


今度こそ果たす為に。



そして今、チームとしてサポートしてくれる家族に


静かに深く感謝しつつ


夫へ朝のコーヒーを差し出す。



保育園へ子供達を連れて行くと先生が


「お母さん、昨日の誕生会の事、聞きましたか?

ツグちゃん、みんなの前で固まってしまってたんですが、

お姉ちゃんが、つぐーっ!!頑張れーっ!!っておっきな声で応援してて

すごくかわいくて感動しました♪」


そう伝えてくれた。



昨日は子供達も私も

ひとつ成長したんだな。


そう自分の中で納得した。




ハートの中から忘れ物を取り出すと


『響き』に似たものを味わう。


言葉に出来ないそれの深みは


やはり感じてみるしか知り得ない。




やっぱりミッションかぁ……。


頭ではげんなりだと思うのだけれど


ハートは大はしゃぎなのが毎度、楽しい♪



主導権をハートに委ねてしまっている私は


いつも夫に能天気だと呆れられる。



O(≧∇≦)o