夫婦間.com(59) 忍び寄る3人の魔女。 | 【バースプランは産後まで。】   
夫婦のコミュニケーションについて考える「夫婦間ドットコム」


妻が珍しく、私のことを気遣うんですよ。
「大丈夫?」と。

こんなことめったにないわけですよ。
私が風邪をひいたときでさえ、「なぜこんな忙しい時期に風邪をひいたのか理由を言え」ぐらいの勢いで怒る妻がですよ。
先日、私が打ち合わせに行こうとしたそのときに、「本当に大丈夫?・・・アタシ、付いてこうか?」と聞いてくれるんです。

こんなことって、結婚して以来なかったですから、いかに今回のこの打ち合わせが大事(おおごと)だったかが分かります。

というのも、この打ち合わせ、もともと私1人に対して、先方は2名ということで約束をとりかわしておりました。
初めてお会いする女性2名、今度講座をさせていただく子育て団体さんの方と顔合わせをかねてのミーティングです。
その2名で来られるというセッティング、ビジネスの世界では、
「急な用事ができてしまって、1名が来られなくなったので、代表者1人で伺います!」
というような予定変更はよくあるじゃないですか。

ところが、この団体さん、打ち合わせ当日になって、いや、数時間前になって、突然
「3人で伺うことになりました」
という予定変更をされたわけです!

これを知った株式会社アイナロハ事務局は騒然。
先方が参加者を1人急きょ増やしたぞと。
これは何かしらの増強であって、渡辺にプレッシャーをかけて、借金の保証人か、壺の購入か、先物取引かなんかの書類に無理やり拇印を押させるか、またはアイナロハ株を一挙に買収されるか、いずれにしてもパワーゲームを仕掛けてきたぞと。

言ってみれば、岩隈センパツって言っておいて、ふたを開けたらマー君だったみたいな。
キーパー楢崎って言っておいて、ふたを開けたら若林君だったみたいな。
テスト終わったぜ~って思って裏返しにしたら、裏にもビッシリ問題あったみたいな。

いずれにしても、完全に準備不足の状態での買収劇。
妻が、「本当に大丈夫?・・・アタシ、付いてこうか?」と言うのも無理はありません。

私は妻に、こう言いました、

もしかしたら・・・今日・・・会社が乗っ取られるかもしれない。
そうなったら、役員である君にも何らかの危害が及ぶ可能性がある。
僕はどうなってもいい。
でも、君とスタッフたちを路頭に迷わすわけにはいかない。
僕のやるべきことは、ただ一つ。
この会社がどうにかなるときには、全責任を負うことだ。
絶対に君やスタッフだけは守るよ。
だから、いいかい。
もしも、僕が経営権を奪われて会社を追われるようなことがあったら・・・
そんなことがあったら・・・
迷わず古い荷物を捨て・・・
君は新しいドアを・・・
開けて進めばいいんだよ。
(キマッた!)

前置きが長くなりましたが、
9月に小平(こだいら)で、イベントのトークセッションに呼んでいただけることになりまして、その主催者さんとの打ち合わせをしたわけです。
もう解禁していいそうなので、ご紹介します!

主催は、
東京都小平市を中心に、子育てや産後のサポート活動をする「こだはぐ」さん
メンバーは、2歳~中学生の子どもを持つ現役ママさんばかりなんだそうです。

千葉県流山市のなこっこさんも、足立区の子育てパレットさんもそうですけど、子育てをする中で直面した子育ての難しさや夫婦関係のハードルを、自ら突破していこうと活動する人たちって、ほんとに輝いてますよね。
この仕事をしていて、多くの悩めるお母さんたちに会ってきて、一歩を踏み出せずにいるお母さんが世の中にたっくさんいることが分かってきました。
仕事に戻る・始めるという一歩だけでなく、外出するという一歩、子どもを預けるという一歩、夫に悩みを打ち明けるという一歩
たくさんのハードルがあります。

そんな中で、同じように悩みながらも、団体を立ち上げて周囲を巻き込んでいくことって、相当なパワーが必要だと思うんです。
なこっこさんも子育てパレットさんも、こだはぐさんも、メンバーはみんな「イキイキしている」という言葉の用例みたいな感じで、ほんと輝いているんですよ。
でも、それって、「性格的に前向きだから」とかそういうことじゃなくて、いろんなことを乗り越えてきたからだと思うわけです。
みんな、絶対に普通の人です。
もしかしたら、産後に精神的にまいった経験があったりとか、夫婦関係に本気で悩んだりした人もいるかもしれない。

ただ、最近気づいたことがあるんですよ。
輝いてる人たちって、一様に、諦めが悪いんですよね。
私は、諦めないっていう才能こそが、一番価値のあることだと思います。

「諦」という漢字は、もともと中国では「明らめる」の意味で使われていて、真実を明らかにすることだったんだそうです。
それが、日本に入ってきて、「自分の手が届かない」という真実が明らかになったので「断念する」という意味に転換されたんだそうです。
日本人が勝手にネガティブにしちゃったの。
だって、「要諦(ようてい)」という言葉は、「もっとも大切なところ」という意味であって、あきらめ要素はまったくないですもんね。
「諦めが悪いこと」こそが要諦

4歳児に「おっさん!」と言われるのも、要諦。
1歳児に「パパ ちんちん かわいい」と言われるのも、要諦。
あきらめたら、そこで、しあいしゅ・・・以下、ご想像にお任せします。

・・・何の話だっけ?
そうそう、輝いてるって話。
そんな、こだはぐさん主催のイベントの告知を早速!


9月14日(日)午後
ルネこだいらにて、産前産後向けのイベント開催!
詳細は、順次明らかにされますが、その中で1時間をいただきまして、トークセッションを担当させていただきます!


今回は、ちょっといつもと違うことをやりましょうかということで、
『産後が始まった!』出版半年記念企画!
「トークバトル! ワタナベダイチ VS ワタナベコトミ」
――これでいきます。
しかも、コトミさんの許可を取る前に勝手に承諾したし。

コミック『産後が始まった!』にまつわる産後のあれこれや裏話などを持ち寄ろうと思っていますので、特に妊娠中・妊娠予定の方は聞いてほしいです。
もちろん夫婦で来てくださいよ。
こっちが夫婦で登壇するんですから、リスナーが女性ばっかりだったら、誰が妻から私を守るんですか。
一人ぼっちにしないでくださいよ。
託児もありますので、経産婦さんご夫婦もぜひ!
もちろん、産後の方も育児真っ盛りの方も、初老の方も、どっぷりシルバーの方も大歓迎です!


お問い合わせは、こだはぐさんのブログで告知されることになると思いますので、チェックをお願いします!!
☟ ☟
小平はぐくみプロジェクト「こだはぐ」ブログ


それと、ついでに紹介します~
5/29(木)に、こだはぐさん主催「こだはぐカフェ」があるそうです!
小平市中央公民館で、新月のこの日に、骨盤の開閉や浄化をテーマにヨガとセルフフットケアをやるそうです。
保育もあるようですので、お疲れのお母さん、ぜひどうぞ!
疲れてないって?
いやいや、ゴールデンウィーク終わったら、ぐったりしてますって。
そのころには満席になっちゃうかもしれませんよ~お早めにどうぞ~。



詳細・申し込みはコチラ~ ☛☛ 5/29こだはぐカフェ告知



いや~、しかし、買収されなくてよかった・・・。
しかも、打ち合わせのコーヒーおごってもらっちゃった(汗)。

ではでは、9/14はナイスカポーの日
小平でお待ちしてます~♪









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