ワンニャンホンポの生体入荷情報!! -2ページ目

ワンニャンホンポの生体入荷情報!!

大阪旭区千林のペットショップ、ワンニャンホンポです

入荷したてのわんちゃん、ねこちゃんをいち早くご紹介していきます

お問い合わせ、ご質問はいつでも大歓迎

千林店TEL06-6953-1122まで

皆さんこんにちわニコニコニコ

ブログ更新もすっかり忘れ、日々ブリーディングを頑張って健康でかわいい子犬子猫をお母さんに産んでもらい大事に育ててます

ポメラニアンに於いては人気に火がつき、日々引き合いがあり只今予約待ち状態が続いてます酔っ払い酔っ払い酔っ払い

ありがとうございますほっこりほっこりほっこり

さて、今日は子猫ちゃんのお話を少し書いて、子猫ちゃんの生態についてご理解頂けたらな…と思ってます

我々、ブリーダーだからこそわかるあんなことやこんなことを書いていきたいと思います

この夏の時期、毎年子猫ちゃんの価格は大暴落します

実はこの事実、あまりに知られてなくて皆さんにお話すると、へぇ~なるほど…となります

何故に余り知られてないのか?と言うと、この夏場子猫の卸し価格は目も当てられないぐらい下がり、安くでお店は仕入れを行うことが出来ます

しかし、その仕入れ価格を実際の店頭価格に反映しているショップがあまりに少ないので一般のお客さんには知られていません

これは、暴落する時期が非常に短く、すぐに値上がりしていくのでお店ではあまり対応せず、安く仕入れ出来たから通常価格で販売をし、利益率をあげよう…としているお店が多いからだと思います





当店で産まれた子猫もこの時期は暴落からは逃げられませんえーんえーんえーん

まず、何故このような価格の歪みが生まれるのかと言うと、猫には犬と違い発情期があります

春先あちらこちらで野良ちゃんのさかりの声を聞いたことある方も多いと思いますが、猫は日照時間が長くなり始める春に発情期を迎えます

猫はまずメスが発情することによりオスが近づき交尾行動が始まります

交尾するとその刺激によりメスは排卵が起こり受胎します

春先に一斉に発情期を迎えた猫は5月後半から6月後半に掛けて一斉に出産をいたします

それらが離乳期を迎え市場に出てくるのが7月中旬以降です

この7月中旬頃は子猫で溢れかえり需給ギャップが生まれるんですね

ブリーダーの元には子猫がたくさん居て早く販売したい状態が約2か月弱続きます

オークション会場では見渡す限り、猫、猫、猫…となりショップがそれらの子猫を支え切れなくなり投げ売りが始まります

ブリーダーに取っては地獄…そのものですゲローゲローゲロー

出産に立ち会い手塩に掛けて育て上げた子猫が、ショップからいらない…と言われるんです

交尾をして2か月、出産をして2か月、4か月を掛けて晴れてデビューするかわいい子猫ちゃんが価値なし…になるなんてブリーダーにはとても耐え難いことなんです

しかし、これも避けて通れない事実ですからブリーダーは自分たちで一般のお客さんに販売するか、オークション価格を受け入れるしかありませんショックショックショック

子猫ちゃんの価格はお盆を境に急速に値段が上がります

秋になると値を戻し、冬場は高騰します

このように子猫価格は、市場に出る数により価格が上がったり下がったりと激しくなります

これは年中無休のワンちゃんには見られないことです

ペットはシーズンによりよく売れる時期と停滞する時期があります

一般的には激安は夏場、犬も猫ほどではありませんが安くなります

お盆から秋に向けてじわりじわり上げて12月から4月まではマックス価格です

猫は冬場は非常に高く、ショップは数少ない子猫を取り合います

同時に寒い時期は子猫ちゃんは暖かいイメージもあり販売量が増えます

摩訶不思議ですが同じ生体が夏場は激安で全く売れない…冬場は激高なのによく売れます…

~麦わら帽子は冬に買え~

株式相場の格言ですが、みんなが欲しい時に買えば値段は高く、みんなが必要としていないときに買えば安くで買える…という格言です

よく出来た格言ですほっこりほっこりほっこり

子猫ちゃんは夏場たくさん溢れかえり価格が下がります

その格言で言うところの買いは夏場の猫ちゃんを買え…と言うことです

株式もみんなが欲しい欲しいと買いを入れてる時は不思議と欲しい思って高値買いを入れてしまいます

逆にみんながいらないいらない…というときは同じ株でも安値にも関わらず欲しいと思わないものです

そして、我々のお店はこの市場で暴落した猫ちゃんをたくさん仕入れ、そのまま激安で販売をします

こんなことしているお店は他になかなかないため、皆さんがビックリして買いに来られます

冒頭にも書きましたが、マーケットでは暴落していても実際には店頭価格に反映されていないので激安価格にするとお客さんが殺到いたします



スコティッシュの人気のロングヘアも39800円



高級猫の代名詞ソマリも59800円



ノルウェージャンも59800円



ラガマフィンも59800円



ブリティッシュショートヘア59800円

税込み、血統書付き、遺伝子検査済みで安心サポートなどの追加料金なしでの総額です

これらをネットに出すといろいろな方面から驚きと問い合わせがたくさん来ます

同時にすぐに売約済みになります…

安い猫で19800円~59800円ぐらいまででほぼ全ての猫種が揃います

当たり前ですが、他店の半額のさらに半額といった価格ではすぐに売れます

しかし、ここで大事な大事な問題点が発生いたします❗

~借りてきた猫~

ことわざでこういうのがありますよね?

意味はご存知の通りで猫は場所が変わると途端に静かになり動かなくなります

猫は犬と違い環境に順応するのが非常に苦手な動物です

仕入れたての子猫ちゃんは親兄弟、世話をしていた人からも引き離され非常にストレスを抱えています

それらの子猫がご飯を食べることなんて当たり前のようになく、それは我々プロなら周知の事実です

これは非常に個体差が出てきます…

親元のブリーダーのスキルが反映される場面でもあります

しっかりとどこに行っても動じることなく、抱っこしても甘えて来てくれる子猫も入れば、逆に触ろうとすれば威嚇をしてきて奥から出てこない…という子もたくさん居てます

そうした子猫ちゃんをご飯を食べるようにして健康をチェックをしつつ、最良な日にワクチンを接種しに獣医さんのところへ連れて行きます

この一連の店に来てからのスケジュールは個体差があれど結構な時間を要します

大事なことはその子のペースに合わせて、決して焦ることなく寄り添って適切な飼育をすることです

これは犬には全くないことです

犬は順応力が高く、仕入れたその日からご飯もしっかりと食べてこちら側からすれば非常に楽です

また、犬は調子が悪くなってもこちら側からしてあげれることの引き出しが多くトラブルがあっても解決が容易です

他方で子猫は調子が一旦落ちるとそれに対しての出来ることが犬のそれとは比べ物にならないぐらい引き出しが少ないです

極端に言えば、猫の自力回復のみに頼る…ということかも知れません

なので子猫は少しでも欠点があればショップは買いません

プロのショップは子猫がいかに難しいのか?よく理解しているんですねニコニコニコ

特に、鼻水目やには子猫を見る上で非常に重要で、それらが出ていればウイルス性鼻気菅炎やカリシウイルス感染症を疑われます

こういう子猫はプロのショップなら絶対買いません

これらのウイルス感染を防ぐにはワクチンしかありません

犬と猫それぞれワクチンは接種いたしますが、猫のワクチンは個人的には犬に接種するワクチンより遥かに重要度が高いと考えてます

犬のワクチンはまあ簡単に言うてしまえばパルボウイルス感染症予防の為に接種しますが、実際パルボの犬はここ10年以上見たことありません

それに代わり猫のウイルス感染症はほとんどの猫がこのウイルスを大なり小なり持っていて日常的にその症状はよく出てきます

また一度発症すると、そのウイルスはその猫から生涯消えることなく住み続けことあるごとに鼻水くしゃみ目やにと言った症状を発症させます

ワクチンは発症はもちろん重症化も抑えますので猫のワクチンは非常に重要です

極論を書いてしまえば子犬は簡単、子猫は難しい…ということですえーんえーんえーん

その難しい子猫を安心して飼育出来るまでに仕上げ、お客さんに届けるのが我々のお仕事になります

子猫を激安価格で仕入れ、そのまま激安価格で販売することの盲点…もうわかりましたよね⁉️

激安価格で出すとアッという間に売約済みになりますが、仕入れたての子猫は借りてきた猫状態です

一般家庭で新しい飼い主さんが安心して飼育出来るようになるまでにはお店でかなりのことをしないといけない…と言うことになります

そしてそれにはかなりの個体差が出てきて一概に日数を決めれない…ということです

皆さん、すぐに連れて帰れると思って来店されますが、そんな仕入れたての子猫をそのままお客さんが持って帰るとそのあとに待ち受けてるのはクレームしかありませんえーんえーんえーん

激安価格で販売することの問題点はすぐに売れてしまうことなんですねぐすんぐすんぐすん

子猫はモノではありません

食事を取り排便をし、生きています

生後2か月で親兄弟から離され、知らないお店に来てすぐにまた知らないお家に連れて行かれて、そんなことは子猫には許容出来ないのです

すぐに売れますから、ここに書いたような子猫ちゃんの生態、全てを新しい飼い主さんに誠意を持ってお話します

すぐには連れて帰れないです…
連れて帰れる時期は我々で判断をいたします…
同時に最良の日を選びワクチン接種をしに獣医師のもとへ連れていきます
その他うんぬんかんぬん…

そうしてしっかり説明すると大多数のお客さんが納得をしてくださりこちらから連絡をするまで待ってくれます

早く売れれば早く売れるほどお客さん待つ時間は長くなります

非常に個体差があり、一概にお迎えの日を決めれないのも難しいところです

そうした中、たまに一部のお客さんが痺れを切らしてクレームになります

なんでそんなに時間が掛かるんだ❗
どっか悪いとこ隠してるのじゃないのか❗
いつ迎えに来れるのか明確な日を決めろ❗などなど

我々が心が折れる瞬間ですショックショックショック

子猫を飼育するリスクは最大限除去して引渡しをするのはプロのショップなら当然です

我々は子猫の健康の事しか考えていません
もちろん早く引渡しをし、連れて帰ってもらいたいのは言うまでもありません
引渡しをすることは、我々に取っても飼い主さまに取っても最も喜ばしく嬉しいものです

しかしながら、不安材料を抱えたままではお渡しは出来ないんです

そこを充分ご理解していただき売約をつけて頂けたらな…と、思ってます

3万円で仕入れた子猫を39800円で販売をし、2週以上しっかり経過観察をし、ワクチン接種をしに獣医師のもとへ連れていき、お客さんが連れて帰ってトラブルなくしっかりその日のうちからご飯を食べれるようにしているんです

そこをして当店にどれだけの利益があるのしょうか?

このお待ち頂いている時間こそ、価値がありプロだからのお仕事だと自覚していますニコニコニコ

お客さんが痺れを切らしている時間にも毎日毎日、安心して飼育出来るようにしっかり目を光らせお客さんに代わり飼育しています

おかげさまでポメラニアンのブリーディングにより、考えられないぐらいの利益を各方面から頂戴しています

本当に有難いことです

まずはその利益を一番に親犬達の環境整備や医療費や良質な食事、維持管理費に使ってあげて、次に日頃面倒を見てくれているスタッフに使わせてもらってます

こうした子猫ちゃんのこの時期にしか出来ない販売も何をしてるんだ…そんなに安く売って何がしたいんだ…と言われます

ブリーディングだけしてればそれで充分に食べていけますし、こんな大変なことをそもそもしなくてもいいんですが、待ってるお客さんがいます

楽しみにしているお客さんがいます

なので我々が出来る少しだけの奉仕としてさせて頂いています

毎年毎年、ここで買った猫元気にしてるよ…と言うお声を頂戴しています

我々が出来ることには限りありますが、安くで健康でかわいい子猫ちゃんをこの時期だから出来る価格で販売をいたしますので、どうぞ売約以降は我々プロにお任せください

時間を頂きますが、結果的にはお客さんの利益にもつながります

よろしくお願いいたしますニコニコニコ









こんにちは☺️

先日、初詣がてら宝塚の清荒神にお参りに行って来ましたニコニコニコ




参拝後、時間的にゆとりがあるので宝塚辺りで何かしら観光や食事するとこを探していました

と、その時、仲の良い知り合いのブリーダーが宝塚歌劇オタクだったのを思い出しましたアセアセアセアセアセアセ

いい年したおっさんにも関わらず熱烈な宝塚ファンで、事あるごとに宝塚を熱く語ってきます 笑

わたくし自身は宝塚にはさほどと言うか全く興味がなかったので毎回、聞き流す程度でしたニコニコニコ

せっかく宝塚に行くし、清荒神参拝後、宝塚でも見れないかな?と、本当に軽い気持ちで例の宝塚オタクに連絡しましたほっこりほっこりほっこり


すると、食い付く食い付く 笑

とにかく、見て欲しい❗見ればわかる❗というものですから重い腰をあげ、宝塚でも見てみるかっ!!!!と、なったわけですニコニコニコ

チケットを取る方法を聞き、まずは検索しましたが、チケットなど全て売り切れで取れるわけもありません…

これは後で知ることになるのですが、宝塚のチケットは発売と同時に一瞬で全ての日程…全ての席が瞬く間に完売いたします滝汗滝汗滝汗

公式サイトでチケット取れんかったわ…と、宝塚オタクブリーダーに連絡を取ると、当たり前や…と失笑され、このサイトで探してみ…と、転売サイトを教えてもらいましたニコニコニコ

何とかここで探して是非見に行ってくれ…と熱い気持ちが伝わってきたので、頑張って明日のチケットを探しました

探した公演は雪組のfffという演目です

そして、奇跡的にチケットを譲ってくれる相手が見つかり当日公演前に宝塚歌劇の入り口で待ち合わせの段取りがつきました

いざ宝塚歌劇の駐車場に行くと、ベンツベンツ、BMW
、ベンツベンツ、レクサス、ベンツ、見たこともない外車…笑

なんだここはっガーンガーンガーン高級車の展示場に来たのかっ!!という印象でしたニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

そこにわたくしの13万キロオーバーのホンダフリードが場違い的に入りましたニコニコニコ

ちょっとした異空間に来てしまった感がありました

ともあれ人生初の宝塚観劇です

周りを見渡すと、セレブセレブ、マダムマダム、アイドル…たまぁ~におっさん 笑

そこに大阪のヒョウ柄のおばちゃんは居てませんでしたデレデレデレデレデレデレ

宝塚ファンからすればここは夢の国、ディズニーランドに並ぶ聖地です

皆さんこの贅沢な空間と空気を楽しんでいるようでしたニコニコニコ







人生初の宝塚観劇ですニコニコニコ

いやぁ~、おっさんはイチコロでしたよ酔っ払い酔っ払い酔っ払い

ヤバいな、これは、スタッフを招待しないと…

おっさんがこういうものを見るより、スタッフの女子達に見せてあげるほうがいいよこれは、となりました

その時は雪組公演のほぼ終わりの日程だったため、雪組公演の次の星組公演のロミオとジュリエットに照準を定めスタッフを招待しようとなりました

その前に、まずはわたくし自身が見てロミオとジュリエットを招待出来る公演なのか?面白い演目なのか?見ないと…ニコニコニコ

ヤバいな、ちょっと宝塚ファンになりかけてね?と思いつつ…チケット探しました

宝塚オタクブリーダーはわたくしを自分を趣味友に引き込め満足してました 笑

そして、星組公演のロミオとジュリエット






いやぁ~またまた来てしまいましたニコニコニコ




またまた、イチコロでしたよデレデレデレデレデレデレ

星組トップの男役、礼 真琴さん
星組トップの娘役、舞空 瞳さん

お二人とも宝塚音楽学校を主席卒業したエリートコンビです

とにかく歌が非常に上手くて引き込まれてしまいましたよニコニコニコ





宝塚主席コンビの男役と娘役は本当にエリート中エリートですニコニコニコ

時を同じくして、我らのお店にも2頭のエリートポメラニアンが産まれました






ピンプクの赤ちゃんですニコニコニコ

キリッとした顔立ちは星組トップの男役の礼真琴さんに似てるかな!?

そして…







しらたまの赤ちゃんですニコニコニコ

見るからにかわいい顔立ちは星組トップの娘役の舞空瞳さんに似てるかな!?

この2頭もまた、競争率が高いポメラニアンの中で残ったポメラニアンを交配を繰り返しやっととの思いでたどり着いた当店自慢の2頭です

こちらは福岡からお客様がわざわざ2回もご来店頂き購入して頂きました

YouTubeに動画も上げてくださり、遠方に居ながら成長が見れて毎回楽しみにしていますニコニコニコ




宝塚の座席チケットはSS席が一番高く12500円します
しかも、一般では販売すらしていません
こちら席は宝塚友の会に入会しないと入手出来なくなっています

続いてS席は8800円で、一番席数が多く一番一般的な席になります

そして、A席5500円、B席3500円、立ち見2500円となります

入手困難な順番は料金が一番高いSS席が圧倒的に入手困難な席になります

続いてS席、A席、B席、立ち見となります

要するに料金が高くなればなる程入手困難になるということです

この点は我々のポメラニアンにも似た現象が起こります

料金が30万円の30万円の価値のあるポメラニアンと、100万円の100万円の価値があるポメラニアンなら、圧倒的に後者が入手困難になるということです

100万円の価値がある100万円のポメラニアンが作れたならアッという間に予約が入ります

そもそも100万円の価値があるポメラニアンを作れないんですね…

上記の2頭はそれに近いお値段でしたがこういったポメラニアンは作りたくても簡単に作れないんです

何年も何年も真剣にブリーディングに取り組み、昼夜問わず努力をして年間で数頭レベルです

30万円の価値の子犬が100万円で販売していることもあるのでそこはクオリティをしっかりと見定めなければいけませんが100万円の価値がある100万円の子犬はその価値に対抗出来る子犬がそもそも居てない…もしくは数が圧倒的に少なくなります

30万円の価値のある30万円の価格がついた子犬ならどこにでも居てるので競争率が上がり販売が100万円の子犬に比べ遅くなります

不思議な現象ですが事実です

それと、高価になればなる程マーケットサイズが広がり遠方からのご来店が顕著に増えます

ニーズとは多種多様でこういった高級志向のニーズもまた存在していて居ないものだから、新幹線に乗り飛行機に乗り買いに行くわけです

我々もお母さん候補を探しに遠征を何度となく繰り返してきました

どことなく、宝塚のSS席争奪戦によく似てますねニコニコニコ

命に価格が付いてることに違和感もあるかと思います

どの子も生を持って産まれてきた以上、10万円であれ100万円であれその命の重さは一緒です

救う命、買う命、ニーズは沢山ありますがどの命も尊いものです

近年のコロナ禍により、ペット価格は歴史的に高騰していますが保護犬などの譲渡がその裏で足りなくなる程進んでるそうです

我々にも引退犬は居ないか?の愛護団体からの問い合わせがよくあります

ペットショップの犬があまりにも高いため救われる命が増えた格好です

ニーズは多種多様ということを日々よく体感いたします




皆さまこんにちは、お久しぶりですニコニコニコ

 
今日は我々の日々のお仕事でもあるブリーディングについて詳しく書いていこうと思いますほっこりほっこりほっこり
 
 
 
 
 
 
 
 
かわいいですね~笑い泣き笑い泣き笑い泣き
当店のピンプクの赤ちゃんです…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
24時間ポメラニアンのブリーディングを考えて交配に交配を繰り返し、やっと目指したポメラニアンが出来ました
 
ここまで来るには苦労と苦悩の連続…でもこのクオリティを作れるようになりました
 
このポメラニアンこそ、我々の目指したホワイトポメラニアンですニコニコニコ
 
これからはこのクオリティのポメラニアンを安定して量産出来るようにさらに精進していきます
 
 
こういうかわいい子犬を生産するお仕事がブリーダーです
 
ペット産業の市場規模は1兆5千億円ほどあります
 
 
 
他業種と比較すれば、ホビーや航空機産業、新聞より少し小さく、タクシーやスポーツ用品、漁業やバスより市場規模は大きな感じです…
 
ひとくちにペット産業と言ってもそれはそれは多岐に渡ります
 
ペットショップはもちろんですが、ペットフードメーカー、ドッグカフェやドッグラン、ホテル、獣医、トリマー養成学校などなど、ペットに関連する全てですニコニコニコ
 
それらの産業を産み出してる原点はなんと言ってもブリーダーです
 
日本にブリーダーという職業が無ければ子犬は産まれてきませんので、ブリーダーが居ないと1兆5千億円のペット産業は全て無くなり消失してしまいます
 
同時にこの国から犬が消えます滝汗滝汗滝汗
 
子犬の輸入はコストや検疫で現実的にほぼ難しく現実的では無いために我々日本人は国内で飼育するペットを国内で生産するしかありません
 
ブリーダーという職業はペット産業が国内で成立している以上必ず存在をし続ける職種とも言えますニコニコニコ
 
 
 
 
 
 
南阿蘇の白川水源ですほっこりほっこりほっこり
 
皆さんは水源地に行ったことありますか!?
 
わたくしは水源地巡りが大好きで、どこか旅行行けば必ず近くの名水を検索します
 
南阿蘇には阿蘇山の恩恵で非常に水量豊かな水源がたくさん存在いたします
 
その中でも白川水源は非常に有名で、もちろん水を汲み放題です
 
水源から湧きたての水を飲むと地球のエネルギーを体内に吸収した気持ちになり、とても心身ともに清浄された気分になります
 
ブリーダーとは水源とよく似ていて、ペット産業の源流になります
 
ブリーダーが生産した子犬から様々な業態の産業が生まれ雇用を産み出し、そして多くのペット愛好家のもとへ届けられます
 
そしてその愛好家達に支えられペット産業が成り立っています
 
そのブリーダーですが、一般のペット愛好家の皆さんにはあまり馴染みがない存在かもしれません
 
一体ブリーダーとはどんな人達が居てどのようにお仕事をしているのでしょう!?
 
今日はここら辺を詳しく書いていきますニコニコニコ
 
このブログのフォロワーさんには、ペット産業に従事しておられる方もたくさんいてます
 
獣医さんやショップを経営している方もフォロワーで居てますし、よく知り合いのブリーダーさんからブログ見たよ…とかも言われたりもします
 
なので余り赤裸々に書くと反発もあるかもしれません…笑
 
まず、日本国内のブリーダーの大きな特徴ですが、非常に高齢化が進んでいて中心となってブリーディングしているのは団塊世代手前の50代後半から60代後半までの方々が非常に多い印象です
 
加えて、20代のブリーダーは皆無、30代も非常に少ない印象です
 
これは、林業や農業、漁業や酪農などと共通している問題ですがブリーダーもまた現役世代の高齢化、次世代を担う若い世代が居てない状態です
 
一線で活躍しているブリーダーの多くは30年以上ブリーディングしている方も多く見受けられます
 
これら高齢ブリーダーはいずれ現役を引退いたします
 
近年、犬の飼育頭数が猫の飼育頭数に追い抜かれた…等のニュースを聞いたことないですか!?
 
猫は犬に比べ、飼育コストが犬の半分だから猫の飼い主が増えた…また、猫は多頭飼いが多い…とか、いろんな事言われてますが、実は一番大きな要因があります
 
これは子犬の生産数が年々減り続けてるという事実です
 
その事により猫のほうが飼育頭数が逆転してしまったんですね…
 
この傾向はこれからも顕著に出てくると思いますし、合わせて子犬の価格は上がり続けていくでしょうえーんえーんえーん
 
ペット産業、ブリーダー以下の業態は比較的屋台骨がしっかりしていて、資金も豊富で成長もしてます
 
が、それを一手に支えるはずのブリーダーは非常に高齢で資金力もそれほど無く脆弱でもろく崩れやすい個人の集まりです
 
束にならない、組織もない、自我が強く、扱いにくい、何とも自由な集団で、そしてもろく、弱く、高齢の集団が1兆5千億円の頂点、原点に居てるのが未だに信じられないですポーンポーンポーン
 
これは、知られざるペット産業の大きな大きな弱点と言っても間違いないと思いますえーんえーんえーん
 
ここの問題点を解決しなければやがてペット産業は必ず衰退をし、市場規模が縮小していくでしょう
 
コロナ禍でペット価格は高騰していますが、供給が全く追いつかず、現在もその価格は高止まりしています
 
オークションの出現により、ペットショップは安易に子犬子猫を仕入れることが出来るようになりました
 
結果、良くも悪くも生体販売するペットショップが増え続けてその勢いは未だに衰えません
 
皆さんの近くでも、新しい複合型ショップが出来たら必ずその一角にペットショップが入っていると思います
 
お店は増え続けて、ブリーダーは減り続けるからこそ、価格が上がり続けます
 
 
 
 
 
 
 
ペット価格の移り変わりです 
これは一目瞭然ではっきりわかります
 
上は2006年に仕入れたポメラニアンの伝票です
下は2020年に当店がオークションに出したポメラニアンの価格です
 
いずれも卸売り価格です
 
15年の時を経てポメラニアンの卸売り価格がこれ程上がりました
 
個体差等々、一概には言えませんが2005年当時はポメラニアンの卸売り価格は2万円~5万円、2020年になると、我々のポメラニアンでも25万円~35万円ほどになります
 
長い時間の中で比べると非常に解りやすく子犬価格が上昇しているのがわかると思います…
 
今、生体価格がこれだけ上昇しましたが、裏を返せば15年前はこんな価格で流通していたのです
 
その当時のブリーダーは長い間ブリーディングをしてきてやっと陽の目を見たことになります
 
犬を苦労して出産させ、兄弟犬全部売っても10万円にもならない時代が長く長く続いたんですね…
 
まあ、辞めますよ、合いませんからアセアセアセアセアセアセ
 
それでも、好きな人達が残ったのと、合わないなら量産して合わそう…という人達が残りました
 
この、量産型ブリーダーこそ、いわゆるパピーミルと呼ばれるブリーダーの施設です
 
この一部の大迷惑なブリーダーのお陰で、ブリーダーの風当たりが厳しくなり、いつしかブリーダーイコール悪…という社会的雰囲気が生まれてきました
 
こうした背景では、とても次世代を担う若手が手を挙げブリーダーになろうとはしません
 
こうした悪徳ブリーダーの悪徳商法を規制するために出てきたのがブリーダーの数値制限です
 
この数値制限は今年6月から施行される動物愛護法にて改正されます
 
当初ブリーダー1人に繁殖犬15頭という改正案でしたが、時限措置により1人あたり25頭になりました
 
一年後に5頭減り20頭、二年後に10頭減り15頭となりました
 
わたくし個人の意見としては15頭で良かったんじゃないか?と、思ってます
 
やはり、強い規制の中でしっかりと法律を守ったブリーダーのみがこのお仕事に従事をし、世間にも認知され、堂々とブリーディングしたほうがこの業界の為にも良いのではないか?と思うからです
 
でも3年すれば一人15頭の時代がやって来ます
 
既存のブリーダーはそれに向けしっかりと準備をしなければなりません真顔真顔真顔
 
当初、15頭の数値制限に決まれば、ブリーダーの半分は廃業をし、子犬価格が1頭100万円の時代が来る…と言われてました滝汗滝汗滝汗
 
これにはわたくしは懐疑的に思ってました
 
一人15頭になれば、業界はブリーダーが居なくなるぞ❗廃業するぞ❗子犬価格が暴騰するぞ❗と、声を上げてましたが、わたくしの知り合いのブリーダー、またその知り合いのブリーダーの中で廃業を検討してる人なんて誰一人居てませんでした
 
それもそのはず、コロナ禍の価格高騰でブリーダーはやっと春が来た❗バブルが来た❗と大盛り上がりです…笑
 
そんな甘い蜜を吸った人達が辞めよう、辞めるわ…なんて絶対あり得ません
 
この価格高騰がいつまで続くかは誰にもわかりませんが、この高騰の恩恵を受けれる人達は今現在、稼働中のブリーダーのみになります
 
この人達は、苦労して暗黒時代を生き抜いてきたブリーダーが多く居てますから、それを間近で見て居てなんとも微笑ましくそして喜ばしい光景に映ります
 
何々がなんぼで売れた❗とか言って喜んでる姿を見るとこっちまで喜んでしまいます
 
それも自分たちもこの恩恵を受けれる最前線にいるからかもしれません
 
ブリーダーは良い生体を作って、いい評価を受けると素直に嬉しいものです
 
今現在ブリーダーの人達は本当に儲かっていることは間違いないと思います
 
それでも、ブリーダーが不足していて供給が追い付いていません
 
これだけ儲かるなら新規参入でブリーダーが増えてきてもいいと思いますがなかなか若手選手が出てきませんぐすんぐすんぐすん
 
鼻息が荒いのは既存ブリーダーのみで、新規ブリーダーが出てこない理由とはなんなんでしょう⁉️
 
この現状を体感してる自身からすればブリーダーは大変な仕事ですが、それに対して返りがマーケットでしっかりと確立してますからオススメ出来ます
 
でも、新規参入しようとすると、まず犬を揃えるコストがもう半端ないぐらい高騰してます
 
メス犬1頭30万円ほどで集められたとしても30頭で1000万円近く要ります
 
そこから育て上げ生産出来るまでに一年…
 
しっかりとした赤ちゃんを産む保証もありませんし、非常に高いスキルが要求されます
 
新規参入しようとすると結構高いハードルかもしれませんアセアセアセアセアセアセ
 
通常、こうした次世代を担う若手というのは誰かブリーダーの元で従事をしていて、スキルを身につけ、独立…というのが本来王道だと思います…
 
実はこの王道のスタイルが今は激減、ほぼ崩壊していますアセアセアセアセアセアセ
 
以前は割りとブリーダーも人材を受け入れブリーディングを雇い入れたスタッフと共に協業していました
 
いつの頃か、コンビニのバイトスタッフが店舗のアイスクリームの冷凍庫に入ってる写真など、寿司店のバイトスタッフがゴミ箱に捨てた魚を取り出し捌いて客に出したり、そんな動画がSNSで投稿され、炎上をし、社会現象になりましたよね?
 
バイトテロとまで言われたものです
 
この頃辺りからブリーダーはこんなバイトスタッフがもし自分たちのとこに居たら?もし、自分たちのブリーディング環境をバイトスタッフが勝手にSNSで投稿されたら?これは本当に恐いことだ…と、いう風潮になり、より殻に閉じこもり始めました
 
そもそも、誰に見られても問題ないブリーディング環境ならそういう心配もないでしょうが、大抵そうはいきません
 
だいたいのブリーダーが見せたくない場面などを持ち合わせてると思います
 
そういう場面を湾曲をし、悪意を持ってSNSに投稿されたら溜まったもんじゃない…それなら下手に人を入れず身内でやろう…となるのですガーンガーンガーン
 
これではダメですえーんえーんえーん
 
隠れてこそこそブリーディングをすること自体がブリーダーへの偏見に繋がるので、結果として自分たちで自分の首を締めていることになります
 
当店は危機感を持ってこの流れを見ていますから、親犬や飼育環境などには恐らく他のブリーダーより意識レベルが高いと思っています
 
いつでもお客様に親犬をお見せ出来るよう、日々トリマーが親犬のお手入れをしています
 
繁殖だけで使う犬とは考えておらず、ペットとして飼育をしストレスを出来るだけ掛けないブリーディングを目指しています
 
1人15頭の数値制限…根拠はわかりませんが、日常的に親犬たちの面倒を見ていると、いろいろ仕事が増えていきます
 
仕事中、あっ、この子のお尻汚れてる…とか気が付けばもつれてた…とか、ケンカをして出血した…とかもあるでしょう
かと思えば食べたものを戻してみたり、それを他の犬が食べにきたり…いらんもんを食べてたり、身体中がおしっこで濡れていたり…と、ありとあらゆる対処しないといけない仕事が同時多発的に出てきます
 
たくさんのスタッフが居れば対処出来ることも自分だけなら対応出来ずに、後でやろう…となるわけです
 
その後でやることが増えていき、やがて何も出来ずにどんどん崩壊していきます
 
ブリーダーは日常にこうした種があちこち落ちていてそれを怠るとたちまち手がつけれなくなり、いわゆるパピーミルみたいな飼育環境にすぐになります
 
こうしたことを物理的になくすには、スタッフを増やすか飼育頭数を減らすしかないんですねショックショックショック
 
1人15頭…誰が考えたか知りませんが割りと的を得た数値だと思います
 
それぐらい親犬たちの管理は大変だと自分たちがやっていていつも感じますニコニコニコ
 
自己利益の為に増やして増やして、そして崩壊…可哀想な親犬たちの写真を見ると我々でさえ心が痛みます
 
そうしたブリーダーは本当に一刻も早く退場をしてもらって健全なブリーダーが本来の仕事が出来、社会からちゃんと認知をされリスペクトされ堂々とこの仕事に従事出来る日が来ることを願っています🎵
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブリーダーは24時間休みなしです…
 
お産はいつ何時やってくるかわかりません
 
お産にしっかり立ち会い、頑張ってる親犬たちのサポートをしてあげないといけません
 
想定外のことがこれでもか、これでもか…と襲ってきます
 
対処するには、その想定外を対処したキャリアを持つのが一番です
 
それがやがてブリーディングへのスキルとなり、失敗が少なくなっていきます
 
どんな赤ちゃんだって、どんな時でも助けてあげたいですがブリーダーをしていてこれを100%出来るブリーダーは絶対に存在しません
 
必ず悲しい現実にぶち当たりこれらを乗り越えていかないといけません
 
出産時に子犬を死なせてしまうと想像以上に辛く、脱力感が襲ってきます
 
ブリーダーにとり赤ちゃんを死なすことは収入が絶たれることですからその意味に於いても苦労をして自分は何をやってるんだろう…という思考になります
 
 
育たなかった時どんなことが出来たのだろう…常に考えさせられます
 
 
 
 
冷凍の初乳です
 
母乳の冷凍は常にストックをし、いつでも使えるようにしています
 
赤ちゃんは弱ったら助からないので、弱る前に弱りそうな赤ちゃんを見つけ出し対処しないと助けれません
 
これも24時間監視してお母さんが産んでくれた小さな命をお母さんと共に育てていきます
 
子犬価格の対価は非常に難しいですが、ブリーダーはその小さな命の為に必死になり自己を犠牲にしてお仕事をしている方が大多数です
 
もし、ブリーダーに興味があるならわたくしは持っている知識のその全てをお教えいたします
 
ブリーダーにしか見れない素晴らしい光景がそこにはありますニコニコニコ