人それぞれ、得手、不得手、得意、不得意、
さらには特性など、いろいろ違いがあります。

私の苦手なもの。
学校の科目でいうと、美術、音楽、体育。

今日は、その中で、美術の話。

中学二年の美術の先生。
明るく活発で、評判のいい先生でした。

ある課題のとき、授業中に、全員の前で、
一人ひとりの作品に、コメントしてくれました。

そのとき、私への評価。

「こんな色使いができるのは、よほどの天才か、よほどのバカ」と。

クラスのみんなは爆笑していました。


その三年後。
武蔵野美術大学の教授からも、まったく同じ批評を受けました。

バカと天才は紙一重の差、とか言いますが、
「俺は、美術、苦手だよな‥‥‥」と思い、人生を過ごしてきました。

ところが、還暦を前に発達障害という脳機能の障害が判明し、
その関係の本を読み進めるに従い、人それぞれの
個性、特性といったことが、診断のポイントととなるという
知識を得ました。

ということで、美術が苦手というのも、私の特性かな。



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こんな夕暮れの瞬間も、バカだからこそ、
喜んで撮影しているのだろうか? と、苦笑しています。