美しい花々に和みます。
大雨による災害。
まだ救助を待っている方もいらっしゃいます。
懸命な救助活動。
そして、これからの復旧、復興。
大変な困難を極めることでしょう。
被災地の皆さまに、お見舞い申し上げます。
地球の自然の中で、文明が開け、科学、技術が進歩。
もともと、自然と人間は共生していたものの、
科学の進歩により、徐々に自然への影響を与え、
自然を変化させるようになってきた。
例えば、堤防の決壊。
かつて、洪水による災害が発生した教訓から、
川の水が氾濫しないよう、堤防を高くする、
「高水」対策が、数百年にわたり構築されてきた。
しかし、堤防を高くすればするほど、
水は川の中に閉じ込められ、その水流と水量は、
計画高水を上回るようになり、
「これで安全」と思った堤防の高さでは不足する事態。
あるいは、堤防により、増水した川の水は、
水量と威力を増し、堤防を決壊させることになる。
これは、過去の高水対策の中で繰り返されてきた
いたちごっこ。
堤防を高くし、水を堤防で川の中に閉じ込めれば閉じ込めるほど、
水の威力が増し、堤防決壊の危機も高まる。
このいたちごっこを続けながらも、やはり、自然と共生を図らなければ、
人間は生きていけない。
自然災害が発生するたびに、人間の無力を感じ、
自然との共生の歴史を振り返ることになる。
私はなにもできません。
こうやって、ブログでお見舞いをお伝えするのが関の山。
大変、申し訳ないことです。
それでも、改めて、皆さまにお見舞い申し上げます。