頭痛がいちばん激しい時期、本当に病院巡りで躍起になっていました。
内科、脳神経外科、整形外科、心療内科・・・

むかしの追突された後遺症か、頸椎が多少頭痛に影響はしているようです。
でも、それで、動けないほどの頭痛にはならないだろうとのこと。

あちこち回りますが、なかなか改善しません。
その辺で焦りが出て、さらに回復を遅らせたようにも思います。

心療内科関係だけでも、何カ所回ったでしょうか。
これも、診察は様々です。
「なにも心配はありません、大丈夫です!」というところ。
「これは重症です。すぐに入院手続きをしないと大変なことになります!」
 うーーん。
さすがに、この病院は一回限りにしました。

結局、今は、最初の先生に戻っています。

ここは、頭痛以前に、もう20年も咳(疲労時に出る咳)に苦しんでいました。
転勤生活で病院がかわりますが、今のところに落ち着いてからは、
ここで漢方薬をいただいていました。

数年前、この先生ご夫妻が突然来社されました。
そして、私に仕事を依頼して下さいました。
「○○さんなら、信頼できるのでよろしく」と、
ありがたいお言葉をいただきました。

この先生は、私がいかに忙しいか、直接ご覧になっているので、
よくご存じです。
「○○さん、原因は疲れですよ。あなたのお仕事は大変そうだから」と
慰めて下さいます。

今ももちろん頭痛の確たる原因は判明していません。
ただ、この先生とお話をして、雑談や、
逆に先生のグチにお付き合いすることも
多いのですが、それで心が解放される効果もあります。

血液の病気があるので、内科の専門の先生には定期的にお世話になっていますが、
ちょっと疲れたかなというときは、心療内科のこの先生のところにお邪魔しています。

30年ほど前、「イル・ヘルス」という言葉が使われました。
健康だけれど、多少調子が悪いということでしょうか。

今は、「うつ病」「鬱病」などが多いといわれますが、
多くは「メンタル・イルヘルス」かもしれません。
ごめんなさい、おかしな表現ですね。

私が言いたいのは、その本格的な症状になる前の状態で、
できれば心も体も解放できるようになるといいですね、ってことなんです。
もちろん、すでにそのラインを越えて苦しんでいる方もいらっしゃるでしょう。
お辛いことと思います。

経済的、会社の環境、家族の制約、諸々の要因から、
病院に行ったり、休息をとることが難しい場面もあるかもしれません。
でも、自分の健康(心と体)は、大切にしたいものです。