成人T細胞白血病(ATL)は、HTLV-1のキャリアから発症します。
キャリアは、全国で100万人ともいわれています。
ただ、実際に発症する数は少なく、年間に数百人が
新たに発症していると説明されています。
また、HTLV-1のキャリアは、
白血病だけでなく、脊髄症なども発症します。

比較的、九州南部に多い病気で、
医療の世界でも、まだまだ全国的に
周知された病気とはいえないようです。

数が少ないとはいえ、発症すると大変です。
少し、この問題も、考えてみる必要がありそうです。

私は、年に数回、献血に行っていました。
献血すると、血液を分析して、検査数値を
教えてくれるので、健康管理にも役だっていました。
ですから、毎回の検査数値を、ファイリングして
データの推移をみていました。

数年前、いつものように献血をすると、
見慣れない文書が、血液センターから届きました。

内容は、私が、このHTLV-1のキャリアであったこと。
以前から、私がキャリアであることがわかっていたので、
過去、私の献血した血液は、人体に使えないため、
動物実験に使用してきたこと。
専門の医療機関で受診することをお勧めするといった内容でした。

それから、病院での定期検査をしています。
同時に、自分でも知識を集め始めました。

このキャリアの方は、情報が少なく、不安を感じている方も多いでしょう。
また、この病気に感染しないよう、一般の方が知識をもつことも
必要です。

この病気について、今後、少しずつ、書いていきたいと思います。
また、この病気に悩んでいる方も、遠慮なくコメントください。
もちろん、内容的に、内緒コメ、大歓迎ですよ。