2017年4月2日 尾張屋カワハギ6:30〜13:30 水温17~18℃
風は北、北北西
波はうねりのみ0.5~1m
釣座は左舷艫2番
釣り開始時、潮がほとんど動かないまでも上り潮、風向きより舳入り
餌の取られ具合を見るのに船下で軽く誘ったのち上2メートルから誘い下げるも当たり出ず、餌も取られない
リールを巻き、上がってきたオモリを触ると暖かい
カワハギの活性が高くてもいいはず
長めに上下に誘いをかけ、ゼロテンの瞬間のアタリを見るも不発
同じように数回繰り返すが、アタリ出ず
仕掛けを回収すると、下と真ん中のアサリがかじられベロのみなっている
中オモリを少し足し、遠投して誘いをかけながら手前に寄せてみる
途中でコツとアタリを、そのまま誘いかけてやっと1枚
その間に左舷舳1番の人はもう片手、釣り方は大きく上で振って誘い、そのまま下に下げつつ仕掛けをフォール
この時の状況は、潮が動いておらず、カワハギはほとんど移動していない様子
目の前に餌が来ると瞬時に小さく数回に分けて喰ってくる
舳と同じ筋で誘っても周りのカワハギは来ず、こちらにはカワハギは回ってこない
筋を外して、カワハギを集めてやると餌をアタリなくかすめ取られる
そこからは誘い倒して、焦らして動かす中で喰わせて1匹追加、でも後が続かない
相変わらず、アサリはなくハリだけで上がってくる
次は誘って、オモリを底につけで叩いたのちゼロテン、からの少しだけ送り込み
約3~5秒のタイミングで聞合わせ
その間に違和感を感じたり、感じなかったりで4匹追加
ハリはクチビルだけにかかっていることも多く、食いが浅い
カワハギ素早く居食いしている
そこから、自分の体が変調
ゆっくり周期的なうねりと、船の排気ガスで酔ったみたい
酔い止めを飲むのも忘れてたおり、撃沈
キャビンで横たわる
数流し後に復活するも、完全ではなくフラフラする
立つ、竿を大きく操作するのは無理
仕方なく、座って釣り始める
視線を下げるとこみ上げてきそうで、顔を上げて竿先が見える位置に、ラインの出方を調整
上下の誘い幅は取れないが、オモリを底から切り小刻みにスピードは少し遅めで揺らし続ける
潮はゆっくり下りに転じ、少し水温が下がったようだがまだオモリは暖かい
そのうちに目を開けているのが少しだけしんどいので、目をつぶって釣りを続ける
人差し指を竿のバットにつけて、指先に集中する
周期的に揺らしている動作の中に違和感を感じて、小さく誘い下げているうちに穂先が叩かれる
あるいは、着底後のゼロテンから一瞬遅れの違和感、ゆっくり聞き合わせると竿を叩き出す
これで3匹追加
偶然にも、眼をつぶると手先に伝わるアタリが鮮明になる
視覚がどれだけ感覚を占有しているのか驚いた
船酔いの中からの収穫
終わってみれば9匹
竿がしらは左舷舳1番の人で17匹
ダブルスコアながら、得るものは多かった釣行
そして更に悩みも深くなる
とりあえず、次からは酔い止めを道具箱に仕込んでおこうと思う