必死になって自分をすごい！って言うの、なんだか悲しすぎます

自分で自分のことを【素晴らしい】って言ってる人をみると悲しすぎます

もう、なんだか可哀想になってきて。。

必死になって
私はすごい
私は素晴らしい

って書いてあるブログをみると
あまりに健気で

ああ、この人、全然大丈夫じゃないんだなぁって思います

私、やっぱりそういうの
ダメです

＝＝

こんにちは

ぴこです

んーーーー

これ、前にも書いたんですけどね

本当にすごい人は
自分のこと
すごいって言わないんじゃないですか？

ってやつですね

まず

あなたがなぜこんなにも

「すごいという人をみて悲しすぎます」と反応したのか、ということです

自分を自分ですごいというのは
悲しいこと
可哀想なこと
イタイこと

誰かに言ってもらってはじめてすごいって言えるんじゃないですか？

ってことですよね？

そんな人を見るのが辛い、ってヤツですね？

解決策は

そんなブログをみなけりゃいいだけの話

ですが

でも他にもきっと同じように思っている人がいるかもしれませんね

あのね

すごいっていう定義などそもそもない！！

んですよ

なにをもってその人がすごいというのか

どうであったらすごいのか

私の母親を例に出しますと
彼女は
専業主婦でしたが
それはそれはすごかったです

あの頃は気がつかなかったけど
今振り返れば

やっすい食材でよくもまぁあれだけの食事を作ったもんだ

料理、プロ並みでしたわ

洋服は手作り
ワンピースからブラウス、コートまで作る

バーゲンの生地を探して作ってくれた

セーターも編んでくれたしね

自慢でしたねー

友達少ない私が

取り柄のない私が
唯一誇れたものは

母親が作ってくれた可愛い洋服たちでした

なんでもできるお母さんが自慢でした

でも

手作りのものではなくデパートで買ったものの方がなんだか良さそうに思えてきた日

友達が見たことのないおしゃれなスカートを着てきた日

母親の手作りが少しづつ色あせてきた日

高校生になって
母親の技術がいかにすごいかがようやく気がついて

また洋服を作って～！と
おねだりした時のお母さん、嬉しそうだったなぁ

そんな私のお母さん、すごいんです

私を生んで育ててくれただけで
本当にすごいんですが

でも彼女は

社会に出て働いていない

お父さんの給料だけでやりくりしていた

だから
自分を
すごいだなんてきっと思ってなかったと思う

その当時、御飯作ったり裁縫は誰でもやっていること
当たり前のこと

そして
自分の腕前がどれほど優れているかなど思いもよらなかった(と思う)

だって比べるものがなかったから

よそのうちの晩御飯など知るよしもなかったあの頃

だから
私ってすごいでしょ、などと言わなかった

きっと家族が喜ぶ顔をみて
彼女は幸せだったんだと思うのです

そんなお母さんが

自分のことすごい！って言ってくれたら私はもっと嬉しかったでしょうね

娘の私は

もっと自信を持ったでしょうね

あの頃のお母さんが

私は外で仕事してないけど

ほれ！こんなにすごいのよ！

そんなすごい私の娘なんだから

あんたも自信持ちなさいよっ！

って言ってくれたら

私の人生は全然違うものになったでしょうね

自分を自分ですごいっていう人をみると悲しくなります

というそのあなたの心は

本当はすごいと言ってもらいたかったのですね

すごいって言ってもらえなかった
寂しさと

すごいって認められない自分の葛藤なのですね

確かに
自分をすごいということにして
それが当たり前になってしまえば
もう言わなくて済むので
いちいち言う必要がありません

いま、あなたが呼吸をしていることに言われるまで気がつかなかったと同じように

それはもう当たり前になってしまうのです

でも

それまでは

素晴らしいということにして

それを意識してみるのです

私は素晴らしい！と呟くのです

私は素晴らしい

私は金ぴか

私は大丈夫

いちいち意識するのです

だってね

すぐに

それを疑うような現実がやってくるからね

それを否定したくなるような思考がやってくるからね

繰り返しつぶやいて
当たり前にしてしまおう

そしたらそのうち

もう私は素晴らしい、とあえて言わなくてもよくなるんです

私はすごい！なんて言わなくてもよくなるんです

だから

それまでは

自分で自分を褒めてあげよう、って言ってるんです

あなたがあなたをみくびってはいけないのです

こんなもんじゃない

私はすごい

私は素晴らしい

そう言ってしまっていいんです

いま、道の途中

その人たちをみて

悲しくなる、あなたもまた

道の途中

私も同じ

大丈夫

大丈夫！

ありがとう