いつもアナタの側に
from NEVERLAND🌈🌈🌈

皆さんこんにちは
NEVERLAND ARANです🎨

今回は初期ルネサンスの美術についてお話ししていきます!!

ルネサンスとはたった100年 くらいで、
その中でも一番盛り上がった盛期ルネサンスはたった30年くらいなんです!!

こんなにも短い間にたくさんの発明がありました!!

例えば、遠近法と言って
画面の中に奥行きをつける技法や
油絵
もこの時代に誕生しました!!
その他にも彫刻建築においてもものすごく発達しました!!

ルネサンス大きく分けて二つに分類されます!!
イタリア・ルネサンス北方ルネサンスです!

一般的に有名なのは、
イタリア・ルネサンスの方です!!

イタリア・ルネサンスは、
初期ルネサンス盛期ルネサンスに分けることができます!!

では、
初期ルネサンスから見ていきましょう!!


まずはこちらの二つの作品を比べてみましょう!!
後者の方の作品は初期ルネサンスに活躍したジョットと言う画家の作品ですが、
前者と比べるとかなり人間ぽさが増した様な気がしますよね!!

これがルネサンスの特徴で、
それまでの時代はキリスト教の影響もあり人間は神様のために生きていると言う時代が続いていたが、ルネサンスの時代に入り人間は人間らしく生きていいんだと言うのがわかってくる様になります!!

この絵を見てわかる様にジョットの描いた方のキリストを見ても人間ぽさが出ていて可愛らしさを感じれますよね!!

ギリシャの時も神から人間を描く様になった様に、
ルネサンスも同様に人間を描く様になったことから
ルネサンス=再生
と言う意味が含まれていて、
何を再生したのかと言うと古典・古代の時代、
つまりギリシャやローマの時代を再生しようとしました。

「人間ぽく」描くというギリシャの考え方がルネサンスで復活します!!

ちなみに先ほどの二つの作品の画家は師弟関係にあり前者がチマブーエで後者がジョットです!!
さらにマザッチョという人が受け継ぎます!!
これは貢の銭という作品で、
初めて一点透視法という遠近法が使って描かれた作品だと言われています!!

一点透視法とは、
ルネサンスの時代に発明された遠近法の一つです。
遠近法とは、
平面の中に奥行きを表現する技法のことで、
その一つに一点透視法があります。
その一点透視法を発明したとされるのが
ブルネッレスキ
アルベルティ
です!!

私たちが普段見ている風景では遠くにあるものが小さく見え近くにあるものは大きく見えています。

例えば、
真っ直ぐな道の真ん中に立って先を見ると道の両端は遠くに行くにつれて一つの点消失点に集まっていくように見えます。
この消失点製図によって絵の構図に取り入れ、
絵に奥行きを与える画法を線遠近法と言います!!

ルネサンス期にこの方法を研究したのが、
ブルネッレスキアルベルティです!!

彼らの研究で線遠近法の用い方が確立され、
レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ多くの画家達の作品の中に取り入れられました!!


フラ・アンジェリコという修道画家
"受胎告知" マザッチョ 遠近法の影響を受けて制作しています!!
受胎告知とは新約聖書で有名なのシーンで、
「聖母マリアのお腹の中に神の子(キリスト)が宿りました」大天使ガブリエルが伝えに来る場面を描いたものです。

ちなみに、
この受胎告知たくさんの画家達が描いているので是非覚えていて下さい!!

本日はここまでです!!
様々な変化(発明)のあるルネサンスはまだまだ続きます🌈🌈