昨年秋に発覚した「栃木しっぽの会」の多頭飼育崩壊。

その後の状況が見えてきません。

以下、「栃木しっぽの会」を動物虐待により刑事告発された方々の記事です。

どうかご一読ください。

 

 

 

 

【刑事告発についてのご報告】

2023年12月27日、
@one_for_rights 代表 小松和香子と@mellow.rescue 代表 高橋美織は、栃木しっぽの会(代表:林由季氏)を、動物虐待及び動物愛護管理法違反で刑事告発したことをご報告いたします。
詳しい経緯については、各告発人のアカウントの投稿をご覧ください。

この度の多頭飼育崩壊における一連の事実公表と刑事告発を行う大きな理由は、
【捜査機関に適切な捜査及び刑事責任の追求を求め、社会に周知することで、今後、特に保護活動者における虐待や多頭飼育崩壊の発生抑止に繋げるため】です。

何をもってして虐待となるのか。

人々の感覚には違いがある以上、法に基づき、どういった点が問題なのか、多くの方に共に考えていただくことが重要だと考えています。



昨年9月、確認できた犬たちは、糞尿や抜け毛が堆積した不衛生な室内に閉じ込められており、ほとんどが肋骨や腰骨が浮き出るほどの重度の削痩状態で、皮膚や被毛も一目で異常とわかるほど状態の悪い個体ばかりでした。

床には埃や糞尿で汚れた食器が放置されており、室内・室外共に新鮮な飲み水も確認できませんでした。犬たちの脱水・飢餓状態からも見てとれるように、給餌給水すら適切に行われているとは到底言えない状態でした。

私たちの現地立入時には、代表の許可を得られず全頭数を把握するに至りませんでしたが、その後の情報提供等から、当時、犬・猫・ヤギなど約150頭近くもの動物を所有していたことが判明しています。

それだけの過密な飼育状態にも関わらず、狂犬病予防接種や混合ワクチン接種、避妊・去勢手術等の医療行為や、感染症の予防対策などもなされていませんでした。

私たちはこの状態を明らかな動物虐待・愛護管理法違反であると考え、当初より告発の必要性を感じ情報収集に努めておりましたが、当該団体はほぼ代表者とその家族のみで運営され、透明性とは程遠い団体・シェルターであったことから、困難を極めました。

栃木しっぽの会からの公式発表は、2023年10月31日付の活動報告(クラウドファンディングサイト「Readyfor」内 )を最後に途絶えており、現在、内部の様子を窺い知ることはできません。この記事では、他団体の管理のもと、現地で約70頭の犬の医療ケアを行い、継続飼育していく旨が綴られていましたが、その後の進展は公にされていません。栃木県動物愛護指導センターによれば、指導を行っており、現地の状況は改善し、犬の健康状態も問題ないとのことですが、それまでの運営・飼育状況を考えれば、にわかには信じがたいことです。

告発により、私共は直接介入することは難しくなりますが、今後も、栃木しっぽの会に対し、今後の運営や残る動物たち一頭一頭の状態について開示し、説明責任を果たすよう求めていきたいと考えています。同時に、栃木県動物愛護指導センターに対しても、数百頭にものぼる収容動物を引き渡し続けた責任を追求し、適切な指導や介入、体制の改善を求めていく所存です。

現在捜査中となりますが、何か進捗がありましたらご報告いたします。
厳正な捜査と判断が下されることを願っています。

 

 

以上、ここまで。

 

 

告発された方々含めて、多くの方が気になっていることは、現在の犬の状況です。

残されている犬70頭前後はいると思われます。

その子たちの暮らしが今、どうなっているのか。

清潔な環境で、十分な食事と飲み水があり、散歩などの運動もあり、、、

犬らしく幸せに暮らせているのでしょうか。

 

避妊去勢ワクチンフィラリア予防等の適切な医療処置は行われているのでしょうか。

 

どうしてあの時、全頭放棄をさせなかったのでしょうか。

(所有権移転の書面だけではレスキュー解決にはなりません)

受け皿を1頭ずつでも探して、あの場所にいる犬の頭数を減らさないといけません。

 

無責任に譲渡した栃木県動物愛護指導センターは数頭ずつでも引き上げて収容して、

適切な譲渡先を探す努力も出来なかったのでしょうか。

 

 

告発者の一人であるメロードッグレスキューの高橋代表、

ドッグトレーナーさんでもあり、とても真剣に犬のことに取り組む正義感の強い方です。

茨城センターにも譲渡先団体として登録されていて、少しずつ助け出して、

少し難しい子、馴化していない子でもトレーニングして譲渡に繋げてくださっていました。

それが昨年、栃木しっぽの会からのレスキュー犬を10頭近く抱えることになり、

メローさんのシェルターは満杯を超えました。

医療処置や弁護士費用も嵩み、保護活動にも支障をきたしています。

茨城センターから犬の引取は当面、難しくなりました。

私はとても大切な仲間を失った心境です。

若くて未来のある保護活動者。

 

 

行政の尻拭い、保護活動をうたって犬猫を集めた偽善者の尻拭い、

全ては命ある犬猫のためだけけにやっていることで、

そのために犠牲になる人間や犬猫を置き去りにはできません。

どうか皆さんもこの事実を忘れないでください。

 

栃木県や環境省などの動物行政に携わる方々に声を届ける、

適切な環境に犬たちを移動する、等、

何か出来ることはないでしょうか。

 

 

 

関連記事

忘備録【栃木県那珂川町 保護団体による多頭飼育崩壊】

 

 
何か次のアクションがあれば、出来る限りのことはしたいと考えています。
何が出来るのか、、、。
 
 

以下は、アルマの広告です。

カレンダーはご入金確認後、順次、発送します飛び出すハート

ご購入も大きな励みと応援になりますので、宜しくお願い致します。

 

2024年チャリティカレンダー販売中ですビックリマーク

 

1頭のご縁:¥・・・・・・が決まれば次の1頭を。

私たちに出来ることは、それを頑張って続けていくことです。

 

●四半期に1回の個別支援

アルマファミリーサポート基金

 

クレジットカードでのご寄付が可能になりました。
1回限り、継続して毎月500円~ 選べる支援方法
アルマ東京ティアハイム・サポート支援

 

 

●アニマルドネーション認定団体になりました。

寄付金の税制優遇が受けられます。

特定非営利活動法人アルマ

 

 

●Amazon保護犬・保護猫支援プログラムに参加しています。

 

 

●旅行やレストランの予約、贈答品のお買い物はこちらから

予約やお買い物で、アルマを応援してください。

 

 

●アニコム損保 ペット保険代理店

アルマ安心サポート

 

 

活動への応援、よろしくお願い致します。

2つのプログランキングに参加しています。
毎日一回、応援ポチッとクリックお願いします。
にほんブログ村 犬ブログ 犬 ボランティアへ
にほんブログ村