4.2
正月の能登メバル以来となるが、先々週と、先週に渡り、富山のホタルイカの接岸が好調とあってそれを捕食する【肴】魚達を捕獲するべく向かうは富山。
深海からの急激な駈け上がりの地形が特徴な富山湾。
湾の大部分は水深300メートルを超える。
一番深い所は水深1000メートルを超える。
山と海も物凄く近い。
3000メートルを、超える立山連邦。
1000メートルの富山湾。
その高低差4000メートル。
山と海が近ければ山からの栄養豊富な水が海へとダイレクトに流れ込み近海の海は生命が豊富となる。
能登半島も、福井県も、北陸の地形はこの様な所が数多い。恵まれている。
日本海全域に分布する深海イカ ホタルイカだが、その姿を目の前で確認出来るというのは深海のホタルイカが、独特の急激な海底の駈け上がりの地形で、深海から海岸の距離がすぐ側にあるという富山湾ならではの地形がソレを可能にしている。
特に暗い夜中に方向性を失ったホタルイカが、彷徨い、しまいには深海からの駈け上がりの潮によって海岸へと打ち寄せられる。といった感じ。
大量に接岸するホタルイカを捕食するチャンスと、普段の近海の多くの魚達も一斉にホタルイカを食べようと意識する。
その魚たちを釣ってやろうと言うこと。
週末にもなると、真夜中にも関わらず大人から子供から女性から、ホタルイカを救ってやろうと釣り人 以外の人も海へと集結。
近海は人も魚もお祭り騒ぎ。
二週に渡り土曜の晩に釣りに出かけた。
3.26
久々の釣り。
この日の富山の空は明るくあまり良い条件とは言えない。
魚が意識しているであろうホタルイカに特化したルアーズークイッドをchoice。
まんまホタルイカ……。
着水後、少し馴染ませてスッーと巻き、ふっと止める…
ルアーが斜めから縦になろうとした瞬間に、ガスン!!!
と魚が喰らい付く!
ガガガーー!と、思った魚より重い…
いいさいずのメバルか?
と思ったが、横に走った…
こりゃスズキだわ…。
1投目はスズキだった
ガッツリとズークイッドを、咥えていた。
やはり魚は 餌としてホタルイカを意識していたかな?(*^皿^*)
その後のキャストで
岸際から流れに乗せて、沖に沈んで行ったルアーを……… ぐっ。
ゴン!
ゴゴゴ。
魚は下の根に入ろうと懸命に抵抗!
手前まで休みなく抵抗!
こりゃメバル!
本命ー!と確信!
重量感あり。!
よし!!!
良いのがいきなり釣れた!!!!
最高ーーー!!!!
ホタルイカの、パターンだ!楽しいー!
なにも無い時間はなにも無い。
潮の流れとホタルイカの接岸が強く関係しているせいなのか、潮の動かない時は魚信は少なかった。
そんな状況でも、底付近までルアーを沈めて、びたっ!と止めて誘うと
これも美味しいお魚!
こいつは良く釣れる!
海底付近での捕食が多い魚の為 他の魚よりは海の条件に、左右されないイメージ。
で、こいつと遊ぶ!(*^皿^*)
遊んでいたら、…またガス!と違うアタリ。
グイーーー!直線的な走り。
笑笑笑 コイツです。
休憩も入れながら、たまには星を見て またチャンスタイムを待つ。
ゆるりゆるりと無心でルアーを引き寄せては、ストップしては、はたまた表層だけでゆっくり巻き続けてみたりと…
たまに根掛かり。
かと、思えばん?イカにイカが…。
笑笑笑 なんでもありin富山。笑笑笑
寒空無心でキャストの中
楽しい楽しい!
そして喰うのが楽しみ!
長々と釣りをした後は
次週へ続く。