前回の続きです。
アナログ時代と今と変わらない詐欺。
情報漏洩の結果。
さて、今回。
10年前の話しです。
Facebook メッセンジャーから友達申請。
UAE(アラブ首長国連合)ドバイの銀行頭取を自称。
何や困っているらしく相談に乗ってほしいと。
ついつい人助けで、どういうことなのかと返信。
メールを送るので読んで欲しいと。
ヤバいとイヤなのでアカウント作って彼専用に。
送られたメールの内容
詐欺「インドネシアの海上で遺体が発見された資産家がいます。私の銀行に預金を持つ資産家ピーター・ツボノです。彼は津波にのまれました。事故です。彼はその資産を引き継ぐ身内がいませんでした。私は調べてあなたが遺産相続すべき人物だと判明しました。彼のお金はあなたのものです」(抄訳)
日本語訳にすると相当怪しいですね。英語のままだともっと故人の財産の引き取りてがなく、銀行に問題が生じているような感じがあります。
その後のやり取り
私の返信「このお金は私のものではありません。お金の行き先に困っているのであれば、あなたのサインで喜捨(布施)してください。それほどの大金であれば福利になりますから。私はお金を受け取りません」
…と…。
詐欺「Oh!! Dear!!あなたはなんと誠実な女性なんだ」
私「あはは、私を試したのね」
詐欺「あなたを私の伴侶にしたい」
ロマンス詐欺にシフト
詐欺「おはよう。いい夢を見ましたか。私の隣でステキな夢を見てもらえると嬉しいな」
私「よく眠れました。そちらは何時ですか?」
詐欺「…(時差を確認)5時」
UAEからではないことが判明
次の日
詐欺「おはよう。一緒に朝ごはんを食べられると私は幸せです」
私 既読無視
その次の日
詐欺「おはよう。My dear.ベッドの上でおはようのキスを何回もしたいなあ」
私 未読
その次の次の日
詐欺「My dear.なんで返事がないの」
私 未読
さらに次の日
詐欺「My dear.なんで返事がないの」
私「仕事が忙しい。これから出かけます」
その日の午後
詐欺は私をブロックしました。
やったね!
結果!!
その後、そのメアドに迷惑メールがいっぱい。
もちろんそのアカウント捨てました。
退散しても迷惑メールを送るしつこさ。
この時の詐欺は英語の使い方から米語圏だとメールを読み直してから気づきました。
東南アジア?シナイ半島?南米?
詐欺にご注意。日本語できた場合、「てにをは」、フォント。けっこう注意ポイントあります。英吾なら英語・米語のスペルをチェックしてください。My dearと言いながらI love youがないです。
もしも気になったらメッセージください。
お金いただいていません。
単に被害拡大がイヤなんで。