子どもの卒業式
中学校での思い出といっても
多くもないし、泣くことはないかな
と思っていたけれど
小さい頃から知っている彼らの成長した姿をみていたら
感嘆と後悔と、いろいろな気持ちが巡ってきて
やっぱり胸が熱くなってしまった。
何もしらずに傷ついて、期待して
いろんなことを味わっているであろう
彼らの足どりは、
いかにもそれを主張しているけれど
だからこそ、讃えたい、
がんばれと声を掛けたい
そんな衝動に駆られてしまうのだ。
この3年間を、繰り返し思い出すひともいるだろう
ほとんどが忘れてしまうというひともいるだろう
でも、輝くようなこの刹那
例えようもない気持ちで
送り出したことを
私はいつまでも覚えているだろう
そして、これからも未熟なあなた達を迎えいれる度に
この時感じた想いと同じものを味わい
あたたかい気持ちで思い出すのだろう