保護犬のこと | バセンジー虎太郎の下町ガツガツ探訪

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気ままなバセンジー虎太郎(コタロウ)とお気楽母ちゃんが巡る東京下町。
ウマい話とウマイ物を探して放浪します。いつまで続くかは母ちゃん次第です(//∇//)

先々週、ドッグランで

普段あまり話しかけてくる事も無い飼い主

から突然…この子を手放したい。

誰か引き取ってくれないかと相談を

受けました。

まだ1歳数ヵ月のワンコ

???なぜ???

しかも私にどうしろと??

公営住宅に引っ越す事になり飼えないと。

飼い主は初老のご夫婦

もしかして丸投げしてきた??

里親を探すのであればチラシを作ったり

保護センターに連れていくなら

何処のセンター等

回りにいたお友達にも声かけして

一緒に説明をしました。

こちらも引き取り先をを探すために

方々に声かけをしていました。

翌日、日頃あまり手入れされていない感が

半端なかったのをみかねて

ある方がちゃんとお手入れしてから

出してあげた方がいいのでは?など

助言してくれました。

その後、飼い主から

姉が引き取ってくれる事に

なりましたのでもう大丈夫です。

と報告があり安堵。

折角受け入れた命を手放すなんて

事情はどうあれ避けたい事だし、

公営住宅に入るには何度も抽選があったり

するので、なら何故犬を飼い始めたの?

色々思いはありましたが仕方ない事だ

と我に言い聞かせたものの、

安易な気持ちがとても許せなかった。

それから2日程はランにも連れて来ていて

波風たてたくなかったのもあり穏便に

時間を共有してました。

ところが、ある日の夜、ランにチラシを

持った女性が現れ、こちらのランのまわり

をウロウロしていた犬を保護しました。

ご存じですか?と。

写真を見ると正にその子でした。

首輪の色、体格、等一致しています。

保護主さんは直ぐに警察に届け、

保護センターにも伝え、飼い主からの

問合せは入っていないとのことでした。

こちらの一連の事情を伝え、

置き去り…として直ぐにでも里親を

探してあげなければという事で

動いて頂きました。

まだ、実際に保護犬を見たわけでは

無いのでその子なのかは、

確定したわけではなかったのですが、

ただ、その日はランに来ていなかった。

前日まではランに来ていたし、

それからパッタリと来なくなっている。

飼い主が探しているのであれば

ランに来ていたいつもの時間に

居なくなったと私達に話に来るはずです。

幸い、早朝のラン仲間、夕方の仲間と

連絡を取れる立場だったので

帰宅後、状況を説明し協力を仰ぐ事が

できました。

先ずは飼い主の連絡先

ランに登録しているはずなので

申込書の確認

これは管理事務所で調べてくれました。

個人情報故に開示はしていただけませんが

該当先に電話をしたが留守だったと

何度かかけてみますとの事でした。

そんな中、保護主より里親が決まりました

と連絡を受け、明日警察から引き取り

里親の元へと引き渡しとなりました。

保護主、飼い主でなければ取り次いで貰え

ないため確認するのは引き取り当日

私も立ち会わせて頂く事になりました。

明日綺麗にしてもらい新たな家族の元で

幸せに暮らしてほしいと願うばかりです。