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今年の11月、シングー支流イリリ川のタライロン・チーム隊員募集

 

怪魚が跳ねる!

 

淡水シーラカンスのニックネームを冠する異形のタライロン。まさにアマゾン怪魚の代表格です。彼らの生息地は地域が限られますが、アマゾン南岸では、タパジョス河とシングー河の中~上流が本場です。シングーでは、支流であるイリリ河に特に多く潜んでいます。

 

 

イリリ・タライロン

 

以下のスケジュールでタライロンを攻略するチームを企画しています。

 

 

イリリ・タライロン・ファイト

 

2019年11月

2日:日本発

3日:ブラジル着、一泊

4日:国内便でベレンへ、国内便で移動してアルタミラ1455着、車両にてイリリ川中流へ

5日:フィッシング

6日:フィッシング

7日:フィッシング

8日:フィッシング

9日: 車両にてアルタミラ戻り、アルタミラ 1535発、国内便で国際線出発空港へ、ブラジル発

10日:機中

11日:日本着

 

現在、希望参加者さんがいますが、追加隊員募集です。滅多にないチャンスと思います。

 

 

 

イリリ・タライロン

 

興味がありましたら、メールください。詳細をお伝えします。

 

graogbr2008yahoo.co.jp

 

★を@にして送信ください。

2019年11月・チリ、隊員募集

サルモニダエのグランドスラム・チーム隊員募集

 

今年の11月末から12月始め、チリのパタゴニア北部の釣行を企画しています。

 

 

美しいプエロ川

 

スケジュールは、以下です。日程⇒10日間:釣り日数:約5日間

 

2019年

11月27日(水):日本発   

28日(木):サンチャゴ着、オガワ合流、夕方サンチャゴからプエルト・モントに空路移動、夕食は海鮮、プエルト・モント泊

29日(金):早朝にプエロ川のロッジへ移動(3時間)、午後ボート釣り、ロッジ泊

30日(土):終日ボート釣り、ロッジ泊

12月1日(日):終日ボート釣り、釣りの後プエルト・ヴァラスへ移動、ジャンキウエ湖畔のコテージ泊

2日(月):マウリン川のボート釣り(終日)、コテージ泊

3日(火):ジャンキウエ湖で終日陸っぱりの釣り、コテージ泊

4日(水):早朝に岸辺から釣り、午前中プエルト・ヴァラスからプエルト・モントへ移動、昼頃プエルト・モントからサンチャゴに空路移動、サンチャゴ発

5日(月):機中

6日(火):日本着

 

募集は、3名までです。

 

参加費用:

お一人様の場合:5000ドル/

お二人様の場合:3500ドル/

お三人様の場合:3000ドル/

 

値下げしました!

お一人様の場合:4150ドル/人

お二人様の場合:3000ドル/人

お三人様の場合:2500ドル/人

 

参加費用に含まれるもの:プエルト・モント着から発までの食事、宿泊、ボート、現地ガイド、オガワのガイド+ウンチク、釣りライセンスなど

 

含まれないもの:日本↔プエルト・モント往復チケット、飲み物や電話などの個人経費、チップなど

 

プエロ川のキング・サーモン

 

プエロ川のロッジ

 

キング・サーモンに実績のあるルアー

キング・サーモンに実績のあるフライ

 

このチームで狙うターゲットは、多種のサルモニダエ(サケ科)魚類です。プエロ川は、レインボウとブラウンの領域ですが、キング・サーモンが遡上します。11月末~12月初頭は、かなり期待できるシーズンです。最大で25kg級の実績もあります。プエロ川では、3日間釣りをして、ボート1隻について1尾のサーモンをキープできます。

 

 

マウリン川のシートラ

 

マウリン川のアトランティック・サーモン

 

マウリン川も同様にトラウトが主体ですが、シーラン・ブラウン・トラウト(いわゆるシートラ)とアトランティック・サーモンが遡上します。シートラは、8~10kgの実績があります。

 

 

ジャンキウエ湖のコーホー・サーモン

 

ジャンキウエ湖は、コーホー(シルバー)・サーモン、アトランティック・サーモン、レインボウやブラウンが生息していますが、狙いはコーホーです。アベレージは、1~2kgですが、5kg級の実績もあります。ジャンキウエ湖では、1日一人の釣り人が、コーホーを2尾キープできます。トラウトは、すべての場所でリリースが基本です。

 

 

プエルト・モントの海鮮料理

 

プエルト・モントの一泊の夕食は、名物の海鮮料理とチリ・ワインを予定しています。ジャンキウエ湖畔のコテージは、自炊形式です。

 

 

宿泊予定をしているジャンキウエ湖畔のコテージ

 

プエルト・モント地方は、たいへん雨が多い地域です。5月~8月が特に雨が多く、チーム催行の11月~12月は減りますが、それでも結構降ります。雨合羽は必携です。催行時期の最低気温は7℃くらい、最高気温は17℃くらいで、かなり寒いので防寒具を用意しましょう。もちろん、釣り具とウェーダーは、必携です。

 

マウリン川のブラウン

 

★この企画は、私の調査釣行ですが、ターゲットはたいへん多彩です。参加費用は、かなり抑えてありますし、いろいろなサルモニダエと出会える稀なチャンスかと思います。もし興味がありましたら、下記にメールお願いします。

 

grogbr2008yahoo.co.jp

 

★を@にして送信ください。

著作の宣伝・5

実際のブラジル化石採集のお話しも書いている。

 

採集中のグランデ

 

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   2017~18年度チーム隊員募集

著作の宣伝・4

アマゾン誕生の驚異と古代生命の秘密には、昔PCで描いた古生物イラストが載っている。

 

マニラプトラのイラスト

 

この他に、アストラポテリウム、狂鳥、パンパテリウム、スミロドンなどのイラストも使った。

 

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著作の宣伝・3

アマゾン・ドット・コムの購入ページには、こんなのも載っている。

 

出版社からのコメント

 

アマゾンマン松坂實の友人で、博物学者&釣魚名人グランデ・オガワのアマゾン博物学の第一弾です。本誌に掲載されている写真、図版、イラストすべてグランデ・オガワの自作です。野人松坂實の対局に燦然ときらめく、知の巨人渾身の一冊。当社では、最新のオンデマンド印刷機を備え、絶版なしの出版体制を整えています。

 

はははは…… 知の巨人だってさ! 進撃しちゃおうか。

 

恐竜と一杯のグランデ

 

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著作の宣伝・2

アマゾン・ドット・コムの購入ページを開くと、こんな紹介文が載っている。

 

商品の説明:内容紹介

 

かなり昔っから、「アマゾンは海だった!」という諸説が巷で語られている。神秘雑誌の愛読者系なら、チベットの僧院に保管されている伝説の粘土板に古代世界地図があって、南アメリカ大陸のど真ん中に巨大な海が描かれていたというミステリー説を支持するかも知れない(笑)。ブラジルの北東地方セアラ州に分布するサンタナ層群から中生代白亜紀の浅海性の魚類化石が多産することを傍証にして、アマゾンが海だったと説いているのを某雑誌で読んだことがある。しかし、これは勘違いである。サンタナ層群が含まれるアラリッペ堆積盆地帯は、まったくアマゾン地方と呼べない。海に生息する異尾類(コシオリエビ類)がアマゾンに生息することを傍証にした説もあった。これは、ろくに勉強もしないで書いたに違いない。タンスイコシオリエビは、ラ・プラタ水系やブラジル南部の独立河川に分布するが、アマゾンに生息すると聞いたことがない。 アマゾンが海だった説の発端は、そこに海水起源の魚類がいろいろと生息していることと関連が深い。昔は海だったんだけど、淡水になってもそれらが生き残ったと考えるのは、確かにもっともらしい。しかし、ただそれだけでは直線的に過ぎるし、平易でもある。南アメリカ大陸の海洋や河川湖沼の地史的な変遷は、もっとずっと複雑である。 本書は、アマゾン地方の地史&古生物と南アメリカの各地で発見されている化石類、アマゾンの誕生、そして新熱帯区に生息する多様化した魚族の起源に関連した事象を紐解いていく。

 

アマゾン地域の地質図

 

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著作の宣伝・1

このところ、かなり相当怠けている、このブログ……(汗)

 

ちょっと自己宣伝を書いてみよう。

 

去年リリースされた本がある。

アマゾン誕生の驚異と古代生命の秘密

サブ・タイトルは、南米淡水魚の進化に肉薄する !

 

本の表紙

 

アマゾンで購入できる

 

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フィッシュ・スカルの再来・9

フィッシュ・スカルの組み立ては、出来合いのプラモデルとちょっと似ているところはある。でも人工の造形ブツであるプラモデルは、各部の部品がぴったりと組めるようにできてるから、完成させるのに難しいことはない。

 

プラモデルのスピノサウルス骨格

 

しかしながら、天然ものスカルでは多くの部品が、きちんとぴったり組むことが不可能である。たとえば関節のように動く部分の接合隙間には、骨と骨の間に軟骨というものがある。骨を剖出して脂抜きを処理すると、その軟骨は消滅してしまう。軟骨は、油脂のかたまりみたいなもんなので、残しておくと酸化して黄ばみもスゴいしね。関節部の両側の骨を、どんな位置で、どんな角度で接着したら良いのかのマニュアルは、天然スカルには添付されてな~い(笑)。

 

オレとスカル

 

天然ものスカルの組み立ては、試行錯誤の繰り返しという経験値も必要である。でも、プラモデル組み立てよりも、ずっと面白いよ。

 

【短編の終了】

 

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フィッシュ・スカルの再来・8

ヴェネズエラのマラカイボ湖に近い新生代・新第三紀・中新世の上部(500万年前ころ)とされるウルマコ層から、ハマギギ類の化石が報告されている。Aspistor verumquadriscutisという種だ。

 

化石ハマギギ類の背面

 

上の画像の右側は、比較のための同属・現生種である。次に裏面を見てみよう。

 

化石ハマギギ類の裏面

 

比較のための右にある骨に、逆さまになった十字架のキリストくんがいるね。化石になってるほうは、かなりおぼろげだけど、ゾンビーに風化したキリちゃんがいる。

 

ドラス類のヒレ棘化石と現生種比較

 

ウルマコ層ってのは、化石の宝庫で、いろいろ面白いブツが発見されているとこだ。非常に多種の巨大種を含むワニとか、カメ類。哺乳類も少なくないし、他の魚化石も数多い。トゲがたくさん並んでいるドラス系とか、現生のピラムターバ(ピライーバと同属)に似たピメロデラ系なんかが産している。

 

現生ピラムターバと化石の比較

 

ちなみに、これらドラスとピメの化石画像が載っている、「Palaeontological Evidence for the Last Temporal Occurrence of the Ancient Western Amazonian River Outflow into the Caribbean」という論文のオーサー(記載者)の一人は、オレの知人であるマーク君である。

 

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フィッシュ・スカルの再来・7

古来よりカトリック法曹界で知られているクルシフィックス・フィッシュと呼ばれるブツがある。すなわち「十字架魚」(笑)。

 

ありがたやありがたやのフィッシュ・スカル

 

こいつは、ある種族のナマズ類の頭骨の裏面であ~る。ある種族とは、いわゆる「海ナマズ類」、すなわちナマズ目のハマギギ科(アリウス科)、マウスブルーダー・ナマズである。

 

ブラジル沿岸のハマギギ類たち

 

アリウス類は、世界中の沿岸に生息している。アマゾン河口部にも何種類かいる。まあ先のお話しになると思うけど、気が向いたらクルシフィックス・フィッシュでも拝んでみるかも知れない。

 

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