アメフト観戦女子(関西)のブログ

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🏈全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦 クリスマスボウル🎄 立命館宇治高校vs佼成学園高校 ちょこっと

 

今年中にこれだけはアップしておこうと思ってざっくり書いてます。

全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦 クリスマスボウル🎄 立命館宇治高校vs佼成学園高校の試合。

対戦は4回目、横浜スタジアムでの対戦は3回目の両者の試合は、横浜スタジアムで滅法強い立命館宇治高校が佼成学園を下し、3度目のクリスマスボウル優勝を勝ち取りました!

 

試合結果【立命館宇治高校 19-11 佼成学園高校】

 

コイントスに勝利した佼成学園高校は前半最初のドライブから、エンジン全開! エースRB6宮本のビッグゲインなどで敵陣ゴール前まで迫り、4thダウン。佼成学園がK1北本の26ヤードフィールドゴール成功で先制します!

一方の立命館宇治高校のファーストドライブは1度FD更新があったもののパントへ。佼成学園の次のドライブもパントに終わり、ロースコアゲームになるのかと思われました。

ここで、佼成学園のパントしたボールを立宇治リターナー13番山本依武希がリターン6! パントリターンタッチダウンで立命館宇治高校が、攻守蹴の蹴(スペシャルチーム)の強さを見せつけます!

さらに立命館宇治高校は第2Q、自陣16ヤードからの攻撃でQB3井口→WR1林俊成へのパス成功でFDを更新するとエースRB0漆原のナイスゲインなどで敵陣へ。じりじり時間を使いながら敵陣25ヤードまで進め、最後はK25内野の42ヤードフィールドゴール成功!
前半は立命館宇治 10-3 佼成学園で折り返します。

 

後半最初の得点チャンスを手に入れたのは佼成学園! 立宇治のパスを佼成学園5番関がインターセプト! FGは固いと思われたこの場面でしたが、佼成学園のスペシャル失敗。意表を突いたプレーも得点なりません。立宇治は自陣9ヤードからの攻撃で、エースRB0漆原が左から右へと走路を変えての独走タッチダウン! キックは不成功も立命館宇治高校は16点とリードを13点まで広げます。

その後、QB7小西のナイスゲインなどで敵陣まで攻め込んだ立宇治がK25内野のフィールドゴールでリードを広げた後の第4Q。

ここから佼成学園意地の逆襲が始まります! 立宇治の反則やRB6宮本のナイスゲインで敵陣まで攻め込んだ佼成学園は、QB16石川→WR22堀川へのタッチダウンパス成功! さらにはWR25小林への2ポイントコンバージョンも決め、19-11! 点差をワンポゼッション差に縮めます!

さらに立宇治のフィールドゴール失敗で攻撃権を手に入れた佼成学園はラストドライブへ! この日交代で登場したQB17仲田からWR小林へのパス成功、RB6宮本へのパス成功などで一気に敵陣まで攻め込む佼成学園! しかしこの試合何度も佼成学園を苦しめた立宇治ディフェンス陣がここでも活躍。ロングパスを立宇治DB13山本依がインターセプトで万事休す。

 

立命館宇治高校が横浜スタジアムで3連勝となるクリスマスボウル3度目の優勝となりました!

佼成学園はまたもや、「立宇治@横浜スタジアム」の前に敗れました。
 

立宇治リターナー13番山本依武希(2年)のパントリターンタッチダウン!

横浜スタジアムでこのパントリターンタッチダウンを見たときに「ウォー!」と大興奮。元々リターンには定評のある13番山本選手でしたが、大舞台でその走力が爆発しましたね! すかさず逆転に成功したことで、一気に立宇治にモメンタムを持ってきた気がします。立命館宇治高校は攻守とさらにはスペシャルチームもレベル高いんだぞ! と見せつけたプレーとなりました!
 
立命館宇治RB0漆原大晟(3年)の91ヤード独走タッチダウン!
第3Q、佼成学園の得点チャンスをつぶした後の立宇治は、エースRB0漆原選手が91ヤードを走り切る独走タッチダウン! めっちゃ速い漆原選手はもちろん、この写真おかしくないですか? 実は横で走っているのはQB7番小西選手! このプレーで漆原選手にハンドオフをしたQB7小西選手が全速力で追いつき、ブロックに貢献! 帰ってきて写真見返して、さらに配信動画でその速さを見て唖然としました(笑)。
立命館宇治高校の強さは得点をあげた選手らの個人技はもちろん、各選手が自分たちの仕事をさぼらずコツコツやっている成果なんだなと感じさせられました。いやはやでも漆原選手の独走凄かったですね! 
 
🏈立宇治のタイムコントロール!
 
このクリスマスボウルでも立宇治のタイムコントロールのうまさが光りました! それが顕著に表れたのが第2Q残り5:54からのドライブ。ここで立宇治は時間を使いながら前半最後の1秒でフィールドゴールを成功させ追加点を獲得しました。10分クォーターの中でほぼ6分を一つのドライブで使い切って点を取るんですから、立宇治の試合巧者ぶりが遺憾なく発揮されていたかなと思います。
今年に関して言えば、時間を使わないプレーも準備していたと思うのでそれも見たかったかなー。京都府大会や全国大会箕面自由戦などで見せた立宇治のノーハドルドライブ。今年のファーストダウンをとっても時計が動き続けるというルール改正に即した準備かと思いますが、クリスマスボウルでも登場するんじゃないか? と楽しみにしていたんです。結局、展開的にそういう場面はやってきませんでしたね。
山本(依)選手のパントリターンタッチダウンで逆転してからは終始リードをし続け、しっかり時間を使って相手に逆転を許さなかったという点においても今年の立宇治の安定感は素晴らしかったなと思いました! 
 
佼成学園エースRB6宮本樹音(3年)のビッグゲイン!
今年はランプレー中心にオフェンスを組み立てていると聞いている佼成学園。ファーストドライブでその片鱗を見せ、「さすが佼成学園」と思わされました。特にRB6宮本選手のランは脅威! なんでしょう、ぬるぬるっと抜けてなかなか捕まらない。もちろん抜けてから速い! 
ビッグで強力なオフェンスラインのブロックも見ごたえありました!
 
佼成学園WR22堀川丈太郎(3年)のタッチダウンレシーブ!
ボケボケですが、本当にこのプレーは素晴らしかった!! 2ポゼッション差に広げられた佼成学園はこのドライブパス中心で進め、きっちりとタッチダウンを取ってさらには小林選手へのパス成功で2ポイントコンバージョンも成功! 最後まで諦めない佼成学園の意地が見えましたね。この時点ではまだまだ同点までにチャンスは残っており、このパスプレー中心のドライブの再来が待たれましたが、ラストドライブはインターセプトに終わってしまいました。
 
🏈積極的にスペシャルを狙う佼成学園!
 

今年はチャレンジャーとしての挑戦を続けていると聞いていた佼成学園。そんな佼成学園の積極的な姿勢や意気込みが見られたのが、第3Q、FGフェイクのスペシャルでしょうか。あそこはねー、蹴っておけばと思うんですがそれも結果論ですよね。前述のとおり立宇治は時間の使い方が抜群にうまくまた、かなりディフェンスでプレッシャーをかけていますから、取れるときに取っておきたいという気持ちも分かります。

そんな中追い込まれてからの佼成学園、第4Qのがむしゃらに得点を目指すドライブは迫力十分でした! 止められてもパスでドンドン放り込んで来て、最後はWR22堀川選手へのタッチダウンパス成功! さらには交代がバタバタした後でもしっかりと2ポイントを決める勝負強さ。佼成学園がここまで8年連続クリスマスボウルに出場している理由が分かるドライブでした。佼成学園にとって鬼門のクリスマスボウル@横浜スタジアム。佼成学園はきっとこの悔しさをバネにさらに強くなっていくのでしょうね。

 

立宇治vs佼成学園は名勝負が多いのですが、今年も大興奮の試合でした! 素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手の皆さんに感謝の一言です。あとこの試合って本当にディフェンス合戦で。ファーストダウン、セカンドダウンの一つ一つのライン勝負がとても楽しいゲームでした。立宇治はDL96東正選手、あと最優秀ラインメンに選ばれたDE81山口選手など。佼成学園はDL97高野選手めちゃくちゃ凄かったですね! DL90下関選手、DL91犬飼選手などのプレーも目を見張りました。書けなかった部分は写真館でまたご紹介できるといいな。

 

以上、クリスマスボウルちょこっとレポでした。

 

🏈今年もアメフトめっちゃ観ました。

 

振り返れば今年もたくさんの試合を観戦しました。

11月まで自分で数えて確か40数試合くらいだったので、今年1年で生で観戦したのは40~50試合くらいかな。NFLを含めるとどのくらいかもう分からない(笑)。

 

いろいろあった一年でしたが、私にとってはたくさんの素晴らしいプレーを堪能した一年でした。38年ぶり阪大Div.1昇格もありましたしね! まだ書けてないレポはまた来年に。

皆さんにとって、来年もまた楽しい🏈観戦イヤーになりますように。

良いお年をお迎えください。

 

(終わり)

 

 

🏈大産大附属高校vs立命館宇治高校 ちょこっと

 

12月10日王子スタジアムにて行われました全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会準決勝、関西決勝は高校アメフトファンの期待を裏切らぬ大熱戦! 目まぐるしくモメンタムが変化する試合を制したのは立命館宇治高校! 立命館宇治高校が、2年ぶりにクリスマスボウル出場を決めました!

 

試合結果【大産大付属高校 13-21 立命館宇治高校】

 

試合はまずはディフェンシブに。

立宇治ディフェンスの狙いが「ストップ・ザ・片桐」だとすれば、大産大付属ディフェンスは「ストップ・ザ・漆原」(多分)!

両者ディフェンス陣がプラン通りに相手オフェンスを止めた後、パントのボールを立宇治リターナーがファンブル! 大産大付属52番竹原が確保し、大産大付属が敵陣からの攻撃権を手に入れます!

なんとここから大産大付属オフェンスはわずか2プレー!

ランの後、QB0片桐からWR13阪本(1年)へのパス成功、そのままエンドゾーンへタッチダウン! K藤東のキックも成功し、大産大付属が7点を先制します!

立命館宇治はすかさず反撃開始。エースRB0漆原のランなどでファーストダウンを更新すると、WR1林俊成へのパス成功、クオータータイムを挟んでWR13山本依武希へのパス成功、最後はWR81山口へのパス成功でタッチダウン! K25内野のキックも成功し、立命館宇治高校も一歩も引かず。取られたら取り返すのタッチダウン返しで同点に追いつきます。

その後両者ディフェンス陣が踏ん張り、前半はそのまま7-7で折り返す両者。勝負は後半に委ねられます。

 

後半は立命館宇治高校のリターンから。立宇治は、自慢のラン中心のドライブがじわりじわりと前進! RB0漆原のランなどでFDを更新すると、最後もRB0漆原へのスクリーン成功そのままエンドゾーンへタッチダウン! キックも成功し、7-14とこの試合初めて立命館宇治高校がリードを奪います。

その後、立宇治はDB13山本依のインターセプトや、大産大付属LB44有川のQBサックなどでドライブがパントに終わる中、第3Q途中から大産大付属オフェンスが息を吹き返します。WR85村井へのパス成功、RB3岩成のランなどでFDを更新するも、サードダウンロング。ここで大産大附属WR85村井へのロングパス成功! 一気にゴール前へ迫ります。最後はエースRB3岩成のランでタッチダウン! 大産大付属が同点へ……となりませんでした。TFP、キックを立宇治伊東がブロック! キック不成功で大産大付属の得点は13点。大産大附属13-14立命館宇治と1点が重くのしかかります。

第4Qの攻防も熾烈でした! QB3井口のキープ、RB0漆原のランなどでゴール前まで攻め込み追加点を狙う立宇治。しかし、ゴール前でのランプレーで大産大付属DB4小野?がファンブルフォース! リカバーも大産大付属となり、攻撃権は大産大附属高校へ! 立宇治に点を与えません。返す大産大付属のドライブでは立宇治のディフェンス陣の強烈なプレッシャー! たまらず投げたボールを立宇治LB18桐間がインターセプト! 大産大附属に振れたモメンタムを立宇治が引き戻すビッグプレー。立命館宇治高校は敵陣30YD付近よりの攻撃権を手に入れます。最後はRB20森本のオープンのランでタッチダウン! キックも成功し、立命館宇治高校がリードを8点に広げます!

しかしまだまだワンポゼッション差。大産大付属は試合残り2分少々からの同点ドライブを狙い、この試合何度か登場しているQB9番小林へ。QB9小林からWR0片桐へ見事なロングパスを成功させた大産大付属は敵陣30YDまで前進。しかし立宇治DB陣、DB25内野とDB13山本依のカバーもあり4thダウンに追い込まれた大産大附属高校はギャンブル失敗となり万事休す。

大産大付属の反撃を抑えた立命館宇治高校が二年ぶりのクリスマスボウル出場を決めました!

最後の最後まで熱く、ハラハラドキドキの試合でした。

ナイスゲームにスタンドからは大きな拍手が送られました。本当に良い試合を見せてもらいました!

 

立命館宇治高校WR81山口祥太朗(3年)のタッチダウンパスレシーブ!

なんとDEも兼任している立宇治81番山口選手! オフェンスでもディフェンスでも存在感のあるプレーで勝利に貢献しました!! いやー、この試合は本当のお互いのディフェンス陣が踏ん張りなかなか得点が得られない中、ここぞという時に頼りになる存在です!

 

🏈総合力の立宇治!

ハドルマガジンさんの「攻守蹴」の一言になるほどと頷いた私。

キャプテンDL96東正選手を中心としたディフェンス陣の固いディフェンスとQB3井口選手を中心としたオフェンス陣。またこれまで全国大会の追手門戦ではK25内野選手のフィールドゴール成功でリードを広げる展開もありました。関西の多くのライバル達を総合力で跳ね返してきた立命館宇治高校が関西決勝でも強敵大産大附属高校を下し、クリスマスボウル出場を決めました!

 

大産大附属高校WR85村井駿午(3年)のパスレシーブ!

大産大附属高校は、ランが出ない苦しい状況の中この一発のパスで状況を打開していました! 特にWR13阪本選手とWR85村井選手へのロングパスは見事でしたね! また片桐選手をワイドレシーバーとして起用するプレーも魅せてくれました! 強さを見せた大産大附属高校でしたが、立宇治の総合力の前にクリスマスボウル出場とはなりませんでした。

 

🏈負けてなお、強さを感じた大産大附属高校!

片桐選手中心のオフェンスに大注目だったこの試合。キーププレーは立宇治のディフェンス陣に止められたものの、ランがダメでもパスがあるとばかりのパフォーマンス素晴らしかったですね! 昨年から続く「大阪強し」の流れの中、この関西決勝でも大阪1位の意地を見せてくれました。

 

ちょこっとレポを書くために写真を見返しましたが、現場での興奮を思い出してまたもやじーん。高校アメフトのレベルの高さを感じる、流石関西決勝と思わせてくれるナイスゲームでした!
 

(つぶやき)

この試合の配信の実況はタージンさん! 解説はおなじみ上村編集長でした。古参NFLファン的には増田アナとかタージンさんとかNFL名物実況が国内高校アメフトの場に来てくれるのがとても嬉しい。タージンさん、盛り上げナイスです! 

 

 

🏈いよいよ、明日はクリスマスボウル!

明日はいよいよ高校最強を決める頂上決戦。

クリスマスボウル@横浜スタジアムです!

 

クリスマスボウル@横浜スタジアム

12月24日 13:00~

佼成学園高校vs立命館宇治高校

 

二年ぶり4度目の対戦の両者。因縁の戦いは見逃せません!

正直ね。佼成学園はリベンジに向けて闘志を燃やしているはずです。思い返せば2018年、立宇治が佼成学園に大逆転を喫し敗北してからこの両者のクリスマスボウルでの因縁は始まったかと思います。2019年、2年連続でクリスマスボウル出場を決めた立宇治は横浜スタジアムでクリスマスボウル初優勝。さらに2021年、またもや横浜スタジアムでの再戦となった両者の戦いは、さよならフィールドゴール成功の劇的な幕切れで立宇治の勝利。常勝佼成学園が、立命館宇治に2度もやられていることに危機感を覚えていることは間違いありません!

 

三度目の横浜スタジアムでの両者の対戦となるこのクリスマスボウル。佼成学園は周到な準備で立宇治を迎え撃とうとしていることでしょう。うむむ。チャレンジャーとなった佼成学園がどのくらいの強さを見せるのか。立命館宇治高校が相手の闘志を跳ね返し、どれだけ食らいついていけるのか。これはドキドキの一戦ですね。

 

ハドルマガジンの展望も読みましたが、やはりライン戦が注目でしょうか。とにもかくにも勝負は当たってみないと分からない! 楽しみすぎるクリスマスボウルは24日クリスマスイブ! 

素晴らしいゲームを期待しています!

 

ネットでの中継もあるので、ぜひご注目ください!!

 

(終わり)

 

 

🏈大阪大学vs桃山学院大学 ちょこっと

 

時間がないのでさくさくっとご紹介。

12月2日MKタクシーフィールドエキスポで行われましたDiv.2最終戦、大阪大学vs桃山学院大学の試合は、最後の最後まで勝負の行方の分からない大接戦となりました! 

 

試合結果【大阪大学 3-6 桃山学院大学】 

 

試合は序盤からディフェンス合戦。桃山学院がDL90西村のロスタックルなどで阪大オフェンスを抑えると、阪大も桃山学院のドライブを3点に抑え両者一歩も引かずがっぷり四つ。前半を終了して阪大0-3桃山学院と痺れる展開にファンも勝負の行方を見守ります。

後半に入っても得点の入らないじりじりした我慢合戦は継続。阪大はLB41松川のインターセプトで手に入れた攻撃権をタッチダウンまでもっていくことができず。K79駒村のフィールドゴール成功で第3Q同点に追いつきます。 

勝負のかかる第4Q、阪大のフィールドゴール不成功で終わった後の残り時間2分から最後のドライブにかける桃山学院の猛攻がすごかった! RB3森のラン、QB11木村からWR14永峰へパス成功などで敵陣まで攻め込んだ桃山学院は最後、キッカー4番藤井の40ヤードフィールドゴール成功! 

お互いの良さを消しあうディフェンス合戦を制したのは桃山学院! 

桃山学院が決勝フィールドゴール成功で入れ替え戦出場に望みを繋ぎました! 

阪大は全勝入れ替え戦出場はならず。次の日の同志社vs大阪公立大の試合の結果に委ねられました。 

 

桃山学院大学K4藤井龍馬(3年)のサヨナラフィールドゴール成功!

息詰まるディフェンス戦となったこの試合。押したり引いたり、お互い良いところまで行ってもタッチダウンが取れない展開の中、最後の勝負を決めたのはフィールドゴールでした! K40藤井選手が落ち着いて決め3点追加! 総合力で上回った桃山学院が入れ替え戦出場への意地を見せました!

 

大阪大学DB1澤田悠太(3年)のパスカット!

大阪大学のディフェンスも頑張ってました!! 桃山学院はWR0洞口選手、WR14永峰選手などウエポンが豊富で強力なオフェンスを見せる中フィールドゴール2本に留めたのは大阪大学のディフェンス陣の頑張りでしょう。一方でインターセプトなどで手に入れた得点チャンスをものにできなかったのが阪大の誤算でしょうか。大阪大学は全勝とはならずこの時点では入れ替え戦出場は次の日の試合の結果に左右されることとなりました!

 

🏈同志社大学vs大阪公立大学 ちょこっと

12月3日たけびしスタジアム京都で行われましたDiv.2最終戦、同志社大学vs大阪公立大学の試合は、同志社大学が圧巻のパフォーマンスで最終戦を勝利で飾りました!

 

試合結果【同志社大学 56-0 大阪公立大学】 

 

前の日の結果により、入れ替え戦出場がなくなった同志社はプレッシャーから解放されたのか何なのか。オフェンスが序盤から大爆発! 一体どうしてこれだけのオフェンス力があるのに2敗もしたのかと思わされるパフォーマンスでファンを沸かせます。 オフェンスでは、QB15佐々木からWR6向井へのパス成功、TE87脇田へのパス成功などでゴール前へ前進。最後はQB15佐々木のスニークでタッチダウン!  その後も公立大学のオフェンスをファンブルリカバーで抑えたドライブでもFB49荻原へのタッチダウンパス成功、さらに、RB13樋口のランでタッチダウン! DB21西川のインターセプトから手に入れたオフェンスでもWR81吉森へのタッチダウンパスを成功させ28点をリード!  恐ろしいほどの爆発力で大阪公立大学を寄せ付けません。後半に入ってもRB26久場へのスクリーンでタッチダウン、TE87脇田のタッチダウンパスレシーブ、WR81斎田のタッチダウンパスレシーブ、さらには交代で登場したQB17原田のタッチダウンランなどでなんと合計56点を獲得! これまでの鬱憤を晴らすようなパフォーマンスで、最後の試合を見に駆け付けたファンたちに勝利を捧げました! 

一方の大阪公立大は勝利すれば入れ替え戦に望みを繋げるとあって、緊張もあったのか。同志社が先制した後のドライブではQB8篠原からWR85清水へのパス成功、WR81仮屋へのパス成功、WR1石田へのパス成功などでゴール前まで迫るもそこでファンブルロスト。その後もオフェンスが進もうとするもインターセプトや、スペシャル不成功。ギャンブル失敗などで、その差を詰めることが出来ず。入れ替え戦出場はなりませんでした。大阪公立大学にとっては力を出させてもらえない辛い展開でした。

 

 

同志社最初のタッチダウン! QB15佐々木康成(3年)のQBスニーク!

オフェンスラインもろともエンドゾーンへ突っ込んでいくQB15佐々木選手! この試合の同志社は本当に2敗しているチームとは思えないほどの驚異的なパフォーマンスでこれでもかこれでもかと得点を積み重ねていました! QB15佐々木選手のクォーターバッキングも素晴らしかったですね。今年を総括すると結局望む結果を得られないシーズンだったのは間違いない同志社。来季はDiv.2、3位相当からのスタート。しかも4年生がたくさん抜けた後のチーム作りということで、チャレンジャーとして0からのスタートを切ってほしいと思います。 しかしファン目線からすれば、この試合は本当にスカッとさせてもらいました!!

 

大阪公立大QB8篠原呂偉人(4年)のパススロー! 

関大一高時代から活躍を知っている個人的に大注目のQB8篠原選手。この試合でもラッシュから逃げながらのパス成功や、自らの足でファーストダウン獲得などチームを引っ張るプレーが素晴らしかったです! 公立大は、同志社ののびのびしたプレーの前にしてやられた感があり。最後の最後自分たちの思うような実力を発揮することはできませんでした。

 

最後、スタンドに集まる観客をまっすぐに見つめるキャプテンたち。同志社の最後の挨拶にも公立大の最後の挨拶にもじーんと胸が熱くなり。 帰宅してインスタにあがった同志社の最後のみんなの笑顔の写真にさらにありがとう、おつかれさまと涙でした。 

 

両チームは入れ替え戦出場ならず。Div2残留です。

 

 

🏈明日は入れ替え戦!

 

以上の結果を持ちまして、Div.1-2入れ替え戦は下記のカードとなりました!

 

12月16日@たけびしスタジアム京都

12:10~甲南大学(Div.1-7位)vs大阪大学(Div.2-2位)

15:00~龍谷大学(Div.1-8位)vs桃山学院大学(Div.2-1位)

 

いやー、この入れ替え戦はどうなるんでしょう。Div.1を戦った2チームの方が有利にも思えますが、Div.2の2チームには食らいついていってほしいですね。

 

17日には甲子園ボウルもあり、いよいよ大詰めの関西学生リーグ!

入れ替え戦にもご注目ください!

 

(終わり)

 

 

🏈大産大附属高校vs立命館守山高校 ちょこっと

 

11月26日MKタクシーフィールドエキスポにて行われました高等学校アメリカンフットボール選手権大会準々決勝、関西準決勝。

大産大附属高校vs立命館守山高校の試合は、大阪1位の大産大附属高校が追いすがる立命館守山高校を振り切り関西決勝に名乗りを上げました!

 

試合結果【大産大附属高校 26-18 立命館守山高校】

 

前半戦は両者ディフェンス合戦。立命館守山高校のオフェンスは敵陣深くまで攻め込むものの大産大附属高校の堅い守りにギャンブル失敗で攻守交代へ。一方の大産大附属高校も立命館守山高校LB25吉本、DL85田上らのQBサックなどもあり、序盤は無得点のまま流れます。先制したのは大産大附属高校。QB0片桐からWR5戸出へのロングパス成功などでゴール前まで攻め込んだ大産大附属、最後はK8 藤東が20ヤードのフィールドゴール成功! 前半を終了し大産大附属3-0立命館守山で試合を折り返します。

後半は一気にモメンタムが揺れ動きます。立命館守山高校がRB0久保井のナイスゲイン、RB21磯部のナイスゲインなどで敵陣まで攻め込み、最後はQB7金山のキープでタッチダウン! キックは不成功も逆転に成功するとすかさず大産大附属もWR5戸出へのパス成功でFD更新! 最後はRB3岩成のランでタッチダウン! 得点経過は10-6と両者一歩も引きません。この日最大の均衡を保ったのが立命館守山の次のドライブ! QB7金山→WR9土本へのパス成功でタッチダウン! 逆転に成功もなんとTFPのスナップが乱れそれを大産大附属11番藤原がエンドゾーンへ持ち込みエキストラポイントは大産大附属へ!

12-12と同点と、試合は最高潮の盛り上がりを見せます!

その後抜け出したのは大産大附属高校! QBをしていた片桐をWRセットさせてQB9小林からWR0片桐へのタッチダウンパス成功! さらには相手のミスにより得た得点チャンスをRB3岩成のランでタッチダウン! 第4Q、大産大附属26-12立命館守山とこの日最大の14点差に得点を開きます。

最後の最後まで諦めない立命館守山高校は、QB7金山からWR16川井のRACでロングゲインを獲得すると、WR81坂井のスペシャル成功などで前進。最後も81番坂井のランでタッチダウン! ここで立命館守山はこの日不調のキックが決まらず。立命館守山高校の得点は6点に抑えられてしまいます。

試合残り3分ほど。オンサイドキックに賭ける立命館守山でしたが大産大附属におさえられ、万事休す。二転三転したこの試合は大産大附属高校が強さを見せ、立命館守山の反撃を凌ぎました!

素晴らしい試合でした!

 

大産大附属DB11藤原櫂(3年)のインターセプト!
「この日は藤原デーと言ってもいいのでは?」と思わせられるほどの大活躍の11番藤原選手! 写真のインターセプトはもちろん、立命館守山高校のタッチダウンの後のエキストラポイントトライ。転がるボールをエンドゾーンまで持ち込み、大産大附属に2点追加! 素晴らしいパフォーマンスで大産大附属の勝利に貢献しました! 
 
大産大附属WR5戸出征吾(2年)のパスレシーブ!
大産大附属のオフェンスでは、主力のQB/WR0片桐選手、RB3岩成選手らの活躍が目立ちましたが、この日目を引いたのはWR5戸出選手のパスレシーブ! ここぞという時にロングパス成功などで、一気に局面を打開という場面を演出しました~! 0番片桐選手をWRセットさせられるのも大きな力だなぁ。大産大附属のウエポンの多さを見せつけられた試合でしたね。
 
立命館守山高校WR9土本優歌(3年)のタッチダウンレシーブ!
一方の立命館守山の奮闘も素晴らしかったですよね! 大阪1位の大産大附属に引けを取らないオフェンスディフェンス陣! QB7金山選手から投じられるパスをレシーバー陣が集中力高くレシーブし、大産大附属に食らいつく姿に胸が熱くなりました! 滋賀1位もやれるぞと勇気をもらえる素晴らしい戦いっぷりでした。
 
立命館守山LB0久保井柊(3年)のナイスタックル!
いつもはRBでばりばり走り回っている印象の0番久保井選手ですが、この試合オフェンスはもちろん、ディフェンスでも大活躍! 大産大附属オフェンスをどう止めるかの命題を突きつけられた中で、鋭いタックルで仕事をこなすディフェンス陣の頑張りが試合を盛り上げました! 勝負は一歩及ばなかったものの、立命館守山高校のスキルの高さとしぶとさを見せた試合となりました。3年生はおつかれさまでした。また大学で活躍を見られると嬉しいです。
 
あと忘れられないのは、スタンドに駆け付けた立命館守山応援団の皆さん!! ノリにノった素晴らしい応援で、最後の最後まで力を与えてくれました! スタンドにたくさんの生徒さんが来てくれるのは選手らの頑張り故なのかなと感じ、じーん。青春だ!
 
試合に勝利した大産大附属高校は関西決勝へ進出!
二年連続クリスマスボウルを狙います。
 

🏈追手門学院高校vs立命館宇治高校 ちょこっと

 

11月26日MKタクシーフィールドエキスポにて行われました高等学校アメリカンフットボール選手権大会準々決勝、関西準決勝。

追手門学院高校vs立命館宇治高校の試合は、兵庫県1位の関西学院高等部を破り関西準決勝に乗り込んできた追手門学院高校の勢いを立命館宇治高校ディフェンスがストップ! 追手門学院高校を無得点に抑えた立命館宇治高校が関西決勝への切符を掴みました!

 

試合結果【追手門学院高校 0-16 立命館宇治高校】

 

追手門学院が立宇治相手にどれほどできるのか、注目を集めたこの試合。立命館宇治のディフェンス陣が追手門の良さを悉く削る素晴らしいディフェンスを見せました。

追手門学院はエースRB1奥村のランや、QB2須田のパスなどでドライブを試みるも立命館ディフェンス相手に敵陣進入もままならず。一方の立命館宇治高校もさすがKGHを破った追手門の固いディフェンスの前に第1Qは無得点に終わります。

先制したのは立命館宇治高校! RB0漆原のランやQB3井口のキープなどで敵陣深くまで攻め込み最後はRB0漆原のランランランでタッチダウン! その後K25内野のフィールドゴール成功もあり、立命館宇治高校が10点をリードして前半を折り返します。

後半に入っても活躍するのは両者ディフェンス陣。追手門学院がDL79武野のサック、DB11藤田のインターセプトで立宇治オフェンスを苦しめると、立宇治の方もDB16西田がインターセプト! 行き詰まるディフェンス合戦の中でも着実に得点を重ねたのはさすが強豪立宇治でした。 立命館宇治高校は、後半にK25内野のフィールドゴール2本で6点を追加。

ディフェンス戦となったこの試合は立命館宇治高校が試合巧者ぶりを発揮し、関西決勝へ駒を進めました!

 

立命館宇治高校RB0漆原大晟(3年)のタッチダウンラン!

お互いディフェンスが良いとこんな展開になるのかと感じさせられたこの試合。我慢合戦を勝ち抜いたのは立命館宇治高校でした! ここぞという時に自慢のランプレーを展開し、最後もRB0漆原選手のランでタッチダウン! さすがと思わせられる展開と、後半に入ってもフィールドゴールで得点を広げる試合巧者ぶり。立宇治の渋い戦いに感心させられました。

 

立命館宇治高校DL11竹本慎之佑(3年)のロスタックル!

何より圧巻だったのは立命館宇治のディフェンス陣! 追手門は素晴らしいカットバックを持つRB1番奥村選手やQB2須田選手のパスもあり脅威だったはずですが、立宇治ディフェンス陣が追手門の良さを悉く発揮させず。追手門の勢いをねじ伏せました! 

 

追手門学院DL79武野晋平(2年)のQBサック!

追手門ディフェンスも凄かったですよ、本当に!! 立宇治のオフェンス力も並大抵ではないと思うのですが、結局立宇治がタッチダウンを取れたのは1本のみ。4thダウンギャンブルを止めるなど、追手門ディフェンスの壁の高さを見せつけた試合となりました。

 

追手門QB2須田隆介(3年)からWR10福岡颯(3年)へのパススロー!

追手門は岩のような立宇治ディフェンス相手に何とかオフェンスを進ませようとスペシャルなども準備していましたが、得点ならず。二試合連続のジャイアントキリングとはなりませんでした。立宇治ディフェンスの強さが際立ったものの追手門の強さもしみじみ感じた試合でした。3年生の皆さんはおつかれさまでした。みんな大学はどこに進むんだろう、大学でも活躍する姿を見られると嬉しいです。

 

勝利した立命館宇治高校は関西決勝へ進出!

二年ぶりのクリスマスボウル出場を目指します!

 

 

🏈明日は関西決勝!! クリスマスボウルに出場するのはどっち??

 

 

準決勝の結果により、関西決勝は大阪1位vs京都1位の対決となりました!!

 

12月10日(日)@王子スタジアム

11:00~

大産大附属高校(大阪1位)vs立命館宇治高校(京都1位)

 

高校アメフトファン大注目の対戦となりました!

両者言わずと知れた名門強豪校。そして、クリスマスボウルに近いとされていた2校が勝ち上がってきましたね。

大産大附属高校は立命館守山の反撃を抑え、立命館宇治高校は追手門の勢いを止め。どんな展開でも勝利を掴み取る強さは両者流石の一言です! 大一番に臨むだけの準備とチーム力、それに個人技もありますし、明日の展開は全く予想がつきません💦

いやー、どうなるどうなる??

 

クリスマスボウルへ進出するのはどちらのチームか!

明日は是非とも現地orネット配信で、関西高校頂上決戦をご覧ください!!

 

(終わり)

 

 

🏈大阪公立大学vs大阪大学 ちょこっと

 

Div.2振り返りちょこっとレポです

11月4日王子スタジアムにて行われました大阪公立大学vs大阪大学の試合は、大阪大学が劇的な勝利を遂げました。

 

試合結果【大阪公立大学 14-17 大阪大学】

 

大阪大学オフェンスはQB位置にエースの髙田と足のある難波を起用。QB11難波のランやRB22吉川のランでタッチダウン! さらに第2QにもQB髙田に代えてのパスプレーやRB21遠藤のランなのでゴール前まで迫り、最後はFB40工藤のランでタッチダウン! 大阪大学が14点を獲得し、公立大学を引き離します。

しかし大阪公立大学もすかさず反撃。エースQB篠原のクォーターバッキングもさながらRB23西垣のランが止まらない。RB23西垣のランランでドライブを前進させ最後はQB8篠原のキープでタッチダウン! 大阪公立大学が7点を返し、7-14で前半を折り返します。

後半に入って得点を獲得したのは大阪公立大学。RB23西垣のラン中心のドライブでタッチダウンを獲得し同点に追いつくものの、お互いその後追加点ならず。同点のまま終盤へともつれ込みます。

試合を決めたのは大阪大学でした。大阪大学はRB22吉川のナイスゲインでじわりじわりと敵陣まで攻め込むものの公立大学の強固なディフェンス陣の前に4thダウンロング。ギャンブルプレー失敗かと思いきや、大阪公立大学にオフサイドの反則! 5ヤードの前進を手に入れた大阪大学はK20中原が43ヤードフィールドゴールを成功させ、試合残り21秒でリード! そのまま勝利を掴みました!

大阪公立大学は最後のプレーでラテラルやバックパスでボールを繋ごうとするもタッチダウンはなりませんでした。

 

大阪大学K20中原颯太(2年 2年三国丘高)の43ヤードフィールドゴール成功!

プレッシャーのかかる場面できっちり決めたK20中原選手! 大阪大学はこのプレーだけでなく、周到な準備が窺える試合運び、天晴でした!!

 

🏈試合を分けたオフサイド

大阪大学は第1Qからハードカウントによるオフサイドトラップを使用! 大阪公立大学ディフェンスの出足の速さを逆手に取った作戦で、試合中何度かオフサイドの反則を手に入れていました。

これが第4Qにも効いてくるのだからアメフトは面白い。

大阪大学オフェンスは4thダウンギャンブル失敗。しかしオフサイドの反則があり5ヤード前進したことから大阪大学オフェンスはフィールドゴール圏内へと前進! この時何か仕掛けていたかどうかは定かではないですが、43ヤード(実況では間違ってた)のフィールドゴールをしっかりと決めたK20中原選手も見事!

大阪大学の戦略が功を奏した結果となりました!

 

大阪公立大学RB23西垣翔太朗(3年)がエンドゾーンを目指す!

この日もめちゃくちゃ走りまくっていたRB23西垣選手! 大阪公立大学の後半の追い上げ流石でした!!

 

🏈最後の最後まで諦めない大阪公立大学の闘志

試合残り21秒でリードをされた大阪公立大学でしたが、最後の最後まで攻める姿勢を崩しませんでした。アメリカンフットボールでは前パスは1度しか許されませんが、平行(ラテラル)パスやバックパスは何度行っても構いません。これを利用した大阪公立大学は敵陣20ヤード付近まで前進し、「あわや!」と思わせてくれましたが大阪大学ディフェンスが阻止。

最後、RB23西垣選手に託した大阪公立大学の思いが伝わってくるプレーでした。

 

 

🏈同志社大学vs桃山学院大学 ちょこっと

 

11月4日に行われました同志社大学vs桃山学院の試合は桃山学院が接戦をものにしました!

 

試合結果【同志社大学 14-17 桃山学院大学】

 

最初に得点を挙げたのは同志社大学。同志社リターナー西川のナイスリターンで敵陣から攻めこむとQB15佐々木→WR平船へのパス成功でタッチダウン! 同志社が7点をリードします。

しかし桃山学院大学はQB木村のパスが絶好調! WR0洞口へのパス成功、RB7宮井へのパス成功でタッチダウン! 同点に追いつくとインターセプトから掴んだチャンスをWR14永峰へのパス成功、最後はQB11木村→WR0洞口パス成功でタッチダウン! 桃山学院大学が14点を獲得し、逆転に成功し折り返します。

後半に入っても好調なのは桃山学院オフェンス。RB3森のラン、RB25田村のランなどで敵陣まで攻め込みK4藤井の26ヤードフィールドゴール成功! リードを10点に広げます。

インターセプトもありモメンタムを掴めない同志社大学は第4Q、RB26久場へのパス成功RB13樋口のナイスゲインなどで攻め込み最後はWR88平船へのパス成功でタッチダウン! 1本を返しその差を3点に縮めます。しかし残り時間2分から、逆転ドライブを狙う同志社大学のオフェンスがインターセプトに終わり万事休す。桃山学院大学が接戦を制しました!

 

桃山学院大学RB7宮井誠之助(4年)へのパス成功!

桃山学院は一人がというよりも全体的なオフェンスバランスが素晴らしかったです。特にパスプレー! WR0洞口選手やWR14永峰選手など数々のターゲットにパスを決め、試合を有利に運びました!

 

同志社大学WR88 平船新大(4年)のタッチダウンレシーブ!

同志社大学は序盤から桃山学院の攻勢に押され気味のまま終盤へ。その後WR88平船選手へのパス成功で3点差まで追いつき、逆転へと望みをかけましたがそれも叶わず。大事な一戦を落としてしまいました。

 

Div.2はこの後の試合でもいろいろあり、えらいことになってます!

 

🏈Div.2 えらいことになってます!

 

Div.2は大阪大学が同志社大学に勝利し全勝を守ったことで、入れ替え戦出場に一歩リード!

さらに大阪公立大学が桃山学院大学に勝利し、入れ替え戦戦線は大混戦となりました!

大阪大学、大阪公立大学、桃山学院大学、同志社大学にまでまだチャンスがあるという最終戦は12月2日、3日です!

 

12月2日@MKタクシーフィールドエキスポ

11:00~ 大阪大学(6勝)vs桃山学院大学(5勝1敗)

14:00~ 大阪体育大学(2勝4敗)vs大阪経済大学(1勝5敗)

 

12月3日@たけびしスタジアム京都

12:00~ 同志社大学(4勝2敗)vs大阪公立大学(5勝1敗)

rtvさんもあるようで嬉しいですね!
 

つぶやきを一つ。

あの日同志社2敗目を知ったのは、高校アメフト観戦中でしたか。

同志社大学を応援している身としては、文字通りがっくりと肩を落としました。

Div.1復帰はかなり厳しくなりましたね。

しかし、まあ泣いても笑ってもレギュラーシーズンはあと1試合! 

チーム全員が精一杯戦ってくれればいい。できれば勝利してほしいけど(笑)、笑顔でレギュラーシーズンを終えられればいいなと思います! 

 

悲しいニュースが聞こえてきて心が揺れる今日この頃ですが。

選手皆さんの健闘を祈ります!

 

(終わり)