Xush!! ~masuo emi's blog~

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Xushには良い意味がたーくさん♪♪
そんなゴキゲンブログです。

超お久しぶりのブログ更新が汚い話で恐縮です。

めちゃめちゃ下ネタです。

下ネタづくしです。


えー、人生初のバリウム検査を受けました。


バリウムは苦しい

バリウムは気持ち悪い

バリウムは嫌だ


そんな声が巷に溢れる、バリウムです。


ゲップをするともう一回飲まなきゃならないとか?

そのゲップを我慢するのが大変だとか?

下剤を飲んで出さないと固まって大変なことになるとか?


そんなアヤフヤな情報しかない中、市から健診の案内が届いたので行ってきました。


胃がん検診って、バリウムと内視鏡の2パターンあって、選べるんですが、今回の市からの案内によると私(35歳)には選ぶ権利無しで、バリウム一択でした。


胃カメラは苦しい、痛い

バリウムは気持ち悪い


とか聞いていましたが、まぁ選択の余地無しならば仕方ない、と人生初のバリウム検査へ。


前の日の夜9時から絶食し、翌日9時ころ会場へ。

検査は木曜日でした。


まず、軽い問診。

問診票と口頭問診があって健康状態の確認をされるんですが、この時ね、便秘体質なんですって言っときゃ良かったんですよ、ええ。

最近の私、毎日飲んでる青汁のおかげか、隔日くらいでやってるYouTubeバレェ&ヨガのおかげか、すこぶる快便で忘れてたんですが、もともとは便秘体質のベンピーナちゃんなんです。


特にティーンエイジャーの頃はマジで辛くて、よくトイレに籠城しておりました。

高校の部活の合宿では「今から戦ってくるから邪魔してくれるな。トイレから出て来ずとも心配には及ばぬ」と部員たちに宣告したことも。。。


でも、それは伝えずに問診終了。

あぁ〜、ここで言っとけば下剤多めにもらえたかもしれなかったのに。。。


その後、検査の説明を受けました。


まず、発泡剤を飲み、次にバリウムを飲み、検査室に入って装置に上で体勢を変えてグルグルする、ということでした。

この発泡剤がゲップの元で、ゲップが多少出ても胃がちゃんと膨らんでいれば問題ないとのこと。逆にゲップが出なくても膨らみが足りないと追加で飲むんだそうです。ゲップが出て萎んじゃっても、発泡剤を追加で飲むだけで、バリウムは1回だけだそう。


説明を受けて、いよいよ検査へ。


発泡剤は、粉末状でした。ちょっと酸っぱめで、なんだろ、ビタミン多めの栄養ドリンクみたいな味だったかな。

口に発泡剤の粉を含んで、水で少しずつ飲み込んでいきます。


水含んだ時点で発泡し始めて、喉でも発泡し続けるんで、結構苦しい。

でも、強炭酸大好きマンの私にとってはヨユー!


んで、発泡剤を飲み切ったら、バリウムです。

ドロっとした液体で、味は、まぁ別に不味くはない。なんかほんのり甘い乳酸飲料もどきみたいな感じでした。美味しくもないけど。


発泡剤のせいで喉辺りが圧迫される感じがあったので、一気には飲み込めず、少しずつ飲んで、完飲。


発泡剤のせいで確かにゲップしたい感はありましたが、これはねー、実は私、大得意なんですわ。


なぜなら、声楽科時代にゲップが出そうなのをこらえて歌うってことが何回かあったから。

あくびやゲップを我慢するのはちょっとした特技なのです!(自慢すな)


で、満を辞して装置の上へ。


ぐーるぐる回され、アトラクションのような状態は、まぁ大丈夫ではあったものの、頭が下で停止すると血が昇ってコンタクトが浮いてきてしんどい、、、くらいでした。


追加の発泡剤もなく、無事終了。


直後に下剤を2錠飲み、帰宅。

下剤は4,5時間くらいで効いてきますからね〜、とのことでした。


が!!

しかし、帰宅後2時間ほどで


ギュルギュルギュルギュルギュルギュル……


「お? おお? おおお?」


トイレに行ってみると、、、


(汚い表現がでますよー)


ドシャーーーーー!!!


もんのすごい水様便が出ました!


痛みはほぼなく、すごい勢いで出たなー!くらいでした。


振り返ってみてみると、白濁した黄土色っぽい液体が、、、


「おお! 出たか? 出たのか?」


と、思いつつ、また暫く仕事をしていると、再びお腹がギュルギュル言い出してトイレへ。


再びドシャーーーー!!!


今回も白濁の黄土色。


さらに30分後、


三度目のドシャーーーーー!!!


今度は、微かに白い小さな塊のようなものも見えました。


で、これっきり、なんにも無くなってしまったんです。腹痛も、便意も。ゼロ。


出たってこと?

でも4,5時間かかるって言ってたけど、、、

まだいる? もういない?


どっちだ……???


そう思いながらも、この日はそれから何もなく、翌日になりました。


ホントだったらね、木曜日の夕飯後にでも2回目の下剤を飲んだくべきだったんです。

1回分しかもらわなかったけど、ベンピーナだと自己申告して2回分もらっとくべきだったんです。


で、翌日。金曜日。

のんびり仕事しながら便意が来たらいいな〜、それが普通便だったら出し切ったってことで安心できるしな〜、なぁんて考えていたら、急な外出仕事が入ってしまいました。


ドタバタと仕事に向かい、ドタバタと保育園にお迎えに行き、ドタバタと子どもたちの世話をしていたら、早くも夜に。


微妙な便意を感じていたので「今日中に出しときたいな」と、子どもたちの寝かしつけを終えてからトイレへ行ってみました。


のんびり待っていると、便意が強くなってきて、何かが出口に向かって降りてくる感覚がありました。


お、きたきた。


そう思って、お腹に力を入れていきみました。


しかし、、、


あれ……

出ない……


ふんばれど、ふんばれど、一向に出て来ない。


え、うそ……

まさか……


そう、その「まさか」だったのです。


奴は、まだ、腸の中に居座っていました。


カッチカチに固まって、肛門付近で詰まっていたのです。(ギィヤァァァァァ!!)


30分、いきんでも、出てきませんでした。

貧血起こしかけて、暑くて(トイレは冷房無いですからね〜)、一旦休戦。


そこから30分ほどYouTubeを見ながら休んで、再びチャレンジ。


無理!

出ない!!


また30分ほど格闘し、諦めて休戦。


そして次の30分、


……ポチャン


ちぃぃ〜〜〜〜さいのが出ました。


まっっっしろでした(ちーん)


バリウムよ、やはりお前か……(白目)


残便感はありまくりで、大物が詰まっているのは分かり切っていました。


そしてまた30分休戦し、次のラウンドへ。


という、「30分格闘して30分休んで」を5回繰り返しました。

時刻はもう3時半。寝ている余裕はありません。


ちょぴっとだけでる回もあれば、まったく出ず疲れただけで終わる回も。


もういい加減、次で決着をつけよう。

私はそう決意しました。


そして4時、6回目のゴングが鳴りました。


頭の血管切れるんじゃないか、と思うくらい渾身の力でいきむも、うんともすんとも言わないバリウム便。

肛門付近には降りてきているので、肛門は裂けそうなくらい痛みます。


それでも「ここで出さねば……!なんとしてもここで出さねば……!!」と必死の私、いきむことをやめず、何度も何度も「ふんぬーーー!」といきみました。


さらに

「んおああああ!出てけえぇぇ!私の中から出ていけえぇぇぇ!!!」

「いいか、増尾、ここで諦めたら、全てが終わるぞ。なんとしても、ここで決着をつけるのだ!なんとっっ!してもっっ!!」

「増尾さーん、はい、がんばってねー、力抜くのよ〜、肛門絞めたら引っ込んじゃうわよ〜、あなたは出産も耐えたし、胎盤癒着の処置だって乗り切ったんだから、大丈夫、だいじょうぶうぅぅぅ!!!(いきんでる)」

「あーもう、でてけー、もう、ほんとうに、でてって!お願いだから、わたしのぉぉぉ、なかからあぁぁぁ、でてけぇぇぇぇぇ!!!」


と、エクソシストさながら、多重人格まで発揮して、トイレの中はどんちゃん騒ぎに。


ついには、あまりの痛みにパニックになった私……




指を肛門に突っ込みました。

(衛生的によろしくなく雑菌感染のリスクもあるし、爪などで傷つけてしまう恐れもあるので、良い子は絶対にマネしないでね♡)


いましたよね〜

あきらかにただのウ◯コと違うヤツが。


カチカチに固まった紙粘土とか、石膏とか、そんな感触でした。


掻き出せないかなぁ、と思って指を動かすも、まったく出そうな雰囲気無し。


もう、ここで私の心はポッキリ折れました。

諦めました。


病院、行こう。


んで、スマホで病院検索を始めました。

幸い、救急車を呼ぶほど、激痛があるとか、苦しくてヤバイとかではなかったので、病院が開いたら行って、摘便してもらおう、と思いました。


素人があれやこれややってもドダイ無理な話。

プロに任せて、ラクになろう。


心の底からそう思いました。


諦めたら逆に気持ちが軽くなり、仮眠を取ることに。

しかし、寝付けないもんですね。


結局眠れないまま空が白んできて、6時頃に。


と、突然、もんのすごいビッグウェーブが到来したのです!!


それはまさに出産した時の陣痛の最終形態「いきみたい地獄」さながら!!!


トイレにダッシュで駆け込み、便器にお尻をつけた瞬間、私の理性や思考よりも早く、肛門が全力で開き、お腹に勝手に力が入り、ドゥルンッ!と何かが出ていく感覚がありました。


そしてその直後、、、


「いっっっっっっっっったあぁぁぁぁぁ!!!」


燃えるような肛門の激痛が私を襲いました。


閑静な住宅街に、早朝、響き渡る女の叫び声。

事件です。


あまりの痛さにしばらくピョンピョン飛び跳ね、身体をよじり、クネクネしていたのですが、少し落ち着いたので、おそるおそるトイレットペーパーで拭いてみると、、、


案の定、血が。


裂けました。

ええ、裂けましたとも。


とりあえず気を落ち着けて、流しました、トイレね。


で、見ました、便器を。


……まだいる……!


ぜんっっぜん流れないのね!

バリウム便!


割り箸で崩して溶かして流して、を何度も繰り返しながら「やっべぇな、バリウム。まじでやっばいわ。あーかんて、これ、人間が体内に入れたらあかんやつやん。やっばーー!」とブツブツ言っていると、


「ママー!ゲームしていい?」


と背後から長男の声。


起きたか、、、


一睡もせず、夜を明かし、また1日が始まったのでした。


病院行きは免れたものの、まだ残党が居座ってる感じがしたので、薬局に行き、ボラギノールとコーラックを入手。

それから、プルーン、ヨーグルト、キシリトールガム、キムチ、牛乳など、大量購入。


で、コーラックを飲んで残党討伐に乗り出しました。

効果テキメンで、マシンガンのようなオベンベンがぶっぱなされ、ようやくスッキリしたのは日曜日の午後。


いやぁ、長い戦いだった……!


ちなみに、バリウム飲んだ日、もちろんアルコールは飲まず、翌日もコーヒーを我慢し、バリウムが固まりやすい行為は控えていました。

水もめっちゃ飲んでました。1時間に500mlくらいのペースで。んで1時間に1回くらい小の方のトイレには行きまくってました。


やっぱり下剤が効いたのが早すぎて、バリウム出きる前に落ち着いちゃったのが敗因だと思うんですよね。まじで当日のうちにもう一回下剤飲んどきゃ良かった、、、


今回の一件で私は決めました。

もう二度とバリウム検査はやらねぇ、と。


お金かかっても内視鏡検査にする、と。


きったないお話をここまでお読みいただき、ありがとうございました。