本日もヲ仲間のご厚意で横アリに入らせてもらえたので現地観覧してまいりました。

昨日のレポはこちらに。

 

 

オープニングアクトは研修生ユニット。

知らない子ばかりだろうと思いきや半分ぐらい知っていたのでちょっと驚きました。

植村葉純さん、だいぶ頬がこけたようだけど大人びていたな。

 

セトリは昨日と被っている部分も多いので、今日は印象に残ったものだけ抜粋します。昨日のセトリになかった曲には下線を引いておきます。

 

3.セクシーキャットの演説

座席がサブステージのほぼ横、さらにアリーナのファミリー席から2列上と抜群だったので、この曲のようにサブステを使う場面では実に良い眺めを堪能できました。今日も石田/牧野両名の髪型と衣装は把握。今後追えるように記憶しておきます。

 

4.気まぐれプリンセス

5.What is LOVE?

今日もエンジンがかかるのはここから。気まプリは何度聴いても飽きない名曲ですね。

 

7.Only you

イントロで脊髄反射。鞘師ヲタには実になじみ深いこの曲、9期加入後2枚目のシングルということで当時からかなり強く印象に残っていました。先輩メンバーと9期でMVの衣装が違い、愛ちゃんかガキさんが「私たちはお腹出させてもらえない」なんて冗談を言っていたのも思い出します。9期にとってはまだまだ手探りの時期の曲、今では堂々と歌っていて頼もしい限りです。

 

8.時空を超え 宇宙を超え

これも当時からかなり気に入っていた曲。横アリのトキソラといえばやはり9年前が印象に残っていますし、散々Blu-rayでも観た身なので次にDo it! Nowのイントロの幻聴が聞こえてしまいました。

 

9.愛しく苦しいこの夜に

娘。の楽曲の中でも5指(3指かも)に入るほどには好きな曲です。ツアーのセトリで聴ける日が来るなんてと感慨深かったです。亀井絵里さん卒業のライバルサバイバル横アリでは歌われていないんですよね、この曲。あの時亀ちゃんが歌っていたらというifの世界線を見た気がしましたし、きっとふくちゃんもそのつもりだったのだろうと僕は確信しています。

 

10.元気ピカッピカッ!

続けざまにプラチナ曲。このあたりのセトリにはふくちゃんの意思を強く感じながら聴いていました。

 

13.好きな先輩

昨日は「4th いきまっしょい!」に対しての思い入れを少し書きましたが、この曲も実は収録曲なんですよね。そんな意味でも好きな曲。いつもそうですが、新メンバーの初々しい姿が見られるのがいいですよね。

 

15.秋麗

これも実に好きな曲。カッコイイ系プラチナ曲のひとつの到達点かなと思っていたりします。欲を言えば「弱虫」あたりもセットでやってくれたらなぁ。

 

16.Moonlight night~月夜の晩だよ~

やはり浮かぶのは9期が初めて帯同した2011春ツアーにおいて鞘師が愛ちゃんガキさんと組んだあの圧巻のパフォーマンス。あのツアーを象徴する一曲としての選曲だったりするのかな?なんて思ったりしました。

 

26.Go Girl ~恋のヴィクトリー~

ツアー中もセトリになかったということでイントロでどよめきが起きました。曲も当時のMVも可愛くてお気に入りのシングルのひとつだったりします。聴けてうれしかったな。

 

アンコール

 

30.まじですかスカ!

9期が複数人いるこの曲を聴けるのもこれが最後かと思うと涙腺が怪しくなり、えりぽんとふたり並んだところで決壊しました。

 

ダブルアンコール

・手紙朗読

17期から順に各メンバーへの思いを述べていくふくちゃん。

小田ちゃんあたりから僕は泣いていたのですが、えりぽんでついにふくちゃんも言葉を詰まらせた時にはもうね・・・。BGMがNever Forgetなのもよくないよ、泣くに決まってるじゃないですか!

 

31.I WISH

何を歌うのかと思っていましたが、なるほどこの曲を選んできたかと。ひとりでにこやかに歌い上げるふくちゃんを見ながら、彼女のキャリアと歌詞の対比で泣けて仕方がなかったです。ここもupdatedではなく原曲だったのが非常に良かったです。ふくちゃんのこだわりじゃないかな。

 

32.みかん

このライブを締めるのはなかなか難しいぞと思っていましたが、なるほどみかんかと。これもまた歌詞が前向きで、飛び立っていく彼女を見送るにふさわしい曲なのかなと思いました。

 

トリプルアンコール

・挨拶

若手メンバー4人を引き連れての外周1周。そして最後はステージからマイクなしで挨拶。本当に卒業してしまうんだなぁと感じつつも、寂しさよりも感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

 

 

僕がモーニング娘。のヲタとしてしっかり現役メンバーを推す大きなきっかけになったのは美女学(当時のハロプロ枠テレ東30分番組)での9期オーディションでした。当時まだエッグまでは網羅できていなかったので合格発表でふくちゃんが呼ばれた時には「オーディションで見てないので知らない4人目」だったのを覚えています。

ふくちゃんにはエッグでのキャリアがあるとはいえ、9期の4人は僕にとって初めて娘。キャリアの最初から見ていたメンバーであり、思い入れは過去のどのハロプロメンバーより深いものでした。

しょっちゅう浮気をしながらも娘。に戻ってきたのは9期の存在あってのことではないかなと思っています。もう9期に出会って13年近く経つわけで、いつの間にそんなに時が流れたのかなと驚くばかりです。

あゆみずきの1996年世代はハロプロ全体を見渡してもこのふたりしかおらず、同じく96年世代の僕としてはそこでも思い入れがありました。同世代の彼女があんなに頑張っていて、立派にリーダーを勤め上げて、いよいよ新しい世界へ羽ばたこうとしている。今日はその姿に大きな勇気をもらえた気がします。

 

譜久村聖さん、本当にお疲れさまでした。

ご無沙汰しております。ナカちゃんです。

前回のブログ更新いつかなと思って確認したら、なんとコロナ前の2019年でした。

こちらも2019年以来のハロプロ現場に参戦しましたので、筆を執ってみた次第です。

 

本日はモーニング娘。'23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」SPECIALでした。

前述のとおりハロプロ現場は2019年末のJuice=Juice/モーニング娘。代々木体育館公演2Daysに参戦して以来です。ハロプロ以外に広げても、この4年間は昨夏の乃木坂46神宮球場公演のみでした。

声を出せない現場に魅力を感じられず、ライブから足が遠のき、アイドルそのものからも興味が薄れていました。新曲や新メンバーを追う気力はなく、昔の曲や映像を追う生活でした。

また、私生活の面でも2020年に就職をし、昨年には念願のスキューバダイビングを始めるなどアイドルばかりに時間や気持ち(そしてお金)を割けない部分がありました。

 

今回はふくちゃん卒業ということでありがたいことに昔のヲタ仲間の皆様から声をかけていただきました。

美女学の9期オーディションで本格的にハロプロにハマった僕としてはやはり感謝の証に9期の卒コンは全員見届けたいのです。

仕事も幸運にも休みだったので、2日間参戦を決めました。

 

しっかり知っているのは12期まで、名前と顔が一致するのはかろうじて15期までというすっかり時代遅れのヲタクと化していたので、メンバーの予習からという有様。しかも結局全く頭に入らない始末。酷すぎる・・・。

曲も公式チャンネルのMVリストを垂れ流して何とか予習。こちらは新曲の「Wake-up Call~目覚めるとき~」が少し気に入って覚えられたので良かったです。

 

当日、開場の1.5時間ほど前に到着。道行くヲタの女性率の高さに驚きを禁じえませんでした。

入場&着席すると、なんと2014年の道重卒コンの時の席とほぼ同じ位置!ハロプロ現場としては9年ぶりに訪れた横アリでこの偶然は少しうれしかったです。

 

オープニングアクトのOCHA NORMAで声出しして臨戦態勢。

いよいよ開演です。

 

1.Wake-up Call~目覚めるとき~

2.HEAVY GATE

・メンバー紹介ソロダンス

3.セクシーキャットの演説

ここまではもうひとつ乗り切れず。双眼鏡で石田・牧野両名の髪型と衣装を確認して追えるように準備することに注力しました。

 

4.気まぐれプリンセス

5.What is LOVE?

ここで一気にフルスロットルに。散々ライブで聴いていたので体にしっかり刻み込まれていました。気まプリの大サビでは思わず跳んでしまいそうになるのを自制するのが大変でした。

 

6.恋愛Destiny~本音を論じたい~

7.今すぐ飛び込む勇気

MC

 

8.トウモロコシと空と風

ここからいよいよOGコーナーへ。てっきりOG全員とふくちゃんが1~2曲歌って終わりだと思っていたので、なっちだけ出てきたのは嬉しい誤算でした。後ろに若手メンバー4人引き連れていたので、まさか「男友達」か!?と思って勝手に興奮してしまいました。なっちを生で見たのは2011年のドリムス。以来です。40歳を越えたとは思えない可愛らしさですね。

 

9.シャボン玉

メンバー見て大興奮、イントロで絶叫。田中れいなの歌いだしで始まり、道重さゆみが叫び、間奏に石川梨華のセリフが挟まる・・・。本当に2023年なんでしょうか。鳥肌が立ちました。

 

MC

「あなただけの石川梨華でした!」の破壊力たるや。幼少期の思い出として、黄金期の娘。コンに連れて行ってもらった後に夢の中で梨華ちゃんが出てきた記憶があります。人生初の推しメンだったかもしれません。大人になってまた出会えるとは感無量です。

 

10.晴れ 雨 のち スキ ♡

イントロで崩れ落ちました。もともと好きな曲でしたが、数か月前にまたマイブームがきて散々リピートしたところでした。その曲をなっちもやぐっちゃんも愛ちゃんもいる状況で聴けるなんて・・・。

 

11.愛の園~Touch My Heart!~

さくらがあるならおとめもあるぜと言わんばかりのこの選曲、本当にうれしかったです。こちらは参加OG全員オリメンだし。さくら組は2曲ともかなり好きなのですが、おとめはこちらの方がかなり好きなのでそこもうれしかったですね。

 

12.そうだ!We're ALIVE

これも少し前にマイブームが来たばかりでした。過去にライブで聴いたことはありますが、やはりなっちの声が入ると別物というか・・・。本当にレジェンドですね。

 

MC

13.青春Night

14.Teenage Solution

いよいよまーちゃんとちぃの登場。まーちゃんの声を聴くと、2015年ごろの現場を思い出してとても懐かしい気持ちになりました。

ちぃはカントリーのヲタだった僕にとっては大事な大事なメンバー。少しふっくらして、少し大人びて、相変わらずの笑顔で。思い出すだけで涙が出そうです。

 

15.好きだな君が

16.彼と一緒にお店がしたい!

さゆ満喫コーナー。彼店の最初のパート、さゆ推しが飛び跳ね続ける景色がジャンプ禁止で見られなくなってしまったのが少し寂しいですね。

 

MC

17.LOVEマシーン

いつ以来だろう、原曲のラブマを聴いたのは。updatedもいいけれどやはり原曲を聴きたいなと言い続けて幾星霜。全国民が知っているあのメロディであの振りで。最高ですね。

愛ちゃんの声、力強くて心に響きました。あの歌声には歌のうまさとはまた違った稀有な魅力がありますね。彼女が卒業した際にはまだ在宅ヲタだったので肌で感じることができて良かったです。

 

・メドレー

18.未来の太陽

19.ワクテカTake a chance

20.Say Yeah! ‐もっとミラクルナイト‐

21.What's up? 愛はどうなのよ~

22.いきまっしょい!

23.OK YEAH!

24.Happy大作戦

OGコーナーの余韻も冷めやらぬままメドレーへ突入。選曲が良すぎる・・・。

ヲタとして通っていた間、毎ツアー言っていたのは「今回もミラクルナイトがなかった」でした。記憶が確かならこれも現場で聴くのは2011年のドリムス。以来です。やっとミラコーミラコーできた!

物心つくかつかないかの時期のナカちゃんが車の中で聴いていたCDは「ベスト!モーニング娘。1」「4th いきまっしょい!」の2枚のアルバムでした。ミラクルナイトといきまっしょい!の2曲はそれぞれを代表する曲であり、僕にとって垂涎物のメドレーが組まれていました。

カラフル期の楽曲たちは鞘師を追いかけたあの頃を思い出して少し感傷的になりました。あの頃の9期も良かったなぁ。

 

MC

25.すっごいFEVER!

26.わがまま気のまま愛のジョーク

27.I surrender 愛されど愛

28.涙ッチ

最後も盛り上がる曲を並べ、涙ッチで締め。やはりこの曲ほどライブを締めくくるのにふさわしい曲はないなと思ってしまいます。

 

アンコール

29.Neverending Shine

30.Help me!!

MC
31.まじですかスカ!

まじですかスカ!は鞘師と香音ちゃんの姿がうっすら見えた気がしました。9期ふたりがビジョンにアップで映し出されるたびに涙が込み上げてきたなぁ。明日はこらえられないかもしれません。

 

ダブルアンコール

32.HEY!未来

まさかのダブルアンコール。意外な選曲。ピンクのミニスカートのドレスのふくちゃん、とても綺麗でした。

 

 

久々の参戦となってしまいましたが、昔の曲が多かったこともあってとても楽しかったです。

明日の卒コンも楽しみです。

 

カントリーの活動休止(実質解散)があったので、久々に筆を取ることにした。ライブの感想を書くつもりだったが、カントリーへの思いを全部残しておこうかと。日にちあけて気持ちを整理してからと思ったけれど結局ぐちゃぐちゃの文章になってしまった。


僕が初めてカントリーを生で見たのは1stシングルのリリイベ、池袋の噴水広場であったように記憶している。恥を忍んで当時のブログを引っ張り出してみるとシングル曲を予習していなかったようなので、どうやら新グループを見てみるかぐらいの気持ちだったようだ。
転機となったのは2ndシングルのリリイベ、忘れもしない東武デパート屋上である。優先エリアで赤を振っていた僕をまなかんが覚えていてくれたことで稲場ヲタになったのである(あまりにも単純)。
そこからは娘。と並行してカントリーを追っていたし、年末に鞘師が卒業したあとに心の支えになったのも稲場愛香であった。16年3月、演技の高評価に慌てて当日券並んで観た『気絶するほど愛してる!』では感涙したものである。
結局その直後まなかんは休養・卒業となってしまったわけだが、他のメンバーも好きだったし楽曲が気に入っていたこともあってしばらくは追いかけていた。
再び転機が訪れたのは17年の夏である。



当時の僕にはあまりにもショックが大きい発表であった。グループとしての活動がほぼ休止、メンバーは方々へ分散(さらに‪Juice=Juice‬へのメンバー追加も衝撃的であった)。
鞘師がいなくなってしまい、カントリーを中心に据えて推していこうとしたらまなかんが抜ける。それでも応援していたら今度はグループがバラバラ。メンバーには申し訳ないが正直厳しかった。秋の小川麗奈こぶし卒業がダメ押しとなってハロプロから2年ほど離れることになってしまった。
それでもカントリーのFCイベと娘。の千秋楽だけは継続して通っていたのだが、この秋の突然の休止発表である。なんとかFC先行で外した5周年イベントは確保したし、アルバムのリリイベで握手もできたが、気持ちの整理が追いつかないうちに年末を迎えてしまった。


ライブハウスは好かないという理由だけでツアーを敬遠してしまっていたような僕がいろいろ言うのも厚顔無恥かもしれない。でもやはり、このグループがなくなってしまうことは大きな損失だと言いたい。
歌やダンスで飛び抜けたグループではなかったが、嗣永PM仕込みのトーク力はハロプロとしてはずば抜けたものがあった。これはあくまでも僕の意見だが、ライブやイベントでMCが間違いなく面白いのはこのグループだけであった。最近のハロはリリイベで30分のミニライブをする際、10分ぐらいMCやることが増えている気がするが、はっきり言って5分に縮めて1曲増やしてくれよと思うことが多い。
Berryz工房からカントリーに受け継がれたトーク力が、全体に浸透しないまま消え去っていくのはとても残念だ。


事務所の戦略を推察したり批評したりすることは、既に他の方々が議論しているので控える。ただ、17年の5thシングル以降は配信のみのリリースに留まったことなど、もはや売る気がなかったのは明確だと思う。カントリーヲタの端くれとしてはもどかしく、寂しい日々であった。


先日のラストライブに話を戻す。当然の高倍率に今年豪運を発揮してきた僕のFC抽選も敗北してしまったので自宅での参戦となった。
卒コン・解散コンであったが湿っぽさはなく、いつも通りのカントリーらしい明るさがあった。VTRでの茶番も「らしさ」が全開であり、本当にこれで最後なのか?春ツアーとかあるでしょ?という気持ちであった。
しかし、アンコールはやはり卒業の空気が満ちたものだった。それでもなお明るく笑いも入れつつの4人だったが、メンバーの目に涙が浮かんだのを見て僕も限界だった。特にMCでの船木結号泣に、兼任期間のおぜちぃの話、芸能界引退でも気丈に言葉を繋ぐりさちゃんを僕は忘れられないと思う。

結の卒業後はちぃだけがハロに残ることになるが、やはり娘。の森戸知沙希は森戸知沙希であって森戸知沙希ではない気がする。あの頃のちぃはあの晩ポニテで復活して、そして今度は永遠に去っていったような気持ちである。


カントリー・ガールズというグループにもっと違う結末はなかったのかと思う。しかし、いたずらにメンバーの増員を行わず、この8人で完結したのが綺麗な形であったのかもしれないとも思う。今はただ、事務所がこの看板をしばしの間そっとしておいてくれることを祈るばかりである。



しばらくは電車の中でカントリーのアルバムを聴いて涙をこらえる生活が続く。