今年は、"わたしの理想的なバースデー" を、

無事に経る事ができた。

「できていた」と言った方が正しいのかな?


前後にバンドのライブもピアノレッスンもあったので、

変に身構えることもなく、

誰にも阻害されることもなく、

自身で下手にぶち壊すこともなく、

「あ、今日の空見とこかな?あ、もう陽ぃ落ちてるわ。ま、いっか。」

と言った感じで、39年間のデータ分析から、

わたしが わたしにとって

この温度が最良であろうという形で平和に過ごせた。


まず、わたしの理想。


① 誕生日は、バイトも 学校も、誰かとの約束も、可能な限り休日をもらう。


② 誰かに悟られて過度に祝ってもらわないように、知り合いとうっかり出会さないように徹する。


③ 嫌な気分になるものを見聞きしないように確実に好きな映像(間違いのないお笑い動画や、何度も観ていて信頼のおける心温まる映画など)のみを選択し、視聴する。


④ 「そこそこ生きたなぁ」と、人知れず、じんわりとうっすら微笑む。


⑤ このまま気分を害されることのないように、深呼吸をして今日が終わるのを待つ。


まぁ、こんなところだろうか。


誕生日に欲しいものなんて、一番考えに及ばないようになってる状態だから、

うっかり、誰かに欲しいものを訊かれたら、

本当に"今この瞬間"に、食べたいものしか頭に浮かばない状態。

なので、間違えて、「アセロラドリンク」とか、言ってしまいがち。

でも、今年は特に良かった。

静かで、日々の生活から変に切り離されてもいない

のどかで、いつも通りに

「部屋がきったねぇなぁ、、まいったなぁ、、」くらいの悩み以上のこともなく。


わたしの誕生日は、

わたしが勝手に「がっかりバースデー」と、銘打っている日付けにある。

春休み明けで、休みではない。

でも、始まっているようで始まりかけているから微妙な日。

社会や、人々は、不安や緊張に塗れていて、

逆にサプライズなんかで祝われた日には、

「こんなことされたら来年はどんな顔して過ごせばええんや、、。」

と、せっかくの心意気に無礼にも心の底ではドン引きしてしまう。


だからといって、20代までは、

なんやかんやで期待してしまっていら自分が居て、

その結果、

雨の中泣きながら家路を急いだら、

高校の校門を出てすぐ、だーれも一時不停止なんかしていない、

道路にも消えかけの一時不停止のところで原チャリで

初めて警察につかまったり、

「ケーキがない!」と、駄々をこねて泣き喚いたり、

かと思えば、賞味期限切れのケーキにブチギレて、

逆ギレされて捨てられた

ゴミ捨て場のぐっちゃぐちゃになったケーキを

泣きながら食べるハメになったり、。

夢に見てたサプライズをされたらされたで、申し訳ないくらい思ったより喜べなかったり、。


とにかく、期待したり、テンションを上げても、いいことなどない事を知ってる。


期待する相手も居ない、

何か用意されてるような気配を感じなくて済む、

本当にだーれも覚えてないんだ、

なんて感じなくても済む。

そんな誕生日は、

わたしが、わたしという等身大に最も相応しく、

わたしの理想的な誕生日の過ごし方なのだと

5年くらい前からようやく見つけた。

期待してるくせに、盛大に祝われる器の人間でもないこと、

人の誕生日の方が楽しいこと。

想像以上に、照れる通り越して、ドン引きしてしまって、自己嫌悪でパニックになるということ。

案外、本当に欲しいものって、

誰かにねだりたい範囲にないということ。


これらを踏まえ、ベストな誕生日を過ごせた。



今日は、これからMOTHER ライブでーす。

at 神戸MakeShift。



実は先週の京都は、車酔いしまくって、

ゲボは洒落にならないので、

「わたしはたまごの黄身だ」の術で、なんとか、

帰宅するまで吐瀉せずに乗り切った、、。








2023/04/15


aune