熊本県被災動物救援活動 ②(5・16〜5・20) | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

がんばるよ!熊本
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震災から一カ月が経過しました。

 
熊本県内のいたる所で
 
復興を鼓舞する言葉を見かけます。
 
 
そう。
 
疲弊しない精神も九州人の真髄です。
 
打ち勝つことを信じる気持ちは
 
大きな力です。
 
熊本は必ず 素晴らしい都市として
 
再生します!
 
がまだすばい‼︎ 熊本。
 
 
清川しっぽ村は動物愛護 活動団体、
 
被災された飼い主様の
 
サポートをさせていただくことで
 
動物たちの福祉がまもられ
 
人と動物たちの調和のとれた共生を
 
取り戻すお手伝いができるはずです。
 
 
飼い主様 と一緒に避難先で生活することなく、今だ続く余震の下、倒壊の危険を伴う建屋で暮らす犬ねこさんたちはたくさんいます。
 
避難所ではペット同行(同伴)者への配慮から住み分けの進んだ施設もありますが、地域で飼養されている動物の数から見ると、
(ペットと暮らす)多くの方は
ペット同伴で避難先へ避難されていないのが現状です。
震災当初
ペット同行避難された後、避難先での動物トラブルや遠慮から、ご自宅へ動物を戻された方も少なくありません。
(戸別訪問を重ね動物に関する要望の聴き取り調査を実施させていただいております)
 
動物たちも
災害を受け変化した日常に不安を抱かないわけがありません。
 
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(飛び出してはいけない隙間から出てしまい、身動きできないままのワンコさん)
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始まったばかりの復興作業に
 
たくさんのボランティアさんが駆けつけ
 
片付けや移動など要望ある作業の
 
お手伝いに入ってくださってます。
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⬇︎赤紙の貼られた建屋での生活はできませんが、赤紙でない比較的破損の少ない納屋や倉庫を改装して動物と一緒に生活を始めた方もたくさんいらっしゃいます。
 
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ペットと一緒に暮らすために、不動産屋さんを回り『ペット可 物件』をお探しの方も多いのですが、全国的にそうであるように熊本県内もペット可物件は非常に少ないそうです。
 
市内の不動産屋さんの前では
100人以上の行列を見ました。
 
一方、完成を急ぐ仮設住宅ですが、
 
当面は絶対数不足が否めません。
 
入居できる優先順位も、お独り暮らしの高齢者、小さな子どもを抱えるお母さんとなることでしょう。
 
幼な子を抱くようにワンちゃんを抱っこしたお母さんは、
「犬がいると (入居は)一番最後ばい。」
とあきらめと遣る瀬無さの混じったため息をつかれました。
 
ペットと暮らすことのできる仮設住宅も建てられるそうですが
その時期や規模についての正確な情報は今回も得ることはできませんでした。
 
 
動物愛護団体として、
 
「私たちに出来ることをやろう!」
 
これが今回の熊本県入りの活動目的でもあったため、到着と同時に駈け回りました。
 
動物を取り巻く環境を調査していく中でたくさん撮りだめした写真を見ると、
毎週給餌活動で訪問している飯舘村(福島県)の給餌活動現場と区別がつきません。
 
放射能問題は無いものの、
劣悪な環境で暮らしていかなければならない動物たちの未来が見えないことに心が痛みます。
 
命を繋ぐ 給餌活動も必要となりそうですし、猫の不妊手術も、犬のお散歩も必要かもしれません。
 
戸別訪問し被災された方々にお聴きすると
、家屋などの片付けなどは要望として災害ボランティアセンターにボランティアさんの派遣をお願いしたそうですが、
動物に関する要望は出して良いものかどうかわからないとのことでした。
 
ボランティアさんが
動物のお世話(牛や馬などの大動物も含む)をお手伝いをできることで、飼い主様も震災からの復興に努めることができます。
 
避難されている飼い主様から
動物支援ボランティアセンターの立ち上げを強く望む声もたくさんありました。
 
現地で求められる要望に応えることができるよう開設された災害ボランティアセンター。
そこに
動物支援ボランティアセンターを立ち上げることが可能かどうか。
動物ボランティアさんを募り、必要とされる場所へ派遣する窓口が災害ボランティアセンター内にあっても良いのではないでしょうか。
(益城町、御船町、南阿蘇へのアクセスの中央に位置する阿蘇郡西原村での設立を目指し社会福祉協議会と相談中です)
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災害ボランティアセンター 
とは主に災害発生時のボランティア活動を効率よく推進するための組織です。
 
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(⬆︎カリブさん熊本県内活動車両として頑張ります。)
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(⬇︎こちらは熊本市内の災害ボランティアセンター)
 
交通の便の良さからも 毎日たくさんのボランティアさんが市内へと派遣されてます。
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これから梅雨や夏季に向かい、
私たち人間同様ペットにとっても過ごし辛い時季になります。
被災動物を取り巻く生活環境の改善を目指し、考えてることや言ってることのすべてが実行できたなら、まさにそれこそは理想です。
 
しかし、清川しっぽ村で活動できる範囲はごく狭く微力です。
 
少しでも、ひとつでも、そして一頭でも
人と動物の理想とする共生に近づくことが出来る環境作りに努めるには
たくさんの方の力が必要です。
 
動物のため、熊本のため、そして人のため
 
官民一体となって力を尽くす場が必要です。
 
今回は到着と同時に
 
熊本県庁や
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熊本市動物愛護センター
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(⬇︎毎日のように保護されてくるワンコたち)
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熊本県動物管理センター
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熊本県獣医師会へ
動物支援ボランティアセンター設立後の活動に協力要請に回りました
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さらに ご協力依頼を持ちかけたのは バスの運行会社でした。
 
比較的、ボランティアさんの多い地域のボランティアセンターからボランティアさんの少ない地域までの(無料)シャトルバスの運行依頼のためです。
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アポなしの訪問にも関わらず、
すべての方が親切に対応してくださいました。
(ありがとうございました。突然の訪問で失礼いたしました)
 
熊本のため!
 
結果はまだ
どう出るか分かりませんが(^ ^)
 
 
出来ることに努めます!
 
清川しっぽ村 
被災動物支援活動 応援してください。
 
 
清川しっぽ村
 
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被災動物支援活動応援口座
 
 
ゆうちょ銀行
 
 
ゆうちょ銀行から送金 記号:10270 番号:19126121
 
他金融機関からゆうちょ銀行へ送金 店名:〇二八(ゼロニハチ)普通貯金 番号:1912612
 
口座名義:一般社団法人清川しっぽ村運営委員会
 
 
 
 
 活動に関する問い合わせ
 
 一般社団法人 清川しっぽ村運営委員会所在地
〒243-0112
神奈川県 愛甲郡 清川村 煤ヶ谷 3084-1
「清川しっぽ村 運営委員会」
TEL 046-281-7457
(担当:松木・深津)
080-8357-7955
 
 メール
shippomura2013@gmail.com
 
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もう一ヶ所
 
毎日 訪問してるポイントでは
 
放浪犬3頭
 
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⬇︎4日間でだいぶ距離が近づきました
(^ ^)
このワンコは震災前から放浪しているそうで、捕獲の対象にはなっているものの
人手不足と警戒心の高さから難航しているそうです。
 
人手確保の需要が高そうです。
 
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