クモって・・・2 | みずの輪tenshi ブログ

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セラピストとしてカフェ店主として人間として・・・日々の暮らしのおしゃべり

先日、アシダカクモの様子を書いた後
(この軍曹を写真に収めたのは先週)で、今は親グモ、子グモともにこの場所にはいない。



既に子グモたちはバルーニングというステキな☆旅立ちで外の世界へと旅立ったようです。


まさに親子グモとの遭遇によって、本名 アシダカクモと言う名前を知り、ゴキブリを勇敢に退治する別名 軍曹と呼ばれる生態を垣間見てしまい、もっと【クモ】を知りたい~気持ちがムクムクと【雲】のように涌き出てきた♪


先日は夜な夜な、知識欲旺盛な?!知りたがり友とその生態を調べまくり、意外なクモの実態、事実を知ってオドロク!感心する!ウケる!
・・・何だか可笑しな光景だわ…。

こんなサイトも発見!
【アシダカクモの子グモ誕生】

http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/214101/205894/71070935

アシダカクモは卵のうの中で2回脱皮して卵のうから出ると他の子グモたちとしばらくの間【団居(まどい)】という言わば家族団らんの時を過ごすのだとか。

この時期に遭遇した人間などによって刺激を与えると子グモたちは 四方八方に逃げる。まさに【クモの子を散らす】とは、このことなのです。

団居(まどい)の時間を過ごしてクモの子はそれぞれ草や木の先に上って身体から糸を出すと、それが上昇気流に乗って吹き上がって風に吹かれて飛ばされていくのだそうです。


言わば、風の力を利用して行先は 風まかせ~♪それをバルーニングって呼ぶのだそうです☆


私、この『まどい・バルーニング』って言葉に反応、心の奥のほうに響いて暖か~い気持ちになりました。


母グモから大事に抱えられた卵のう。その中で外の世界に対応できるまで2回の脱皮後、出のう。
続々と袋の中から外界へと出て、しばし、みんなとひと塊になって団居(まどい)をする。


団居(まどい)って、クモたちにとって慣らし保育みたいなもの?みんな散々になる長旅前の別れを惜しむ時間?!あるいは長旅へのパワー充電作業?!


どちらにしても何だか人間的視点で見ると、そこに愛を感じずにはいられない。
母や仲間の愛。。。


そして、受け取った愛(勝手に思ってる(笑))を携え、いよいよ旅立ちは『風まかせ』の潔さ!
まるでタンポポの綿毛のように。


風まかせのクモは、上昇気流に乗って世界各地に拡がっていく。
地球規模なのだ!


だから、先日旅立った子グモもひょっとしたらアメリカ方面にも飛行しているのかもしれない。


あまりにステキ過ぎるクモの生きざま☆ ・・・自分に重ね合わせてみる。
なぜ、これほどまでも興味深く感じているのか・・・なぜ、見る羽目になったのか・・・


通りすぎてしまえば、ただのクモがいたってことだったはずなのに…くもの巣にひっかかったような私がいる。


そんな出逢いと興味は、誰かにとってのクモだったり、誰かにとっての蛾だったり、蝶だったり…また好き嫌いって感覚から注目してみても面白い。


知れば知るほど私にとってのクモはすっごく興味深いものでした♪


そして、気づいたのです。
子グモ旅立ちの後、
ガラス戸に新たな卵のうがくっついている!軍曹はいずこへ?!
それで、ここ数日、観察してみました。

光の当たり具合もあるけど、微妙に色が濃くなってる。

この中で孵化した子グモたちが脱皮を繰り返してると思うとワクワク(変態ですか?!)


昨日

今日

いつ、出てくるんでしょう?
あーでも御堂園も今日まで。
なので多分、居ない間に旅立っていくのかな。。。