【追記有り】島田市最終処分場西側搬入口工事今日から | あんくら島田のブログ

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今日から西側搬入口の工事スタート。
白いトラック停まってるところです。
その手前の重機は以前からありました。

画像右のブルーシートは
5月に本焼却された震災がれきの焼却灰を含む焼却灰です。
未だに埋められずにブルーシートがかけられています。
全員の地権者との契約が更新がされていなかったので、
埋められなかったのだと思います。
その状況に変化は無いので、
新たな搬入口がついて中には入れても、
ブルーシートが増えてくだけ?

島田市がやろうとしていることは、意味不明です。



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静岡新聞

暫定搬入口の設置に着手 
地権者封鎖の最終処分場 島田市

(2012/10/29 14:20)

 震災がれきの受け入れに絡んで地権者が出入り口を封鎖している島田市阪本の一般廃棄物最終処分場に関して、市は29日午前、処分場西側に暫定搬入口を設ける作業に着手した。
 パワーショベルで市道脇のごみを取り除いたり、金網と支柱を切断してフェンスを除去したりする作業を行った。市によると、30日から処分場内に降りるスロープを仮設通路として設置する作業を開始する。
 市は現在、一般家庭ごみと震災がれきの焼却灰(飛灰)を溶融炉がある田代環境プラザに仮置きしている。仮置き量が限度を迎える11月中旬までに、暫定搬入口の完成を目指す。
 暫定搬入口をめぐっては、搬入路となる市道沿いの地権者と茶畑の耕作者が市に抗議文を提出している。


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こちらは数日前の記事ですが
読んでもどかしい思いがしましたので、
感想を書きたいと思います。


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産経新聞
処分場 別の搬入口確保へ 静岡
2012.10.27 02:04

 島田市の最終処分場の入り口が震災がれき受け入れに反対する一部地権者によって封鎖され、焼却灰の搬入ができなくなっている問題で、市は別の搬入口を造成して焼却灰を運び込むことを決めた。29日から造成作業に取りかかる。

 市によると、新たな搬入口は最終処分場の裏手に造成する。鉄板のリース料や作業料が毎月約40万円かかり、市は業者と来年末までリース契約を結んだ。作業が完了し、4トントラックが通過できる搬入経路を確保できれば、今月11日から続いていた埋め立てが滞る状態は解消されることになる。岩手県で発生したがれきの受け入れは今月18日から始まっており、市は現在、がれきの交じった家庭ゴミを焼却した灰を、ゴミ処理施設内に仮置きしている。

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⚪この記事のミスリード
地権者さんが搬入口を封鎖している理由は処分場の契約更新がされていないから。

⚪契約更新されていない理由

契約更新は協議途中であるにも関わらず賃借料の支払いをしてきた。
処分場の構造的不備が取り沙汰された事に対する調査や対策または具体的回答を得られていない。
協議再開を申し出る要望に応じていない。

⚪何故協議が必要か

これまでの市内一般家庭ゴミの焼却灰受入という契約から、市内一般家庭ゴミ焼却灰とは異なる条件が付与されているから。

まとめ
管理型最終処分場の構造的不備は、その河下に暮らす生活水への影響が懸念される。飲料水の安全基準は食品の中でも厳しく設定されている。地権者さんは土地所有者の責任として安全性確保の為に対策を要求している。その様な経緯の中での契約更新であるから協議が行われる事は妥当性がある。契約更新されていない以上、これまで最終処分場埋め立て地や搬入口として使われてきたと言えど、そこを地権者の意思により土地使用することに不当性はないはずである。
新たに暫定的(市の見解)搬入口を設置するにあたり月額40万円の費用を一年強、480万円以上のお金をかけるのであれば、かかる費用を安全対策に回し問題点の改善に努めることが望まれる。




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