2016年2月18日
チャンミン✩誕生日小説です^^
CM Side
今日は、僕の誕生日…ですよね?
どうして、誰もいないんですか?
僕は、仕事から帰ってくると、きっとジェジュン兄が、たくさんの料理を作ってくれていて、ユノ兄は、ジェジュン兄についてまわって、ユチョン兄は、その様子をニヤニヤと見ていて、ジュンス兄はゲームをしてる……。
そう思っていたのに、誰もいないではないか。
「ただいまー。帰りましたよー。」
僕はリビングで、大声を出して言った。
「誰も いないんですかー?」
……返事がない。
ただ…人の気配がするのは、確かだ。
「はぁ…仕方ないですね。誰もいないなら、実家に帰ります!」
僕は、その“誰か”に聞こえるように言った。
(●`∀´●)『えっ、まってまって!』
(´Å`)『チャンミンっ、帰らないで!!』
(ΦωΦ)『こらっ、出ったら、ダメだって!』
(∵)『あっ……チャンミン……』
やはり、あなた達でしたか……。
『あー、ばれちゃった…』
『ジュンスが、出たから!』
『ユチョンも、出ったからっ!』
『チャンミン……』
4人の兄達は『仕方ないなあ』と声を揃えて言うと、ジェジュン兄が、僕に何かを差し出した。
「ジェジュン兄、なんですか?」
『誕生日おめでとうっ、オレ達からのプレゼントだよ。本当は自分たちで見に行きたかったんだけど、行けなくて……ネットで買ったの。』
自分で行けない理由は、僕にだってわかる。ファンの人に見つかると、ゆっくり見れないのもある。
「ありがとうございます、あとで見ますね。」
『いやっ今!!今見てよ!!』
僕は「あとであとで」と言うと、ジェジュン兄は『いま見ってよ!!』ってうるさいから、仕方なく見ることにしました。
僕が、綺麗に包装された紙を綺麗に破いて、見たら……。
「これっこんなにいいんですか!?」
僕は、舞い上がった。
(ΦωΦ)『みんな、チャンミンが好きなもの選んだんだよ~♪』
(´Å`)『チャンミン好きなもの多いから、選ぶの大変だったㅋㅋ』
(●`∀´●)『僕は、すぐ決めた~』
(∵)『ありすぎて、迷ったぞㅋㅋ』
兄達からのプレゼントは、ゲームソフト(ジュンス兄から)と、たくさんのビール(ユチョン兄から)、ヘッドホン(ユノ兄から)、そしてずっと僕が欲しがってた、十字架のネックレス(ジェジュン兄から)だった。
「ありがとうございます~」
僕は珍しく、自らジェジュン兄達に抱きついた。
『よしよし。チャンミンが喜んでくれるだけで嬉しいよ…。あ!あと、これもうひとつオレからね!』
ジェジュン兄は『オッレからの最高のプレゼント~♪』と上機嫌に僕に差し出したのは、花柄の封筒に入った物。
「怪しいですね。」
……見たくない気もする。
『ジェジュン兄は、怪しいのしか渡さないっすからね~ㅋㅋ』
『ユチョン!それ、僕も思ったㅋㅋ』
ユス兄は、2人で笑っているけど、ジェジュン兄は、ユノ兄に『なんで!?オッレ怪しい!?』ってずっと聞いてるけど、ユノ兄は『俺はそんなこと思ってないけど、たまに怖い。』と言って、よけいにジェジュン兄を怒らせてるのを気付いてない。
「仕方ないですね、もらってあげます。」
僕のひとことで、ジェジュン兄は
さっきまでの怖い顔から、いつもの可愛い…女性的な……そんな表情をした。
「…“ジェジュンの料理食べ放題券”?」
『そう♪チャンミンが食べたいものを、オレが作ってあげる!もちろん、作れる範囲でだよㅋㅋ』
ジェジュン兄は、ずっと僕が欲しがってた、ネックレスもくれたけど、僕にとっては、これが一番に嬉しい。
「ありがとうございますっ…!」
ジェジュン兄が作ったご飯を食べ放題ということは……僕にとっては天国だ。
『チャンミン、誕生日おめでとうね~♪』
「ありがとうございます、ジェジュン兄~」
『チャンミン、おめでとう~♪お祝いに歌ってあげようか?ㅋㅋ』
「ジュンス兄、ありがとうございます、でも歌は遠慮しますやめてください」
ジュンス兄は、独特の笑い声を響かせて、僕の頭を撫でた。
『Happy Birthday. 』
「 Thank you . 」
ユチョン兄は、僕を抱きしめたあと
『あとで…そのビールわけてね?♪』って
愛嬌たっぷりに言われたから
僕は不覚にも断れなかった……!
「誕生日おめでとう、チャンミン。」
『ユノ兄、ありがとうございます。』
ユノ兄は、優しく微笑んだ。
『さ~てっとっ!チャンミン、なに食べたい?』
「ジェジュン兄が作るご飯は、なんでも美味しいから任せます。」
ジェジュン兄は、それはそれは嬉しそうだ。
「あっでも、この券は渡しませんよ?僕から食べたい料理を頼まない限りは、無効ですから。」
『あっは!チャンミン、それ絶対 使わないっしょ!ㅋㅋ』
『チャンミン、食べ終わったら、僕とゲームするよね?』
『おれもしたいんす~』
「はい、します。3人でしましょう。」
『ジェジュン~、3人がゲーム始めたら、俺の部屋行くぞ~』
『ユノ~♪』
「はいはい、わかりました。はやく作ってください。」
『はやく作ってくれないと、ゲームできないだなっ!』
『その前に食べないとできないっすよ~』
今日は、いつもよりも賑やかな1日だ。
僕は、いつだって兄達に愛されてる。
そう改めて確信したんだ。
だって、こんなにも幸せだから。
2016年 2月18日“僕の誕生日”。
心から愛されてると改めて感じた日 ――。
END