昨年の今頃始まった展覧会、あいちトリエンナーレ2019ですが、数々の優れたアーティストの作品に混じって、過去に全国の美術館で展示不可となった問題作品を集め展示した"表現の不自由・その後"が三日で中止になり、抗議の電話やメールはトータルで一万件を越えました。

細かいことはさておきまして、実行委員会は騒動になることを予見しており、文化庁にも報告せず補助金を貰うのも契約違反だったわけです。それなのに、大村知事の謝罪ひとつで許すなんて文化庁いい加減ですね。ヽ(`Д´)ノプンプン

大村知事は、初め「慰安婦像は、写真にしてくれと頼んだ」「昭和天皇の御真影を焼却する作品は知らなかった」と発言していましたが、そのうち「表現の自由であり、守らなければならない」、昭和天皇不敬展示物を許可した大村知事を批判した吉村大阪府知事に対しては、「法律を知らないなんて憐れですね」などと人を馬鹿にした発言をしました。(*`Д´*)

 

 

さて、高須クリックの院長、高須克弥氏の呼び掛けにより、8月に入ると大村知事リコール運動が始まるわけですが、今日の中日新聞の朝刊に広告が載っていました。

 

 

中日新聞さん、ちゃんと広告載せてくれたんですね。(о´∀`о) でもなんか小さそう。

実際の新聞を見てみると、

 

 

とても小さい。下のキャベジンの広告の方が十倍くらい大きい。できるだけ目立たないよう細心の注意を払ったのが伺える。誰に気を遣っているのか?

 

 

三面記事には、コロナ感染拡大防止を訴える大村知事の記事がありました。こちらは、写真も大きく、カラー。

 

中日新聞さんは、あいちトリエンナーレの協賛団体であり、立場上リコールに賛同できないのも理解できます。しかし、報道機関は、公正中立でなければなりません。知事リコールも、本来は愛知県の有権者全員にリコールに至った事の顛末を周知した上、賛成か反対かを問う事で、判断をすべきだと思うのです。当初は、高須院長の広告掲載を断ったそうですが、後に「条件がそろえば載せても良い」ということになり、今朝の掲載に至ったと思われます。高須院長は喜んでいらっしゃいましたが、リコール賛成派の立場で言わせてもらえば、

 

一面使っても良かったんじゃない?

 

過去に全国の美術館で却下された作品を知らされずに展示し、騒動を起こして、協賛団体の中日新聞さんも迷惑だったことでしょう。気遣いなんて必要ないと思いますよ。