姫路城 観光 黒田官兵衛 パワースポット
さぁ軍師官兵衛をめぐる播磨旅行も最後のスポットです
姫路城~~~~
最後に大物を取っておきました
・・いや、ウソです
本当は初日に行こうと思ってたのに、
早く閉まっていて入れなくて後回しになっただけです
みなさんご存知のとおり、
姫路城はいま大改修中
天守閣の中には入れません
なので、外だけですがご紹介します
今回のポイントは、
敵は西からやってくる
呪われたプリンセス
です
やっぱかっこいい
ありがたいことに、ブロガー特典として
姫路城の入場券もいただいたので、
それを使わせていただきました
ありがとうございます
菱の門
入城ゲートを入るとすぐにあるのが、
二の丸の入口にあたる菱の門
こちらは、姫路城内で一番大きな門で、
伏見城から移築されたといわれているとか
姫路城を攻め落とそうとしたら、
この門で10回くらいは死んでると思う
菱の門をくぐる前に、後ろを振り返ってみてください
壁に丸、三角、四角の穴が
これはオシャレではなく、
攻撃のための工夫、狭間といいます
ここから鉄砲や矢を放つんですが、
丸や三角が鉄砲、長方形が槍&矢を放つ専用
敵が攻めてきたー
わーキャーって城内パニックですよね
でもそんなときでも、パっと見てすぐに配置につけるような
工夫なんですよ~
(※日本の城写真集さんからお借りしました)
私、写真を撮るのを忘れてしまったのですが、
菱の門はさらに工夫されていて、
この丸・三角・四角がある壁はL字型になっています
このL字城壁があることで、
侵入者が門に近づく前に集中して撃てるようにできてます
姫路城、記録では鉄砲狭間が2522箇所、
矢狭間が603箇所もあったとか・・
菱の門でこんなに長くなってしまった。。。
西の丸へ向かいます
西の丸長局(百間廊下)
西の丸の庭園を抜けると、内部が見学できる
西の丸長局(百間廊下)に着きます
ここは天守が完成してから10年ほど後、
1618年(元和4年)に増築されました
百間廊下と呼ばれる由縁は、
西の丸の西側石垣上に約300メートルも延々と続く
廊下があるから
ここで見るべきは
左側の壁にある狭間や石落とし
この仕掛けは、左側だけにあります
さて、なんででしょうか
正解は・・
こっちが西だからです
つまり敵が西にいるということ
姫路城は、池田輝政が関ヶ原の合戦後に入城しました
輝政は、いま月9でやってる信長協奏曲で、
向井理が演じてる恒ちゃん(池田恒興)の息子ね
その目的は、豊臣恩顧の大名の多い
西国を牽制するため
徳川家康から命を受けて、
輝政は姫路城をさらに強固に整備しました
でも、この百軒廊下の西の丸が建ったのは1618年
つまり、大阪の陣の後・・
豊臣家が滅びた後です
それでも西の守りを固めていた・・
つまり、まだまだどうなるか分からなかったってことですね
入って始めの方のレの渡櫓では、
「歴代城主と姫路城ゾーン」という展示を
やっていました
姫路城の歴史を、歴代城主ごとに分かりやすくまとめていて、
とても見ごたえがあって面白かった
特にわたしが見入ったのが、家紋を施した瓦
姫路城は、すっごく城主が代わってるんです
なので、城内には、
いろいろな家紋がたーくさんあります
ちなみに歴代城主の家紋は、
赤松氏(二ツ引両)、黒田氏(橘)、羽柴氏(桐)、
池田氏(揚羽蝶)、本多氏(三ツ葉立ち葵)、榊原氏(源氏車)、
奥平姓松平氏(沢瀉)、松平氏(三ツ巴)、酒井氏(剣酸漿)など
この説明の部分の窓から見えたこの家紋は
誰のでしょう
瓦の家紋探しは個人的に好きー
急な階段を昇ったり、渡櫓は複雑に折れ曲がってました
構造が面白い
写真、ブレブレでごめんなさい。。
タの渡櫓、ルの櫓、ヨの渡櫓では、
防御の仕組みや伝統技術の「西の丸建物ゾーン」展示、
ヌの櫓、カの櫓、化粧櫓では、
千姫の生活を「千姫ゾーン」として紹介しています
・・千姫って
千姫は徳川家康の孫娘で、
二代将軍・秀忠と江(ちょっと前の大河で上野樹里)の長女です
千姫の波乱万丈ストーリー
7歳 豊臣秀頼(秀吉の息子)と結婚
18歳 徳川家vs豊臣家の戦い勃発
19歳 豊臣秀頼自害
(大阪夏の陣で豊臣家滅亡、滅ぼしたのは祖父家康) 5/7←同じ日!
20歳 本多忠刻と再婚(姫路城入城)
22歳 長女出産
23歳 長男出産
25歳 長男死亡
30歳 二人目の夫・本多忠刻病死 5/7←同じ日!
30歳 江戸へ
・
・
70歳 江戸で死去
この濃すぎる半生・・
姫路城にいた短い期間だけが
千姫は幸せだった・・と姫路城には書いてありました
そもそもこの西の丸長局は、
千姫に仕えた侍女たちが居住していた場所です
千姫が眺めていた景色
真ん中にあるちょっとした山が男山というんですが、
ここに天満宮があります
これは、忠刻と再婚して姫路城に入った千姫が、
本多家の繁栄を願って建立しました
この廊下から朝と夕方、遙拝したそうです
城内から遙拝できるように、
姫路城を向いて造られてるんですよ
この先にあるのが化粧櫓
一番奥に、千姫と侍女たちの人形が飾られています
ここから見る天守閣
すっごく長くなっちゃったので、
このへんで~
姫路城、続きます
【播磨旅行】
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