点滴式で水換えをやってみる | 水記録

点滴式で水換えをやってみる

エビなど水質の急変に敏感な生体がいる水槽では水換えにも気を使いますね。

今日はそういう水槽で役に立つ点滴式でやる慎重な換水方法を紹介したいと思います。

・・・と、書くと何か大げさな感じになってしまいますが、やってみると何てことはないです。


まずは点滴用の道具を作ります。3分で出来ます。

用意するものはエアチューブ、二又分岐弁、一方コック。

作り方は・・・ [二又分岐弁]=エアチューブ=[一方コック] ←こんな感じでw


換水


やり方は左の図を見ると分かりやすいと思います。

解説も書いてますので拡大してみてください。

二又分岐弁側をバケツの底まで沈め、

一方コック側から口で吸い出してやると、

サイフォンの原理で水がポトポトと出てきます。

このとき水を飲まないように注意してくださいw

一方コックを絞って出水量を調整します。


ところで何故あえて二又分岐弁を使ってるのかというと、

余ってたから 適度な重さがあって重りになるからです。

もちろんキスゴムなどで固定してもOKですが。


図にも書いてますが、この方法はサイフォンの原理を利用しているので、

バケツを水槽より高い場所に置かないといけません。そのための台を用意するのが苦労するかも・・・


点滴式


これが一方コックです。安いです。

でも、なぜか近所にあんまり売ってません。なぜだろう・・・


二又分岐側で出水量を調整することもできます。

これが売ってないときはチューブの途中に結び目を作り、

その結び目を締める強さで調整することもできます。








二又分岐弁です。これも安いです。

こっちはどこに行っても売ってるんですがね・・・

こちらをバケツ側に沈めます。

使い終わったら水分をキチンと拭いて保管してください。

濡れっぱなしで放置してるとサビます。

写真の物はちょっとサビてます・・・

つーかキチンと拭いててもいつかはサビますが・・・


・・・ここまで書いて気づいたんですが、エアチューブだけあれば点滴式できないこともないんですよねw

チューブに結び目を作っちゃえばそれがコックの役目を果たすわけですし。

結局のところ分岐弁だのコックだの使ってるのは、ウチでは余ってたからって感じですかね。


次回は点滴式の水合わせについて書こうと思います。

それではまた。