謎の怪奇事件『メリーランド悪魔憑依事件』 | Area501『不可思議な話題』

謎の怪奇事件『メリーランド悪魔憑依事件』

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映画「エクソシスト」にはモデルになった事件がある事をご存知ですか?

 それはエクソシストの原作者であるウィリアムピーターブラッティが、学生時代に新聞の記事で呼んだ、とある怪奇事件です。

 その事件とは1948年に「ワシントンポスト」紙に掲載された『メリーランド悪魔憑依事件』の記事である。この記事を20年経っても忘れられなかったブラッティは当時悪魔祓いを行った助手が、悪魔祓いの日記を残していた事を知り、それを苦難の末に手にいれ1971年に映画「エクソシスト」の原作を完成させたと言われています。

 メリーランド悪魔憑依事件については同様にこの日記をてに入れたトーマスBアレンと言う作家が「表意-悪魔祓いの真実の物語」と言う本で取り上げています。


『メリーランド悪魔憑依事件』
 メリーランド州コッテージシティ市に住む、とある少年の叔母の死が事件の発端となる。少年は一人っ子で叔母によく懐いており、ウィジャ盤(西洋版コックリさん)やタロットをしてよく遊んだと言う。少年は叔母の死により大変ショックを受け、ウィジャ盤により死んだ叔母とのコンタクトを試しみたと言う。この事を切っ掛けに少年は謎の奇病に犯される事になる。祖母の死後、少年は人格が豹変し身体に「助けて!」「閉じ込められた」などの文字や顔が浮かび上がり、彼の周辺ではでは頻繁にポルターガイスト現象がおこるようになったと言う。少年の両親は困り果て病院に連れて行くが解決せず、プロテスタントのシュルツ牧師の元を尋ねる。牧師は彼の奇病は悪魔憑きであると判断し悪魔祓いの儀式を行うが成功せず、カトリック教会に悪魔祓いを依頼する事になる。 教会はエクソシストであるヒュー神父ボーデン神父の2人を派遣する。2人は2ヶ月以上の期間にわたって30回以上の悪魔祓いの儀式の末、悪魔祓いに成功する。その後少年は平穏をとりもどし幸せに暮らしたと言う。また最後に悪魔祓いを行った場所は封印され今も立ち入り禁止になっていると言う。

メリーランド悪魔憑依事件の原因
・少年の自作自演
・てんかんや解離性同一性障害と言った脳障害の一種
・叔母の霊が憑依した
・弱った少年の心に悪魔が憑いた


 しかし上記事件については時間や場所、内容などは、任意に操作され書き換えられたものであるらしく、その真相についてはわからない部分が多いようです。




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