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有川ひろと覚しき人の『読書は未来だ!』

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これの続きのような繰り言。

 

「都会vs田舎」論に持ち込んだことの何が一番罪深いかというと、日本全国全ての人が都会か田舎かどっちかに属するからなんだよ。

そしてカジュアルに戦争に参加できてしまうからなんだよ。

更には自分の知己や親類縁者は自分と逆の側に属しているかもしれず、その関係性も軋ませる可能性があるからなんだよ。

日本中に争いと不和と遺恨を撒き散らす巨大な戦争を引き起こしてしまうからなんだよ。

 

俺はこの戦争を煽った著名人が一番罪深いと思っている。

議員、文筆家、インフルエンサー。

どうして日本中を引き裂く論争に人々を導いた。

特に議員。人々を治める使命を背負う公職の人が何故。

高知へ続々届く殺害予告や爆破予告は彼らが引き寄せたものだと俺は思う。

そうこぼすくらいは許してくれ。

 

巨大な戦争が始まることが目に見えていたから、土佐市のカフェはせめて「田舎はどこも〜」の文言だけは削ってくれたらと思っていたが、地元の方の忠告を受けてなおその文言を掲げ続けたということは戦争を起こすご覚悟だったのか。

あるいは戦争が始まる自覚がなかったのか。

俺はこうなったことを悲しむしかできない。

 

俺と同じく悲しむ人たちは、せめて痛ましい炎上の教訓を胸に和彫りしよう。

 

「主語を大きくしてはならぬ」

 

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