あろひろし観察記

あろひろし観察記

嫁から見た漫画家・あろひろしの観察記です。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*



「妖こそ!うつつの分校」(あろひろし作)全3巻

「よめ×ヨメかなたさん」(あろひろし作)全3巻 

「ボクの社長サマ」(あろひろし作)全6巻 

(一部に)大好評大絶賛発売中です!



*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


嫁から見た漫画家・あろひろしの観察記です。



基本的には、あろが何をしていたかを観察して記録しています。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*








今日起こった出来事を滅茶苦茶自慢します…‼︎
前回の記事と同じ前書きになりますが、
人の自慢話なんか聞きたくないぜという方はここでそっ閉じリターンプリーズ。
仕方ねえ聞いてやるよという寛大なお方のみ、下方へお進みください。
いいですか、ゼッタイ歯噛みして悔しがるような自慢ですから、耐えられる方だけ進んでくださいね。
約束しましたよ‼︎














前回の記事でも書きましたが、わたしは先月誕生日を迎えて、ベテランお姉さんとして、またひとつ年齢を重ねました。
というわけで、お誕生日にかこつけて、あろ嫁さんという職業特権を最大限活用して、滅茶苦茶職権濫用して、またもやお宝を入手しましたよ‼︎
ババーン‼︎




弓月光先生から色紙が届きましたよ‼︎

どうですか‼︎

いいでしょう‼︎

羨ましいでしょう‼︎

「みんなあげちゃう♡」の悠乃ちゃんですよ‼︎



わたしは数多ある弓月先生の作品の中で、ヒロインとして悠乃ちゃんが一番好きなのです‼︎

他にも「ボクの婚約者」の白瀬陽子ちゃんも好きですが、残念ながらこの作品のヒロインは椎名ちゃんで、陽子ちゃんでは無いですし。




悠乃ちゃんは、その気になればというか、ならなくても大学なんて成績関係無く進学できるようなとんでもないお嬢様ですが、お嬢様だからこそきちんと勉強しないとおうちの力(オカネの力)だと思われて嫌だからと、成績も優秀なんでした。

そういう「自分の力で人生を切り拓いていく」という悠乃ちゃんの姿勢は、わたしの人生観にとても大きく影響したなぁと今になって思います。

悠乃ちゃんは一途でかわいいし、わたしのメンターだなぁと思うのです。

わたしも悠乃ちゃんと同様、法学部に進学すれば良かった(笑)。


そんなわけで、今年のあろ嫁さんのお誕生日は家宝をふたつも入手するという、たいへん幸せな始まりとなったのでした。

並べて再度ババーン‼︎





何度でも言いますけど‼︎

いいでしょう‼︎

羨ましいでしょう‼︎


今年はあろ嫁さんをやってて良かったと思えるお誕生日になりました。


弓月先生、どうもありがとうございます‼︎

大事にいたします‼︎


幸せ過ぎて、感動してます…‼︎









今起こった出来事を滅茶苦茶自慢します…‼︎
人の自慢話なんか聞きたくないぜという方はここでそっ閉じリターンプリーズ。
仕方ねえ聞いてやるよという寛大なお方のみ、下方へお進みください。
いいですか、ゼッタイ歯噛みして悔しがるような自慢ですから、耐えられる方だけ進んでくださいね。
約束しましたよ‼︎














先月、わたしはベテランお姉さんとして、またもひとつ年齢を重ねました。
わたしの野望は「マチュアなマダム」なので、年齢の数字がひとつやふたつ増えたところで、どうということもないんですが、肉体的に衰えるのだけは嫌だなあと思うくらいです。
めがね着用必須とか膝が痛いとかは本気で勘弁して欲しい。

で、去年一昨年あたりから、ちょっと身辺がゴタゴタしてまして、肉体的ならず精神的にもかなりのダメージを食らっている最中です。
2〜3歳児みたいに、床に寝転がって手足をバタバタさせて、「嫌なのおおお‼︎嫌だって言ってるでしょおおお‼︎」と泣き叫んで駄々をこねたいくらいなんです。

そんなわけで、自分を優しく甘やかしてあげようと、小狡い手を使って入手いたしました。
ババーン‼︎




あろ嫁さんは、職業・あろ嫁さんなので、滅茶苦茶職権濫用しまくって、こんなお宝を手に入れたんですよ‼︎

いいでしょう‼︎

羨ましいでしょう‼︎


あろ嫁さんは文字通りマジ泣きしました‼︎


秋本先生、本当にありがとうございます‼︎

大事に飾らせていただきます‼︎


※あろさんのは、わたしの誕生日のために描いてくれたものではなくて、ずーっと前に頼んで描いてもらったやつです。
あろさんは、あろ嫁さんのお誕生日に色紙のひとつイラストのひとつも描いてくれないんですよ‼︎
ぷんすかぷんぷん激おこぷんぷん丸ですね‼︎




クラウドファンディング「雲界の旅人〜島喰い篇」終了後、燃え尽きた抜け殻のようになっていたあろさんですが、またも毎日だらだらとぼーっと過ごされては、あろ嫁さんが当然とっても立腹します。
まんがを描かない漫画家は漫画家じゃありませんから‼︎

というわけで、とにかく毎日まんがのことを考えて、形にするという修作のようなものを始めてはどうかとあろさんに提案しました。
で、出来上がったのがこちらです。

https://note.com/arohiroshi/n/nca434712389d



上記「みんなの童妖(うた)」は修作とはいえ、今後、「雲界」や「ハンター」「エスガイヤー」などをきちんと完結させるために、必要な作品だと思ってます。

少なくともあろさんは手を抜いていませんし、本人は楽しんで描いたと言ってます。

あろ節が滲みでているショート作品になってると思います。

良かったら、ぜひお読みいただき、感想をあろひろし宛にいただけると幸いです。

ラストに↓の子がほんのちょっぴり出てくるのも、まあお遊びというかご愛嬌。



今後は1ヶ月にショート一作を目標に、noteで発表していきたいと考えています。

その他「雲界」「ハンター」の続きも並行して、あろさんに描いてもらいたいなあと考えています。

とはいえ、あろ嫁さんは原稿作成は手伝えないため、できるとしたら、事務作業やせいぜいが原稿の仕上げ程度なんで、そちらでのフォローや支援はしていくつもりです。


定期的な更新は、あんまり期待しないで、それでもお待ちいただけると幸いです。

よろしくお願いします🙇‍♀️




0:33 2022/10/22

(あ・な話) 出張編集部が話題なんですか?
なら、小話をば。
まだ平成の時代、あろさんも出張編集部に持ち込んだことがありましたが、「絵が古い」「ウチには合わない」とけちょんけちょんに断られておりました。
スペースを空席にするわけにはいかないので、あろさんひとりで持ち込んでました。

たらればではあるんですけど、わたしがあろさんに付き添って交渉してたら、あそこまでけちょんけちょんな評価はさせなかったと思います。←自画自賛爆発ボンバー。
「とりあえず一作掲載させてくれ、表紙に"あろひろし"と出してくれ、それで部数やアンケートが悪ければ諦める。ただし→」

「基準クリアしたら、連載枠をくれ。"雲界"や"ハンターキャッツ"の続きは絶対に数字を取れる。それはwin-winになるはずだ、いや、させてみせる」と断言してただろうなあ、などと(笑)。
絵が古かろうが、あろひろしの固定読者は絶対についてきてくれる、とかましただろーなあと思います。

あろさんはまんがを描くことしか出来ないので、そういうハッタリをぶちかます交渉はわたしがしてたら違ってたのかなあ、などと思います。
だってわたしは信じてるもん。
ウチの64歳児は天才だから、古参読者はもちろん、新規読者も絶対獲得できるもん。
ウチの64歳児は本物の天才だから‼️

(補足) とはいえ、わたしがハッタリぶちかますのも躊躇わないと断言できるのは、一重にCF「島喰い」があれだけの達成率を叩き出したという理由が大きいです。
ご支援者の方にはとても感謝しております。
あろさんも「まだ自分は描ける」と自信を持ちました。
本当にありがとうございました‼️

*******

これは、ウチが漫画家夫なので、漫画業界に限定したお話とします。

すんごい身も蓋も無いこと言うんですけど、偏見だとも思ってるんですけど、漫画家さんで交渉力がある人って、そんなにいないと思うんです。
しかも、持ち込みするってことは、自分の作品をセルフプレゼンテーションするということで、もちろんおもしろいと思って描いてはいると思いますが、編集さん相手に、自分で自分の描いたものを手放しで滅茶苦茶褒めまくって、掲載してください、絶対損はさせません!と言える心臓に剛毛が生えてる人も、そうそういないと思います。

となると、どうしたら解決できるのか。
これは我が家がやってることですけど、漫画家には、プロデュースとかマネジメントとかしてくれる相方が必要なんじゃないかなと思います。
できれば、その漫画家と長い、または深い付き合いで、作品を手放しで褒めてくれる相方。
アカンところははっきりばっさりアカンと指摘してくれる相方。
出来上がった作品を売り込むときには、絶対の自信を持って交渉できる相方。
その漫画家の個性や特性を理解していて、ここは他の誰にも負けないと主張できる相方。
漫画家と絶対の信頼関係を築けている相方が必要なんじゃないかなー、と思いました。

漫画家やってる人で、編集さんとの交渉やスケジュール管理、確定申告とか、雑多な事務作業が得意な人も多く無いと思うんですよね。
とりあえず、あろさんは事務関係は壊滅的に処理能力が無いので、n=1なんですけども。
漫画家は漫画を描く、相方は売り込み方や事務作業を担う、のバランスが取れている状態が一番うまく回るんじゃないかと思います。
相方がいれば、漫画家にいくようなクレームも相方が引き受けることも出来ますしね。
ぶっちゃけ、「島喰い」でいえば、リターン時期が滅茶苦茶ずれ込んだのは、ほぼ完全にあろさんの見込み違いですけど、わたしの事情もあったのでと嘘でも言えば、「なんだよ、あろ嫁のせいなのかよ」と読者に思ってもらえるじゃないですか。
わたしは、あろさんが自分で満足のいくクオリティの漫画を描いて、読者の方に喜んでもらえるなら、そんなプチクレームなんか(少ししか)気にしませんし。

ただまあ、相方やってる立場のわたしとしては、漫画家が漫画を描かないのは怒りますけども。
出張編集部に行くのに、ネームも作らず、キャラクター設定も作らず、万全の用意をしないで、「駄目だったー」なんて言うなら、そりゃ怒ります。

漫画家が心折れるような対応をされたときでも、しっかりと支えになる相方がいれば、交渉もスムーズに出来るんじゃないのかなあ、と浅慮ではありますが考えています。

ま、「その相方を見つけるのがまずハードル高いんじゃあああ!」と言われたら、返す言葉はございません……。

そういうわけで、あろさんはわたしという相方を得ることができて、非常にラッキーでしたね!(笑)←結局自画自賛爆発ボンバーでしめる。


 
タイトルをまともな和歌だなんて思わないようにお願いします。
ましてや、評論なんて本気でいりませんから!
 
というわけで、今回は「MORUMO1/10」です。
 

 

 

 

みんな大好き巨大美少女ものです!

主人公・白瀬もるも、15歳(高1)、身長16.3M、体重45t(推定)、B・W・H ヒ・ミ・ツ。

 

徳間書店から出していただきました。

その後、8年経ってから、改訂版も出していただきました。

改訂版はおまけまんが他がついています。

 

もるものあらすじについては、うんまあなんというかその……すみません、ひと言ではまとめられません。

なんちゅうか伏線がありすぎて。

とにかく読んでほしい、としか言えません。

あと、もるもが1/10(正しくは1/1000)のこびとになる際の物理的な理屈がわたしには理解できていないので、やっぱりまとめられません。

(何度でも言いますが!わたしは私大文学部卒ですので!高校で理系科目は放棄した人間です!)

 

改訂版おまけで「ウチの妹が身長170cmなんですよ」とあろさんが書いていますが、バラしちゃいますと、これは少なめに盛っています。

あろさんの家系はやたらでかい人が多いのです。わたしも身長160cm以上ありますので、自分の年代の平均身長よりは大きいはずなんですが、あろさんの血族に囲まれていると、毎回毎回飽きもせず、巨大人の中にまぎれこんだ小人のような気分になります。いや本気で。

 

もるもで特筆すべきことがあるとしたら、名セリフが満載ってところでしょうか。

わたしが一番お気に入りなのは、「上に落下する!!」です。

あろさんがお気に入りなのは、改訂版と変わらず「にせもるも」と「他爆装置」だそうです。

うん、他責思考のあろさんにはそのまんまぴったりですね!

 

元暗おっさんのメモリーバンクのパスワードは寿限無の設定となっていますが、これは当時ドラクエの復活の呪文がひらがなでやたら長かったというところが元ネタだそうです。

ちなみにあろさんは寿限無の名前を全部言えます。

 

この「MORUMO1/10」の中で、一番器がでかくて人間ができているなあと思うのは、もるも両親ですよね。

すくすくと成長した……って、もるもが小学生のときには、すでに食費がもんのすごいことになってたと思うんですよね。

あと、もるもの部屋もどんだけの広さがあるんでしょうか。

あろさんは「あからさまに宇宙人だから、政府から補助が出てたんじゃない?」とか言ってますけど、本当でしょうか。

だったら、今現在の少子化対策についての補助も……おっと、誰かに呼ばれました。

 

あと、わたしにとって思い出深いのは、もるもは本屋さんで出会った本ではないということです。

いまだに覚えてるんですけど、駅前のコンビニで見かけました。

まさかコンビニにあろひろしのまんががあるとは思わないので、即断即決でレジに持っていきました。

お菓子と一緒に(笑)。

 

あと、もるもはあろさんが自分で「結末を決めて、終わりにした初めての作品」だと聞いています。

もるもで「自分の意志で終わらせる」ということができたから、その後の「優&魅衣」以降の作品も後始末がつけられるようになったそうです。

それで言うんなら、早く「雲界」も「ハンター」も「エスガイヤー」も終わらせてほしいですね!

まあ、もるも以前の作品は続かなくて、打ち切り……おっと、誰かに呼ばれました。

 

というわけで、もるもは全2巻というコンパクトな作品ながら、小ネタ満載で密度が濃いので、連載当時(1985年くらい?)を思い出しながら読んでいただけると、なお一層楽しんでいただけるかと思います。

当時は発行されたばかりの500円玉も登場していますよっと。

今は岩倉具視を覚えている人の方が少ないと思いますけどね!

 

読んで損はさせない作品だと思いますので、どうぞよろしくね!