去る8月11日、おのころ心平先生率いる未来患者学サミットのオープニングイベントに参加しました。
本気で医療革命を考える錚々たる講師陣のお名前を拝見するだけでもワクワクが止まらないイベントでした。
ホリスティック医療の先駆け、帯津先生のお話にも感動しましたが、最も心が躍ったのは、いつもメルマガを拝読している川嶋朗先生のお話と、公開診療です。
現代医療の問題点にズバッと切り込む潔い言葉一つ一つ、聞き逃さないように真剣に伺いました。
「このまま、お任せ診療を続けていたら、日本は破綻しますよ」
本当にその通りです。
調剤薬局で働くまで気付かなかったけれど、保健医療で支払う3割の自己負担額の残り7割は国民の税金という事実。
患者の家に残った大量の薬等、我が国の残薬推計額は、厚生労働省によると年間約8700億円を越える金額です。
この一点だけでも改善できたら、どれだけ良いことでしょうか?
「とりあえずお薬だけもらいに行こう」
という安易な受診は税金の無駄遣いという認識を、国民すべての人が持つべきだと思います。
必要な人が、必要な時に、必要な医療を受けられることが大切です。
そして、一人一人が自分の心身と人生と命に責任を持つこと。
自分の健康を守ることが、日本の未来への貢献になります。
今回のイベントで、治療者でなく、心と身体の健康維持や増進を目的としているアロマセラピストという立場は、医療費削減に大きく貢献できると感じました。
そして、川嶋先生の本気の診療を目の当たりにして、医師を本気にさせる患者の姿勢を学び、患者学の必要性を感じました。
患者の姿勢が変われば医療が変わる…。
本気の医師と、本気のメンター、本気のブレーンたちに賛同するスタッフの皆さんの熱い想いとメッセージをたくさん受け取って、心が震えるイベントでした。
せっかく生きているのだから、世の中に爪痕、残したいですよね。