こんにちは!

「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

敬老の日なので
主人の父&両親に
会いにいってきました。





それぞれ
88、87、86才になります。
いつまでも
頭も体も
元気でいてほしいです。

ということで
「アロマで認知症予防」
について
今日はご説明しますね。

2年ほど前
「たけしのみんなの家庭の医学」で
紹介されたので
ご存じの方もいらっしゃると思います。

鳥取大学医学部・浦上克哉教授は
日本認知症予防学会理事長も務める
「認知症診断・予防」の第一人者です。

浦上教授は
30年以上、認知症の臨床と研究を
続けてこられ

アロマと認知症の関係に着目し
「嗅神経を刺激すれば
海馬の機能が回復する」
ということを発見なさいました。

著書
アロマの香りが認知症を予防・改善する
でも
認知症予防のため
アロマテラピーを使用することを
推奨していらっしゃいます。

これまでは
認知症を発症すると、まず
「海馬(かいば)=記憶を司る脳神経」
がダメージを受ける
と、考えられていました。

しかし、近年の研究で
海馬に直結した
「嗅神経(きゅうしんけい=嗅覚を司る神経」
が、まず最初に
ダメージを受けることが
わかってきました。

嗅神経のダメージが
少しずつ海馬に伝わり
記憶機能を破壊しながら
脳全体の機能を低下させていく。

それが
認知症発症のメカニズムだったのです。

つまり
その嗅神経のダメージを
軽減・修復できれば
認知症の予防や改善は不可能ではない
ということなのです。

2003年にアメリカで
「アルツハイマー病においては
記憶が障害される前に嗅覚が障害される」
と論文を発表した医師がいました。

この論文では
アルツハイマー病14人中12人に
嗅覚障害が認められたそうです。

嗅神経はもともと
他の脳神経より再生能力が高く
適切な香りによる効果的な刺激で
機能が回復しやすいのだそうです。

ですので
嗅神経が正常に戻れば
それに連動している海馬も活性化し
おのずと認知症は改善に向かっていく。

なので
「アロマは認知症予防に効く」のです。

では
アロマは認知症に対し
どれほどの効果が
期待できるのでしょうか。

2005年
日本認知症学会会報誌に
発表された浦上教授の研究論文によると

浦上先生の開発した
「TDAS認知症テスト」の結果で

認知症患者10人に1ヶ月間
4種類のアロマを
芳香してもらったところ
認知症の治療薬と
ほぼ同等の効果が確認されたそうです。

また
認知症予備軍の方に
1週間アロマを試してもらった結果は

認知症の数値13から数値2にまで
改善されました。

数値13は
「料理している途中に
電話がかかってくると
料理をしていたことをすっかり忘れて
ネットサーフィンをはじめてしまう」
といった物忘れ度になります。

それが1週間後
「鍋を煮込んでいる間
洗濯物を取り込み
時折、火加減の様子を見ながら
明日出かける場所の情報を
インターネットで調べる」
といった複数の用事を同時に行える
数値2
にまで改善されたんです。

これは
アロマを嗅いだだけで
でた結果です。

劇的な改善は
予備軍の方に多くみられます。

認知症を
発症してしまうと
なかなか
劇的な改善までは難しいそうです。

ですから
予防が大事です。


精油の香りが嗅覚を刺激すると
香りの信号が脳に伝えられ
自律神経をコントロールします。

身体の機能も整うので
それも
認知症の症状の改善につながります。

また、アロマには
心地よい香りが脳を刺激し
「楽しい記憶を引き出す」
「リラックスできる」
「悲しみに耐えられるようになる」など
心理的な効果も期待できます。

これが
心の問題に働きかけ
認知症の周辺症状も軽減するようです。

では
認知症の予防・改善が期待できる
とされるアロマと
その使用法についてご紹介します。

(1)昼用(日中用)のアロマ

ローズマリー&レモン
この2種類を2:1で
ブレンドしたものをいれた
アロマ用のペンダントを身に付ける。

またはディフューザーなどで拡散し
できれば「午前中」に「2時間以上」
香りを嗅ぎます。

(2)夜用のアロマ

ラベンダー&オレンジ
この2種類を2:1の割合でブレンドし
枕元に染み込ませたものを置く。

または
ディフューザーなどで香りを拡散させ
「就寝1時間前から」
寝てからも合わせて
「2時間以上」
香りを嗅ぎます。

この研究結果に基づき
市販されている
認知症用アロマは
すべて2:1に配合されています。

実は
【MR AROMA】の『スイッチオフ』は
「認知症アロマ」と同じ
ラベンダー&オレンジ
2:1の割合で
ブレンドしています。

認知症予防には
「2時間以上」
嗅ぐ必要があるので
ディフューザーをお薦めしますが

寝付きの悪い方に
この配合が「黄金比率」
ということが
わかっていただけると思います。

寝付きが悪いとき
【MR AROMA】を
手首や首筋に
シュッとスプレー
してみてくださいね。


浦上教授の研究成果を基に
鳥取大学発ベンチャー
「株式会社ハイパーブレイン」が
企画・監修した
ブレンド精油
「リ・ブレイン」
という商品があります。
購入は楽天shopで出来ます。
コチラ

※便利なパッチタイプも
販売していました!
コチラ

アロマペンダントやディフューザーが
めんどくさい方には
こちらのパッチがいいかもしれません。
(私も今回試しに買ってみました。
また使いごごち報告しますね)

「リ・ブレイン」以外にも
「昼用」「夜用」という
認知症用アロマは
たくさん販売されていますが
あまり安価なものはお薦めしません。


個別で精油を購入する場合は

昼用
「ローズマリーカンファー」と
「レモン」
夜用
「真正ラベンダー」と
「スィート・オレンジ」

それぞれ4滴と2滴
配合すると良いでしょう。
香りが薄いと感じたときは
6滴と3滴に増やしてみてください。

それ以上は匂いがきつくなりやすいので
お薦めしません。

必ず本物の「精油」を
使用してくださいね。

「精油」=エッセンシャルオイル
とは
100%天然の植物から
高濃度に抽出した
香り成分(芳香物質)です。

安価なものや
聞いたことのないメーカー
大量に出回っているメーカーの
「精油」は

「偽和」といって
元の精油に合成香料や
香りや成分の似た安価な精油を加えて
水増ししたもの
の可能性が高いです。

認知症に効く
つまり
嗅神経を効果的に刺激する
植物由来の成分は
合成香料には含まれていません。

必ず混ざりけのない
「精油」を使いましょう。

本物の「精油」と
合成香料をまぜた「偽和」を
見分ける方法は

瓶のラベルに
「精油の学名」(ラテン語)と
「ロット番号」(産地や製造年などが細かく調べられる管理番号)
が記されているかどうかなどです。
詳しくは
精油とは」に
書いておりますので
商品選びの参考にしてくださいね。

アロマペンダントは
「楽天市場」や「Amazon」で
検索すれば
さまざまな形と値段の商品が
でてきます。

「東急ハンズ」や「LOFT」
デパートなどでも
販売しています。

「リ・ブレイン」と同じサイトで
アロマペンダントも
アロマディフューザーも
購入できますよ。


【注意点】
匂いの好みには個人差があります。
どうしても
この4種類が苦手な方は
似たような作用なもの
「ローズマリー」なら「ベパーミント」や
「ラベンダー」は「ベルガモット」
などに変更して
使用してくださいね。

また、精油の原液は
匂いが強く
鼻に近づけ過ぎると
頭痛や不快感を覚える方も
いらっしゃいます。

万が一
服や体に付着した場合は
速やかに着替えをし
付着部を洗ってくださいね。
原液を直接肌につけてはいけません。

一緒に暮らしているご家族に
妊娠中の女性や
高血圧、低血圧、てんかんの方がいる場合
アロマを使う前に
医師へご相談ください。

ラベンダー、ローズマリー、レモンには
通経作用(陣痛を促進)があり
ラベンダーには
血圧降下作用。
ローズマリーには
血圧上昇作用があるためです。

それぞれ
持病に影響を及ぼす可能性があるので
注意して使用してください。
芳香剤として使う場合は
特に問題ないとされています。
(アロマバスやマッサージオイルなど
体に直接精油が付着する使用方法はNG)


浦上教授のホームページはコチラ


敬老の日のプレゼント
まだ渡してなかった
という皆様。

よかったら
「認知症用アロマ」を
プレゼントなさってくださいね。


認知症は
65歳を過ぎると
発症しやすくなるそうですが
実は、脳の中では
10年も20年も前から
変化が始まっていると言われています。

ですので
予防は40代、50代から始めるほうが
いいかもしれません。

両親にもプレゼントしましたが
今回
アロマペンダントを
自分用にも注文しました。

最近
物忘れが増えたなーという方
そろそろ
予防始めてみてくださいね。


★セミナーのご案内♪
9月28日(水)
19時~20時半
不安とストレスに悩まない7つの習慣
@淀屋橋セレンディーラボさん

今回は、女性の方も
ご参加していただけます!
ストレスは溜まりやすいけど
解消法は
呑みにいくことくらい
とゆう皆様
ご参加お待ちしております♪

★不安とストレスに悩まない7つの習慣
★アロマで女子力アップ
★男性向けアロマでストレスマネジメント
★女人禁制デキる男のアロマ活用講座

などセミナーのご依頼は

E-mail:mail@un-sourire.info(コピペしてくださいね)

 サロンホームページ:
http://www.un-sourire.info/

 セミナー講師ホームページ:
http://www.aromadedekiruotoko.com/

MR AROMAホームページ :
http://www.mr-aroma.jp

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