こんにちは!

「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

今日は
少し前にテレビでも紹介され
有名になった

「フランキンセンス」

のご説明をしますね。



frank(真の)inocense(香り)
という意味で


別名、乳香、オリバナム
ともいわれています。


学名はBoswellia carterii

フランキンセンスの木は
ムクロジ目カンラン科

ボスウェリア属の樹木で
乾燥した半砂漠地域に育つ
梅に似た樹高3~7mの低木です。



写真出典

白か薄い紅色の花を咲かせ
樹皮の内側に樹液が蓄えられていて

樹皮に傷がつくと
乳白色の液が出てきます。


樹液は固まると
黄色い透明感のある
黄金のような樹脂になります。

その樹脂を
水蒸気蒸留したものが精油です。

樹木は栽培して増やすことが困難で
これらの自生地の特産品となります。

なのでかっては
同じ重さの金と
取引されたこともあるくらい
高価な精油でした。

ソマリア、インド、エチオピア

オマーンが主な産地で

厳しい環境のソマリア産が
最高品質といわれています。

香りは
ウッディーでスパイシー。
僅かにすっきりした感覚が残ります。

主な成分は
モノテルペン炭化水素類の
α-ピネンが45%リモネン10~20%
α-ツエン6%ミルセン5%など

免疫力向上、鎮静、抗炎症
などが特徴の
モノテルペン炭化水素が多いです。

香りの歴史【古代エジプト編】
でも
何度も登場しましたが

古代エジプト、バビロニア、ヘブライ
といったさまざまな文明で
宗教儀式に使われていた精油です。

悪霊や災いを払う力があり
人と神を結ぶものとされた
「薫香」という儀式で
その樹脂が焚かれていました。

ミイラを作るときにも
使用されたいた香りです。


聖書では
イエス・キリストが生まれた時に
東方の三賢人が
イエス・キリストに捧げた贈り物
(乳香、没薬、黄金)
の1つとして有名です。

イエスが誕生してから
フランキンセンスは
なんと
22回も聖書に登場しています!

キリスト教には
欠かせない存在の香りです。

心への作用

呼吸が深くなり
心を静かに集中させるので

いまでも
スピリチュアルなシーンや
瞑想やヨガの時よく使われます。

イライラや不安、心の乱れを
落ち着かせてくれる香りなので

世俗的なものに縛られてしまった感情や
忘れられない過去から
解放させてくれるのです。

自分の内面と向き合い
自分自身を見つめ直したい時
自己を高める手助けをしてくれます。

鎮静させながら緩やかに強壮する
精神を高揚させながら
同時に心を鎮めてくれるのです。

ですので抗鬱、抗不安にも効果的です。

プチグレン、ラベンダー、ネロリ
マンダリン、ローズとのブレンドは
パニック障害の方にも
お薦めです。

未体験のものに対する恐怖や
ノルマや期限に追われてる恐怖にも
効果的です。

悪夢にうなされるような方は
フランキンセンスを焚いて
寝てみてください。

心だけでなく
体にも優れた効果がある香りです。

体への作用

抗菌作用や免疫力の向上作用により
風邪、喘息・気管支炎など
呼吸器系の不調改善に役立ちます。

精神的な緊張やストレスからの
呼吸器系の不調には
特にお薦めです。

緊張や不安で咳がとまらない時など
ユーカリよりフランキンセンス
をためしてみてください。

リウマチ、腹痛、月経痛、膀胱炎
などにも有効です。

肌のアンチエイジング効果も
数年前テレビで取り上げられましたが
有名です。

しわ、たるみに効果的で
皮膚の再生を活性化してくれます。

クレオパトラも美肌のために
使っていたそうですよ。

 そして
注目すべきが
癌細胞に対する効果です。

2014年
イギリスのレスター大学
(=レイチェスター大学)
のDrAxeら研究者たちが

末期の卵巣癌の患者に
フランキンセンスが
副作用もなく癌細胞を消滅させた
という
研究発表をしました。

全身やリンパに
転移してしまった癌患者の
生存率を上げれる可能性があると
更に研究が続けられています。

今まで
サンダルウッドが
癌細胞死滅を誘導するのに
強力であるという
研究結果がでていたそうです。

フランキンセンスは
癌細胞の増殖も抑制し
癌細胞を死滅させる事が
できるそうなんです。

抗ガン治療や放射線による
脳腫脹(脳がむくむ事)により
吐き気や他の臓器に悪影響がでて
悪化してしまう
癌患者さんが多いのですが

フランキンセンスは
患者の60%が
フランキンセンスを
4200 mg /日で摂取した所
脳腫脹の症状が
75%以上も減った事が
研究結果で明らかになりました。

現在
放射線治療やステロイドの代わりに
フランキンセンスを使用した方が良い
のではという声も
医学界にでてきているそうです。

人間には産まれた時から
免疫力が備わっています。

免疫力には種類があり
IgG, IgM、という免疫があります。

癌やエイズ患者は
この免疫がとても少ないのです。

しかし、フランキンセンスは
このIgG, IgMを
高める事がわかりました。

つまり
リンパ球(身体を守ってくる白血球)
を増殖してくれるのです。

ダラスのベイラー大学医療センターでは
乳癌、また、他の機関では
皮膚癌、肝臓癌、リンパ癌の
癌細胞を死滅させた
研究が発表されています。

参照記事

膀胱ガンにも効果があった記事
もあります。

参照記事


ではフランキンセンスで
どのように治療するかですが

上記の治療では
精油を内服(飲む事)する
ようです。

ですが
日本では
精油は「雑貨」扱いですし
内服は
お薦めしていません。

海外では
精油を内服したり
直腸などの粘膜に投与して
その薬理作用を得ることが

医師による医療行為として
行われています。

ですが一般の人が
真似するのは危険なのです。

なぜなら
精油には経口毒性があり
内服は最悪の場合、死に至ります。

アロマを勉強された方なら
恐らく聞いたことがあると思います。

どの程度の量を飲むと
命に危険が及ぶのかは
↓を参考になさってください。

参照記事

死に至らなくても
内臓の粘膜への刺激や
肝臓への負担を考えると

素人が
勝手に内服するのは
危険過ぎます。

ヨーロッパ、アメリカでは
医科大学や病院で
アロマテラピーの研究が
どんどん増えてきています。

日本でも今後
精油が「医薬品」扱いになり
(もちろん成分が怪しいものは
「雑貨」のままです)

医師が治療に使用するように
なって欲しいと思っています。

それまでは

ジェルやオイルにまぜて
塗布することを
お薦めします。

一応
実験で内服したレシピを
書いてらっしゃるので
添付しておきます。

試される場合は
あくまで
自己責任でお願いいたします。

参考記事

もし内服なさる場合は
「精油」とは?
を参考に
品質の確かな精油を
選んでください。

フランス式
「メディカルアロマ」とうたっていても
成分分析表のついていない
メーカーは信用できません。
精油の偽装とその危険

お薦め精油メーカーを
ご紹介してます。
よかったら参考にしてください。
お薦め「メディカルアロマブランド」


【主な薬理作用】

鎮痛、抗菌、抗カタル、抗炎症、細胞活性化、抗うつ、抗ウイルス、抗真菌、収れん、駆風、去痰、免疫強壮、消炎、健胃、呼吸器系の不調改善、尿路系の抗炎症、子宮強壮、血液浄化、消毒、瘢痕形成(早くカサブタを作る)、強壮、炎症防止、皮膚細胞活性、空気清浄

ブレンドによりますが
10ミリリットルで
3150円~7000円
くらいです。

【フランキンセンスの使用上の注意!】
奥様が妊娠初期の時は
使用を控えてくださいね。



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