チャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】

アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。

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先月から、立て続けに


「うちの子気管虚脱なんですー」

もしくは気管虚脱かも~?

というプードル、チワワ、ヨーキーさんがやってきて




それってホントに気管虚脱なの?!という共通点が見つかりました。



それは…

筋肉の名前を具体的に言うと
ノドのところにある

胸骨舌骨筋(きょうこつぜっこつきん)
胸骨頭筋(きょうこつとうきん)

という


ワンちゃんが飼い主さんを見上げるときによく使う筋肉で、
リードをぐいぐい引っ張って「ゲーッ」ってなりながらも前進あるのみ!

というワンちゃんがこりやすい筋肉が


骨のように硬くなってしまっている!


ということがわかってきたんです。

 


おっと、解説に行く前に気管虚脱のことをご存じない方がいたのでシェアします!
 

 
気管虚脱とは?

気管は通常、その周囲を軟骨や筋肉が取り巻いていて、呼吸をしやすいように筒状の形をしています。しかし、気管虚脱になるとその気管が押しつぶされたような形に変形してしまったり、正常な硬さや弾力がなくなってしまいます。すると、息を吸うときに気管がつぶれて空気の通り道が妨げられ、咳や呼吸困難を起こしてしまうのです。 

気管虚脱は気管の構造が変性しやすい中高年期の犬や、トイ種(トイ・プードル、ヨークシャー・テリア、ポメラニアン、チワワ、マルチーズなど)に多く発生します。その中でも特に肥満気味の犬に多くみられます。また、呼吸器や心臓に負担がかかる夏場や暑い季節に発症しやすいといわれています。 

一度、変形を起こした気管は元に戻らないため、多くはそれ以上悪化しないように薬を飲ませることで状態を改善させます。 
 


★ガチョウの鳴くような咳が特徴★ 
 
気管虚脱の主な症状は、特徴ある「ガチョウの声」のような空咳です。この咳はストレスや運動で悪化します。また食事のときに咳が出ることもあります。苦しくなってくるとよだれを垂らしたり舌を巻くようにして呼吸をし、さらに呼吸困難な状態が続くと舌が紫色になりチアノーゼ(酸素欠乏状態)となってしまいます。 

苦しければ苦しくなるほど懸命に呼吸をして酸素を取り込もうとするため、気道内の通常の気管部分と気管虚脱部分の酸素圧差が広がり、よけいに苦しい状態となってしまいます。 

この状態が長く続き治療が遅れると、失神して倒れたり救命できても脳や肺に回復不能な障害を残してしまう場合があります。 





★この病気の診断方法は?★  
 
診断がもっとも確実な方法はレントゲンを撮ることです。正常の気管部の太さに比べて気管虚脱を起こしている気管部はとても細い状態にあります。また、そのレントゲン検査により気管虚脱と共に心臓や肺で併発している病気の確認や違う病気との鑑別をすることができます。 

そのほか、触診により気管虚脱部位を確認したり、心音の聴診により他の慢性心疾患との鑑別をしたりします。   

 

出典サイト:
http://www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000102




  





 


もし、私の推測と理論が正しければ、


飲まなくてもいい薬を飲んでいるかも知れなくて、
マッサージで改善しちゃうかも~!?


というすごい発見なんですー。


愛知県の獣医さんと一緒に見つけたので、結構、信頼性があると思いますよぉ。


次回、もう少し具体的に解説しますね♪