Aroma & Medical Herb 香草塾

  Aroma & Medical Herb 香草塾

(公社)日本アロマ環境協会・アロマテラピーアドバイザー認定教室
ハンドセラピスト認定教室

日本アロマ環境協会 
  アロマテラピーアドバイザー         
  アロマテラピーインストラクター
  アロマセラピスト
日本メディカルハーブ協会 
ハーバルセラピスト              
ハーバルプラクティショナー
  ホリスティックハーバルプラクティショナー
ナードジャパン   
  アロマアドバイザー
日本漢方養生学協会 
  漢方養生指導士
漢茶マスター・ 薬物学マスター
医薬品登録販売者
飯能市・生活の木「薬香草園」
いろんなハーブや樹木たちが紅葉中です。
メディカルハーブと呼ばれる身体に作用する成分をもつハーブも、そろそろ冬じまいの様子でした。
 

チェストツリー↑
使うのは「実」です。
和名の西洋ニンジンボクの由来は、葉がニンジン(朝鮮ニンジン)に似た葉を持つので付けられたようです。
なので、手前に写っている歯はチェストツリーでなく他の植物の葉ですね。
女性ホルモンのトラブルに使われるハーブの実。
触れるとポロポロと実が落ちてしまいました。
あぁ、もったいない、チンキにしたいな。
 
初夏からずっと元気なマレイン↑
すっかり枯れたマレインもあれば、まだ全然元気なマレインもあります。
身長よりも大きくて手が届きません。
鎮咳、去痰に使用されるので、これからの時期に重宝しそうです。
道端や、公園や、駅のホームの向こう側、いろんなところに突然ニョキっと生えていることがあります。
そしていつの間にか生えなくなります。
セイダカアワダチソウのようにアポトーシスが働いているのかな。。。
使うのは、花と葉です。
 
紅葉も終盤です。
 
青い花と赤く彩られた葉。
ハーブでないと
一気に名前が分からなくなる植物オンチです。
 
春に予定していたメディカルハーブ講座が
私の事情で中止(延期)になりましたが、
幸いなことに冬を迎える寸前の晩秋の今、講座を開くことができました。
 
春には、申し込みいただいた数名の方達にご迷惑をおかけしましたが、
今回の開催に笑顔で参加してもらったので安心しました。
 
実習は「エルダーフラワーコーディアル」と「マルベリーのクレイパック」
8人分のコーディアルを作りました。
 
レモン、オレンジ、ゆずとエルダーフラワー。
数種の柑橘をブレンドすると香りが深くなって美味しいですよ。
1人300mlのコーディアルなので、けっこうな量です。
お砂糖の量にみんなびっくり。
ハーブの量にもみんなびっくり。
 
撮影する人、柑橘を入れる人。
 
出来上がったコーディアルを詰め詰め。
 
並べて撮影会。
 
少し残ったコーディアルは、お湯で薄めて試飲。
ちょうど試飲できる量が残って、大正解です。
美味しい!
会場となったカフェのオーナー様手作りのデザート。
杏仁豆腐。
とろりミルキーで美味しいデザートでした。
ハーブガーデンという植物園に初めて行ったのは、
千葉県にある大多喜ハーブガーデンでした。
20年近く前の話です。
我家からは日帰りも可能ですが、1泊してもいいんじゃないかと思うくらい遠い場所。
 
始めて行ったという経験は、思い出深いですね。
いつかまた行きたいとずっと思っていましたが、なかなか行くのはたいへんです。
 
念願叶って先日行けることができました。
20年近い過去の思い出の中のガーデンは、信じられないくらいに変貌していました。

ホントに同じところなの?と疑いたくなるくらい。
 

 
泊まったホテルも見当たらない。
当時は、ベジタブルガーデンとハーブガーデンの2カ所があったはずですが、それもまったく分からない。
なんとか昔の思い出を深堀りして、
今のハーブガーデンとの共通点を見つけようとしましたが、諦めました。
 
思い出のままのガーデンを期待する私が無謀だったのです。

ティートリーの葉↑
ティートリー全容。↓
20年前に、このハーブ園で本物を見て感動したのがティートリーでした。
もしかして、これは当時のまま?
そうあってほしいな。
植物の葉は、精油と違って優しい香りがします。
アロマが苦手というかたに、この香りをお届けしたいと思ったものです。
 
男性の生徒さんにティートリーを
「石油の匂いがする」と言われたことがあって、
最初から最後まで、その香りの印象が変わってくれなかったことがあります。
いくらなんでも石油とは・・。
 
こんなに爽やかで優しい香りなのに・・残念です。
 
当時の面影が見つからなかったハウスの中の様子。
 
過去の思い出のガーデンと、新しく進化しているハーブ園。
たくさんの人を癒してくれるのは、今も昔も変わりません。
大多喜ハーブガーデンの上書きができました。
 
余談ですが、大多喜には本田忠勝の墓や大多喜城があります。
大多喜城は現在閉館中ですが、本田忠勝ファンならぜひ行きたい場所です。
 
 
庭の片隅に青シソが植わっています。
白い花が清楚で、美しいです。
 
一昨年、友人から譲ってもらった3株が
去年はワサワサになって料理に重宝しました。
紫蘇の実醤油漬けを何度も作りました。
意外とアクが強いので素手で作業すると指先が真っ黒になります。
 
今年は、ゴム手袋をして、少なめに作りました。
良い香りとポロポロと実を外す楽しい作業です。
ただし、度を超すと疲れます。
 
ハート型に並べて記念撮影。
 
小さな瓶に3つ。
ご飯のお供に。おにぎりに。炒飯に。
豆腐にも良いかな。
ドレッシングにも美味しそうです。
 
 
群馬県吾妻郡中之条町にある「中之条ガーデンズ」は、
元は農協の薬草テーマパークだったものが、
2013年に町に譲渡され、「花の駅 美野原」になり、
その後、大規模改修して観光ガーデンにしたそうです。
庭内は、
小さな池がいくつかあり、起伏があり、芝生が植わっているとこもたくさんあり、
元はゴルフ場だったのではと思ったのですが、予想は外れました。
 
薬草テーマパークのうちに行きたかったなというのが感想です。
なぜなら薬草好きだから。それだけです。
 
周りにリンゴ園があったり、園内に大きな桑の木があったり、
庭園図書館があって、のんびりベンチで本を読む人達がいたり、
風景の全部が揃ってステキなガーデンでした。
 
植物の観察でなく、ガーデン散策を楽しむ場所です。
手入れが行き届いています。
つい考えてしまうのが、どれだけスタッフの愛情ある労働が、ここまでのガーデンを維持しているんだろう。
入場料は800円でした(時期で変わります)
800円でこの園内を維持するのは、花の苗だけでも無理ではないかと思うくらいの手入れの良さと広さです。
秋を感じる風景は、心が落ち着きますね。
夏のセカセカした感じがなくて、の~んびりです。
何を撮っても、バックの景色(山)が活かしてくれるので、画像がどんどん増えてしまいます。
 
季節外れの青色のあじさい。
もちろん秋色あじさいもたくさんありました。
 
ローズガーデンとは別の場所に、ダマスクローズの畑(手前の畑)もありました。
花もところどころ咲いていて、良い香りです。
 
こちらはローズガーデン。ローズ回廊が延々と続きます。
思っていたより広くて、
テーマ毎にローズが植わっていて、
とにかくお手入れが行き届いているのに驚きます。
 
この画像、分かりづらいと思いますが、
壁をくりぬいた向こうにガーデンが見えています。
一枚の絵画のように映っています。
 
 
噴水と白薔薇のコーナー。
白い花びらは、美しさを保つのが難しいと思いますが、
時期が良かったのか、とにかく純白。美しい。
 
ここで終わりかな?と思うと次の回廊が出てきます。

小さな男の子(3歳くらい)が、すれ違いながら「キレイだねー」と言っていたのですが、

こんな小さな子の豊かな感受性がすごく印象的でした。
 
1日かけても飽きないくらいのバラでした。
ちなみに中之条町の隣は草津町。
少し足を延ばせば温泉です。
それくらい奥深いところとも言えます。
遠くのかたは、温泉を楽しみながら行けますね。