ハーブガーデンという植物園に初めて行ったのは、
千葉県にある大多喜ハーブガーデンでした。
20年近く前の話です。
我家からは日帰りも可能ですが、1泊してもいいんじゃないかと思うくらい遠い場所。
始めて行ったという経験は、思い出深いですね。
いつかまた行きたいとずっと思っていましたが、なかなか行くのはたいへんです。
念願叶って先日行けることができました。
20年近い過去の思い出の中のガーデンは、信じられないくらいに変貌していました。
ホントに同じところなの?と疑いたくなるくらい。
泊まったホテルも見当たらない。
当時は、ベジタブルガーデンとハーブガーデンの2カ所があったはずですが、それもまったく分からない。
なんとか昔の思い出を深堀りして、
今のハーブガーデンとの共通点を見つけようとしましたが、諦めました。
思い出のままのガーデンを期待する私が無謀だったのです。
ティートリーの葉↑
ティートリー全容。↓
20年前に、このハーブ園で本物を見て感動したのがティートリーでした。
もしかして、これは当時のまま?
そうあってほしいな。
植物の葉は、精油と違って優しい香りがします。
アロマが苦手というかたに、この香りをお届けしたいと思ったものです。
男性の生徒さんにティートリーを
「石油の匂いがする」と言われたことがあって、
最初から最後まで、その香りの印象が変わってくれなかったことがあります。
いくらなんでも石油とは・・。
こんなに爽やかで優しい香りなのに・・残念です。
当時の面影が見つからなかったハウスの中の様子。
過去の思い出のガーデンと、新しく進化しているハーブ園。
たくさんの人を癒してくれるのは、今も昔も変わりません。
大多喜ハーブガーデンの上書きができました。
余談ですが、大多喜には本田忠勝の墓や大多喜城があります。
大多喜城は現在閉館中ですが、本田忠勝ファンならぜひ行きたい場所です。