先ほどの記事の続き。
Aromaru?メニューから、いくつかが消えてしまったわけ。
まずは、ヘアメイクとまつ毛カールについて。
■ヘアメイク
これは、完全に私の認識が甘かったところです。
Tomokoがヘアメイク専門のスクール卒業生で、
せっかくの技術を無駄にするのはもったいない!と、メニュー化しました。
でも、しっかり美容師法に明記されてるんですね・・・
だったら、なぜ、ヘアメイク専門学校が存在しているのか?
卒業生は結局、美容師免許を取得しないと仕事が出来ないのか?
不思議でなりません。
ネットで調べたところ(どこまで本当かは不明ですが)、
デパートの化粧品売り場のお姉さんは、本来ならば必要。
あくまでも商品販売のためのデモンストレーションとしてであれば・・・不要?
テレビや映画のヘアメイクさんは、モデルさんを商品として整えるので不要。
でも、写真スタジオやブライダルのヘアメイクさんは、お客様へのサービス提供なので必要。
ってことみたいです。
よくわからん。
大手では、美容師免許取得者優遇というように、徐々に移行していっているもようですが。
ヘアメイク専門学校に通おうと思っている若者も、
将来どんな仕事をしたいのかをよ~く考えてから決断して欲しいところです。
■ブリリアントまつ毛カール
まつ毛については、私もグレーかな?と思いつつだったので、
指摘されても仕方ないかと素直に反省。
ただ、グレーかな?と思いつつも堂々とやっていた理由として、
『特許』をもっていた商品だったので、何か特別な方法なのかと勘違いしていました。
直接私がスクールに通って学んだ技術ではなく、認識も甘かった。
実際には、よくよく見ると、特許ではなく、『登録商標許可証』 。
これに数万払っていたのか・・・
保健所の方いわく、
現時点で日本に認められたまつげパーマは存在しない。
頭髪用のパーマ液を、まつ毛に使った時点で、
薬事法違反になるので、美容師免許保持者もNG!
まつ毛エクステは、特に関するその他法律も無いので、美容師免許があればOK。
私がネットで見つけた裏技。
海外で市販されているまつ毛パーマ液は、日本では雑貨扱いとなるため、
薬事法には該当せず、美容師免許があれば問題ない。
とありましたが、これも保健所に確認すると、個人で楽しむ範疇を超えた時点でアウト!
だそうです。
なんにしても、保健所の担当者は、黒か白かで判断するしかないので、
グレーなものはすべて黒になると思われます。
一度指摘を受けた身としては、白以外は手を出さない。
これしかないようです。
まつげについては、巷でもとっても問題になっていて、
大阪では発の刑事事件として逮捕者が出ました。
まつげエクステにしろ、まつげパーマにしろ、
とってもデリケートな部分であるからこそ、施術者は資格の有無を問わず、
本当に慎重に作業してくれているのが大半だと思います。
Aromaru?でのお客様からも、あんなに上手だったのに・・・とお声をいただきました。
アイリストの人たちからも、
美容師さんより専門的にまつ毛についてを勉強して、衛生もきちんとしているのに!
だったら専門の資格を作ってよ!!!という声が多数あがっているみたいです。
本当にその通りだと思います。
デリケートな部分だからこそ、ちゃんとした知識や技術が必要。
みんなが安心してサービスを受けられるように、アイリスト専門の資格があれば、
みんなちゃんと勉強して資格取るのに。
まつげだけをやるのに、髪の毛のパーマやカットを学ぶなんて、遠回り過ぎる!
と思っている人たちが沢山沢山いるんです。
要望もいっぱいあがっているのに、数年経っても何も変わっていない。
法律を作る人たちからしてみれば、美容なんてどうでもいい世界なのかもしれないな~
まぁ、それよりももっともっと早急に決めなくてはいけない大事なことが、
世の中には溢れているんだと思いますが。
続く