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ご覧いただきありがとうございます赤ワイン白ワイン

 

 

ソムリエ試験合格アドバイザーともです音譜ニコニコパー

 

 

このブログでは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験される方にむけて、

最新のソムリエ教本の中から、出題頻度の高い箇所や、理解が難しい箇所について、要点をまとめて解説していますメモサーチ

 

 

 

 

今回はドイツについてですドイツニコ

 

 

ドイツでは、2021年に新たにワイン法が施行されるようなのですが、

ソムリエ教本がクソ分かり辛いので(笑)、要点をまとめていきたいと思いますグラサン

 

 

2021年より新たに施行されるワイン法では、

ワインの格付けの基準が変わり、

 

これまでの

 

「ブドウ収穫時の果汁の糖度」から、

 

「地理的呼称範囲へと変わります。

 

 

これは簡単に言うと、フランスなどの格付けと同様の考え方で、

ワイン畑の範囲(地理的呼称の範囲)が狭くなるほど、品質も高くなるというものです。

参考例)

A.O.C. ロマネ・コンティ > A.O.C.ヴォーヌ・ロマネ > A.O.C.ブルゴーニュ

 

 

改正後のワイン法では、大きく、

 

-------------------------------------------------

 

①原産地呼称保護ワイン = g.U.

 

 

②地理的表示保護ワイン g.g.A. = ランドヴァイン(Landwein)

 

 

③地理的表示のないワイン

 

-------------------------------------------------

 

以上に分類されます。

 

 

図にするとこんな感じです。

 

 

 

 

ここからがごちゃごちゃしてくるので、

細かく見ていきたいと思いますメモサーチ

 

 

①の原産地呼称保護ワイン = g.U.

 

これに該当するものは2つです。

 

1. クヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)

 

クヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)の主だった生産規定は以下です。

 

◆13の特定ワイン生産地域のいずれか1つの地域内で栽培・収穫されたブドウを100%使用。

 

13の特定ワイン生産地域とは、

・アール

・ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ

・ミッテルライン

・ナーエ

・ラインヘッセン

・ラインガウ

・ファルツ

・モーゼル

・フランケン

・ヴェルテンベルク

・バーデン

・ザクセン

・ザーレ・ウンストルート

 

◆13の特定ワイン生産地域内で認可されたブドウ品種を用いる

→13地域でそれぞれ認可されているブドウ品種については今後載せていきますね。^ ^

 

◆ブドウが収穫された13の特定ワイン生産地域内でワインを醸造する。

 

◆アルコール発酵時にアルコールの濃度を補うための補糖(シャプタリゼーション)が可能

 

ちなみに、法改正されたワイン法では、原産地呼称保護ワイン(g.U.)の記載があれば、クヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)の表記は省略できるため、今後はクヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)の表記は目にしなくなるかもしれませんね。

 

 

2. プレディカーツヴァイン(Preadikatswein)

 

プレディカーツヴァイン(Preadikatswein)は、クヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)より上位のカテゴリーに位置するワインで、主だった生産規定は以下です。

 

単一畑のワイン

 

◆残糖値20g/ℓ以上で補糖(シャプタリゼーション)をしていないワイン

 

◆ブドウ収穫時の果汁糖度、ワインのスタイルによって以下の6つの肩書がある。

 

・カビネットkabinett :熟したブドウ

・シュペートレーゼ Spatlese:完熟ブドウ

・アウスレーゼ Auslese:完熟、貴腐ブドウ

・ベーレンアウスレーゼ Beerenauslese:貴腐ブドウか過熟ブドウ

・アイスヴァイン Eiswein:凍結ブドウ

・トロッケンベーレンアウスレーゼ Trockenbeerenauslese:乾燥した貴腐ブドウ

 

 

参考までに↑こちらは、プレディカーツヴァインのシュペートレーゼ Spatleseのワインです。白ワイン

 

 

原産地呼称保護ワイン = g.U.は、

まずは2つのカテゴリーがあり、クヴァリテーツヴァイン(Qualitatswein)以上、こちらをポイントに覚えていきましょう!

 

 

続いて、

②地理的表示保護ワイン g.g.A. 

= ランドヴァイン(Landwein)です。

 

ランドヴァインは、フランスのI.G.P.(地理的表示保護)に相当する日常消費用ワインです。

 

主だった生産規定は、

26のランドヴァイン指定地域で栽培されたブドウを85%以上を使用することです。

 

ちょこっと余談ですが、ランドヴァインは公的審査を受ける必要がないため、

最近流行のオレンジワインなどは、ランドヴァインとして販売されることが多いようです。^ ^

 

 

ここまでに出てきた100%や85%などの数字、補糖(シャプタリゼーション)がOKかどうか、これらの点は出題されやすいので、チェックしておいてくださいね!ウインク

 

 

続いて、③地理的表示のないワイン です。

 

これはさほど重要ではないですが(笑)、

 

・EUワイン(加工用ベースワイン)

 

・地理的表示のないドイツワイン

 →これまで認められていたターフェルヴァイン(Tafelwein)の呼称が廃止、ブレンド可能。

 

以上となっております。

 

 

 

これで、完結!といきたいところですが、

①原産地呼称保護ワイン = g.U. については、

さ・ら・に4段階に分類されるため、

こちらについては、次回解説していきたいと思います。

 

 

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