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ご覧いただきありがとうございます
ソムリエ試験合格アドバイザーともです
このブログでは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験される方にむけて、
最新のソムリエ教本の中から、出題頻度の高い箇所や、理解が難しい箇所について、要点をまとめて解説しています
本日は、オーストリアにプチトリップしましょう
と、言うのも、今日の朝、ちょこっとソムリエ教本を読み返していたら、
「オーストリアのワイン法って少し分かり辛いな〜」と感じたので、
きっとそういう方もいるだろうなと思い、まとめたくなった次第です
カタカナがたくさん出てきますが、要点のみに絞って解説をしているので、
どうぞ最後までお付き合いくださ〜い
それではいきましょう
オーストリアのワイン法では、以上のように品質区分されています。
どこかで見たことありますね
はい、そうです、ドイツですね
構成はドイツと同じなんですね。
ただ、中身は微妙に異なるので、間違えないようにしてください
(ドイツの復習もよかったらどうぞ)
それでは、下から順に見ていきましょう。
③地理的表示のないワイン
オーストリア国内で収穫されたぶどうを原料とし、
原則オーストリア、オーストリアワインとのみ表示可。
②地理的表示保護ワイン g.g.A.
単一のブドウ栽培地方のみのブドウから造られ、
ランドヴァインと表示されます。
①原産地呼称保護ワイン g.U.
大事なのはここです
このカテゴリーには4つが属しています。
・クヴァリテーツヴァイン
・カビネット
・プレディカーツヴァイン
・DAC
このカテゴリーの考え方は、クヴァリテーツヴァインがベースとなっていますので、
それを頭に入れながら一つずつ見ていきましょう
・クヴァリテーツヴァイン
単一の生産地域内で収穫されたブドウから造られるワイン。
これがベース
・カビネット
クヴィリテーツヴァインは、以下の要件を満たすとカビネットを名乗れます。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
特に覚えなくてOK
・熟度最低17°KMW
・残糖最大9g /ℓ
・アルコール含有最低9.0%
・ワインの潜在アルコール最大13%
・補糖不可、ワインへの糖分添加不可
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
・プレディカーツヴァイン
特定の製法で造られたクヴァリテーツヴァインは
以下の6つのカテゴリーを名乗れます。
①シュペートレーゼ
Spatlese
完全に熟したブドウから造られるワイン
最低糖度は19°KMW
②アウスレーゼ
Auslese
粒よりしたブドウから造られるワイン
最低糖度は21°KMW
③ベーレンアウスレーゼ
Beerenauslese
過熱または貴腐ブドウから造られるワイン
最低糖度は25°KMW
④アイスヴァイン
Eiswein
収穫時に凍結したブドウから造られるワイン
最低糖度は25°KMW
⑤シュトローヴァイン
Strohwein
完熟ブドウを藁(わら)や葦(あし)の上で3ヶ月以上乾燥させたものを発酵して造られるワイン
最低糖度は25°KMW
⑥トロッケンベーレンアウスレーゼ
Trockenbeerenauslese
貴腐化、乾燥したブドウから造られるワイン
最低糖度は30°KMW
・DAC
クヴァリテーツヴァインを産出する地域の生産者達が、その地域で使用するブドウ品種、ワインのスタイルについて生産者間で合意できれば申請ができ、国に認められればDAC認定されます。
ここで間違えてほしくないのは、申請しない、もしくは、承認されていないからといって質の低いワインということではありません。(生産者の中には一つの品種、ワインのスタイルに捉われたくないといった主張などもあるため。)
ですので、DACは、
各産地の個性を広く分かりやすく伝えるための手段と考えられています。
以上のように、オーストリアのワイン法、品質分類では、原産地呼称保護ワインには4つがある、というところから理解していただければと思います
産地を覚えるのはそれからだ
ドイツとの違いも確認してみてね〜
参考になれば幸いです。
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