ミネソタの飢餓実験 | かしょお男子の過去〜現在〜未来。

こんにちわ、arturです。

今日は『過去のかしょお記録』の記事はお休みします。
昨日、書きたいことが浮かび調べていました。

下記リンク先サイトの引用から始まります。

■やさしいダイエット”ミネソタの飢餓実験”
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米国ミネソタのプロジェクト

【ミネソタの実験とは?】 

目的
ヨーロッパでの大規模な飢餓による犠牲者の治療方法の参考にするため

期間
1944年から1945年の1年間 

対象者
32人のボランティアの男性。実験前の体格の平均は、身長174.4cm、体重69kg、BMI22.7(肥満度+3.2%) 
若者が6カ月間空腹を強いられた

方法
(1)最初の3ヶ月「初期統制期間」普通の生活をする。
(2)次の6ヶ月「半飢餓(ダイエット)期間」摂取カロリーを平均1,570kcalに抑え、更に週当たり約35kmのウォーキングを行う。
(3)最後の3ヶ月は食事を元に戻す。

半飢餓期間終了後の体格の変化:体格の平均は、体重52.4kg(-16.6kg)、BMI17.2(肥満度-21.8%)

【食欲の変化】
○お腹がいっぱいで張り裂けそうなのに、食べることを止められなかった 
○何をさておいても、食べ物のことばかり考えていた 
○次の食事までの時間を数えるようになった 
○1日の多くの時間を食べることに費やすようになった 
○1日に何と平均5200kcalの食べ物を食べるようになった

【体格の変化】 
○むくみが起こり手首や足首が太くなった。 
○冷え性になって、7月中旬でも日中にジャケットを着たり、寝る時に毛布を何枚もかぶったりした。 
○疲れやすく動きがにぶくなった。エネルギー消費も低下した。 
○荷物を持ち上げたり、押したり、運んだりする能力が低下した。 
○立ちくらみや失神が起こるようになった。 
○手足のけいれんや麻痺が起こるようになった。
○皮膚は青白く、冷たく、乾燥し、ガサガサになって痛みを伴うこともあった。 

【性格の変化】
○無感動・抑鬱・疲労感が増した。 
○イライラや気まぐれが多くなった。 
○セルフコントロールの力・理解力・集中力が減退した。 
○知的作業を含む自発的動作が低下した。 
○日常生活に無力感を伴った。 
○性的興味の減退と性衝動が喪失した。 
○食べ物への興味が増した。食べ物の話や食べ物について考えることに没頭するようになったが、何人かは他人が食べ物のことを話すことを嫌がった。 
○レシピを集めたり、料理の本やメニューを集めたり、食事の時にとっておいた残りの食べ物を料理することに多くの時間を費やした。 
○食べ物への切望心により食事時間への期待感をより高めた。 
○その日の食べ物の食べ方の配分について計画的になった。 
○自分の食べ物への所有欲が強くなった。 
○暖かい食べ物や飲み物を要求するようになった。 
○ガムを噛むことが増え、中には1日40パックも消費した人がいた。  
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このサイトをみて4点驚いたことがありました。。。

まず、

 実験の被験者の体格が、ボクとほとんど同じということ。
被験者 身長174.4cm  ⇔ ボク 身長176.5cm

 実験前後の被験者の体格変化が、ボクとほぼ同じ。
被験者 
[Before]体重69.0kg、BMI22.7
      ⬇
[After]  
体重52.4kg(-16.6kg)、BMI17.2

ボク   
[Before]体重75.0kg、BMI24.1
      ⬇
[After]  
体重51.0kg(-24.0kg)、BMI16.4

 被験者の実験後の「食欲」・「体格」・「性格」の変化が、ボクの状態と酷似。
自分に当てはまる項目のみを引用しました。

④ 飢餓実験中の摂取カロリーは現在のボクとほぼ同じ。
被験者 
摂取カロリー 1570kcal
      ⬇

ボク   
摂取カロリー   1600kcal

※被験者とボクの基礎代謝量は、約1600kcalです。
(寝たきりの生活でも、生きる為に消費する一日当たりの必要カロリー)


ボクは、自分で勝手に飢餓実験と同じことをやっていたのかもしれません。

実験に参加した被験者と、体格も性別も同じ、摂取カロリーもほぼ同じ、カラダと心に起きた変化もすごく似ている。。。

もはや、この関連性は否定できませんでした。

問題なのは、被験者はボランティアで協力的に実験に参加したのに対して、ボクは自発的に飢餓実験と同じ状態に自分を追い込んでしまったこと。

この違いはなんでしょう。。。
とても大きな違いですよね。

書きながら考えました。

やっぱり、キモチだなと思いました。

心?
精神状態?
なにかにすがらないといけなかった?

人はみんな何かしらの依存対象があると思います。

お酒?
買物?
恋人?
SEX?
お金?

そうやって、ストレスを抱えた精神状態のバランスをうまく取っているんだと思います。

ボクらは、それが ”痩せ” にいったってことなんじゃないのかなって。

痩せていることで得られるメリットがなくなってしまったとしたら、耐えられない。

って。

心にあいた大きな穴を埋めたいのかもしれないですね。
(ボクにあいた心の穴はこの記事に書きました→【摂食障害になったきっかけ~経緯 まとめ】

キモチが及ぼす影響って大きいですよね。

さて、この辺りで一度飢餓実験に話を戻します。

ボクが、気になったこと。

それは被験者のその後。
回復までにどのぐらいかかったか。

結論から言うと、4ヶ月~8ヶ月、人によっては8ヶ月以上もかかったそうです。

回復に要する期間にも驚きますが。。。

ここで、大事なポイントに気づきます。

飢餓実験を終えてから4ヶ月~8ヶ月ということですよね。


終えてからですよね?
被験者は実験を終えてから・・・きっと普通に食べ始めたんです。。。


つまり、過度なダイエットをやめない限り、永遠に摂食障害のままでいるしかない


ということを意味しているのかもしれません。


今日のテーマは、とても考えさせられました。。。


ここまで読んでくれた方、いつもありがとうございます。

ブログを見に来てくれた方が少しでも前向きなキモチになれますように。
今日もボクの良いなと思う一言を載せます。


Happiness is a perfume you cannot pour on others without getting a few drops on yourself.
(幸福は香水のごときものである。人に振りかけると、自分にも必ずかかる。)

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