<結婚の時期は戦略的に決める>

自分が何歳で結婚するのか。
これを決めるのはあなたの彼氏ではない。
ましてや自然の成り行きでもない。
他の誰でもない「あなた自身」なのである。

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戦略的ワーキングマザーへの道 vol.002
~戦略的に仕事・結婚・育児を楽しく両立~

 

 

女の人生は戦略次第でいくらでも楽しめる!
をモットーに、戦略的に仕事・結婚・育児を
楽しく両立する方法を発信しています。

 

 

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さて、前回の記事では
「子供をなるべく楽に産んで育てたい。」
という目的のための
「不可欠なリスクヘッジ手段」
として結婚が位置づけられることを書いた。

これがどういうことを意味するのか。
なんと、結婚の時期そのものも
ほぼ決まってしまうのである。

結婚はともかく。
出産には、残念ながらリミット
いうものが存在するのだ。
30代後半から妊娠確率は急激に下がり、
一方で流産や染色体異常の確率は急増する。

参考までに。

<年齢別 自然妊娠率>
25歳 : 25%~30%
30歳 : 25%~30%
35歳 : 18%
40歳 : 5%
45歳 : 1%

<年齢別 流産発生率>
25歳 : 10%
30歳 : 10%
35歳 : 25%
40歳 : 40%
45歳 : 50%

<年齢別 ダウン症児発生率>
25歳 : 1/1250
30歳 : 1/952
35歳 : 1/385
40歳 : 1/106
45歳 : 1/30

<年齢別 染色体異常発生率>
25歳 : 1/476
30歳 : 1/384
35歳 : 1/192
40歳 : 1/66
45歳 : 1/21

(参考:http://acure0038.com/data.html)

ご覧の通り30歳までの
リスクはほぼ横ばい。
35歳で少しリスキーになり始め、
37歳を境に妊娠力の
低下スピードは加速する。

自らリスクをとりたくなければ、
できることはただ一つ。

なるべく30前半に。
遅くとも30後半までには
絶対に結婚・出産する。


悲しいけれど 本 当 にこれしかないのだ。

明確な理由や事情もなく出産を
先延ばしにするということは、
「自ら多大なリスクを発生させる」
ということである。

リスクをとる覚悟があるのであれば、
それはそれで、勇気のある決断だと思う。

でも私は違った。
私はとにかく自分が可愛く、
苦労というものを避けて通りたかった。
つらい不妊治療にお金と時間を
費やすのも、なんらかの事情で障害を
抱えてしまった子を出産するのも、
できる限り避けたかった。

そこで私が当時打ち立てた目標は

「30までに第一子」

なかなかゴロが良いと思う。

ここから逆算すると、
少なくとも29歳には結婚をする
必要があった。

もしあなたがリスクを乗り越える
覚悟があるのであれば、
結婚の時期をそこまで明確に定義する
必要はないと思う。

でももし私のように
「できればリスクは回避したい」
と考えるのであれば、
とにかく結婚・出産の時期については
シビアに捉えておいたほうが良い。
あとで後悔しても、時間は戻らない。

ちなみに男女は結婚を意識する
トリガーが違うらしい。

男性は、時期を第一優先。
「結婚しようと思った時に、
手頃な相手と結婚する」

女性は、相手を第一優先。
「この人と結婚したいと思い、
そこから時期を検討する」

これは結婚というか生殖活動として捉えると、
男女の本能の違いや生殖システム上、
かなりしっくりくる考察である。

とにかく「生殖活動」において、
女性は圧倒的に不利だ。
通常、1度受精したら1年間は
どうやっても他の人との生殖活動ができない。
男性は、育ててくれる器さえ見つかれば
同時に何人でも生殖が可能なのである。

でもここは是非一度女性であっても
「時期」というものを、
リスクヘッジの観点から
明確に意識してみてほしい。

結婚の時期が決まり、
この当時で私に残されていた期間は2年。
なんとしてもこの2年間で、
結婚する価値のある素敵な男性を
見つけなければならない。

ここから私の
「理想の結婚相手探し」という
旅が始まった。