<女のウザさをコントロールする戦略 その2>

自分の感情をコントロールしたいとき。
「我慢」「あきらめ」は間違った方法だ。

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戦略的ワーキングマザーへの道 vol.009
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さて、昨日の記事
<女のウザさをコントロールする戦略 その1>
の続きである。

**

昨日は、

どちらが正しいとも言えない
主に感情や価値観のすれ違いに起因する
問題が
男女間で発生した際には
解決が難しい、ということ。

そして、解決策として
「感情論に訴える戦法」を取ると
途端に「ウザい女性」になりがちなこと。

さらに解決策は

(1)あなたが相手の行為を許し諦める
(2)相手がその行為をやめる
(3)二人の妥協点を見つける
(4)全く違うアプローチで望む

この4パターンしかなく、

(2)を選び相手に変化を求めて
解決を計るのは、実は一番難しい。
ということを書いた。

(未読の場合はこちらからどうぞ)

では、どうするべきなのか。
ここからは、現在のあなたと状況、
そして相手との関係性によって、
選ぶべき選択肢が異なる。

もしもあなたが現在探しているのが
「生涯のパートナー」であり、
相手とはまだ付き合ってもいない
状況である場合。

これは問題の程度にもよるが、
あっさりと次へ行くほうが賢明だと思う。
このレベルで価値観があっていない相手と
生涯付き合っていくのは難しいだろう。

もちろん、世の中のカップルの大半が、
日々合わない価値観によって喧嘩したり、
お互いに譲り譲られたりしながらも
「相手のことを愛している」という
気持ちを支えに、努力し、認め合い、
すり合わせを行っているのは知っている。

そうしてお互いの関係を深めていく、
これこそが、深い絆で結ばれた
真の夫婦の姿である!
そういう考え方も私は否定しないし、
それはそれで素晴らしいことだと思う。

ただ私のやり方はどうかと聞かれれば、
私は相手とは喧嘩をしたくない。
相手に対して一切我慢なんてしたくないし、
相手にも自分に対して一切我慢を
して欲しくない。

こうした、不満が1mmもない状態で
日々相手の存在と二人の出会いに感謝し
「最高のパートナーとの最高の日々」
を過ごしていきたいと考えている。
そして現に今までの4年間を
そうやって過ごしてきて、とても幸せだ。

よってここからは、
・結婚を視野に入れた相手がいる
・すでに婚約している
・すでに結婚している

等々「一生、その相手と一緒にいる前提」で、
かつ私の上記の価値観に共感してくれる
にしか参考にならないかもしれないことを
まず初めにご理解頂きたい。

さて前置きが長くなったが、いよいよ
解決方法について書いていきたいと思う。


下記の4パターンの解決策のうち、

(1)あなたが相手の行為を許し諦める
(2)相手がその行為をやめる
(3)二人の妥協点を見つける
(4)全く違うアプローチで望む

一番良くないのが(2)と昨日書いたが、
次点で良くないのは
(1)あなたが相手の行為を許し諦める

これである。
これを選んでいいのは、相手の行為に対する
自分の不満が完全に自分の中だけで消化でき、
例えまた同じ事を相手が何度繰り返そうが
全く怒りを感じることなく
やり過ごせる自信が本当にある場合のみだ。

つまり、本当に気にならなくなった
場合のみということだ。
もしも不本意ながらこれを選ぶ場合は、
少なくともあなたは相手に

「不本意ではあるが今回は仕方なく譲る」

ということを、あくまでも冷静に
そして優しいふりをしつつも、
かなり恩着せがましく、確実に
周知しておく必要がある。

なぜならここまでしないと相手には、
あなたが不本意ながらも
譲ったということが伝わらないからだ。

その結果どうなるのか。特に問題のない
行動とみなされ、すんなりと同じ事を
繰り返されてしまうのである。

今まではなんとか目をつぶったが、
さすがにもう限界!とばかりに
あなたはついに怒りたくなるだろう。

ここで最悪なのは、
「前回は平気だったのに今回は怒った」
こう思われることである。そして

「気分屋」「一貫性がない」「生理中」

などというなんとも的外れなレッテルを
あなたが貼られることになるのだ。

こうなれば前回、不満を必死に堪えた
あなたの努力は完全に水の泡どころか
もはやマイナスに作用している。
何一つとしていいことがないのである。

ここはやはり(3)もしくは(4)。
これらによって、物事を
戦略的に
正しく解決する方法を
考えよう。
特に私がぜひともオススメを
したいのは(4)である。

(4)で解決を図るためには、
二人でものすごく考える必要がある。
今まで常識だと思っていた考えを覆し、
一から再構築し直す必要があるからだ。

例えば昨日例に出した、
3つのパターンで考えてみたいと思う。

ケース1
「相手が連絡をくれない」
 →逆に連絡禁止にする
 →自分の携帯を解約する

ケース2
「相手がデリカシーに欠ける発言をする」

 →SMプレイの一貫として楽しむ
 →野々村議員のモノマネでやり過ごす

ケース3
「なかなかプロポーズをしてくれない」 
 →別の人と結婚する
 →いっそプロポーズなしで
  結婚することにする

(すいません、難しすぎました・・・。
こういうのは複数人の
ブレストでやるべきだと思います。)

まぁ、少しは参考になったということで。
もう思い切って、これをネタにして
二人で盛り上がるのである。
斬新なアイディアを出せた方が勝ちだ。

これは楽しいだけじゃなく、実際に試すと
稀に神のような解決策が現れることがある。
そんな時には「私たちって最高の二人!」
とますます愛情が深まっていくのだ。

もしこれでアイディアが出なければ、
一番堅実な(3)で妥協点を探そう。
「少なくとも1日1回は連絡する」とか
そういう解決方法である。

これは慣れれば結構簡単である。
まずは冷静に、お互いの希望を出す。
あくまでも冷静に。

「まずは、本当に私の究極の理想ね。
隠さず言うけど、あくまでも理想だからね」
とか前置きしつつ、この段階では
「あなたが迎合する必要はないよ~」
という部分を前面に押し出しつつ進める。
そして終わったらもちろん、
相手のターンである。

そのあとで、双方の現在位置および
2点間の距離を二人で正確に割り出し、
ちょうど中間点になり得そうな部分を
相談しながら決めていくのだ。

この方法だと、感情は一旦脇に
置いておかないと話が進まないので、
強引にでも冷静になる必要がある。

また、ちょうど中間点とは言いつつも
やはり少しでも有利な条件を取りたいと
考えるのであれば、やはりそこは
戦略と駆け引きが必須なので、
一生懸命考える必要があるのだ。

だから私は感情的に怒ることが
殆どない。確実に自分にとっての
最善の結果を相手にも心の底から
納得してもらえる形で勝ち取るほうが
大切だと考えているからだ。

えーそんな冷静になれないよ!
と思った方もいるだろう。
でも、私に言わせればあなたにも
絶対にできる。

あなたは自分の上司や取引先には、
たとえ腹が立ったとしても
突然怒りを爆発させたり、
泣いたりせず、
なるべく冷静に交渉を
有利に進めるよう
戦略的に臨んでいるはずだ。

上司にはできるけど、彼氏には無理!
なんてことはない。
もしあるとしたら、心のどこかで
「彼なら許してくれる」という
甘えがあるのかもしれないと
一度疑ってみることをお勧めする。

忘れないで頂きたいのは、
仮に男性があなたにとって
不愉快な態度をとったとしても、
彼は何もあなたを
「不愉快にさせる目的」で
そうしているわけではなく、
きちんと彼なりの
理論や思いに基づいて
行動しているはずだということ。

そこさえちゃんと信じられれば、
話し合いも比較的スムーズに進むと、
私は考えている。