「彼が~です。私はやはり
大切にされていないですか?
女友達には別れるべきと言われてます
 
この相談、本当によく頂くのだが。
ここで突っ込みたいポイントは、
大切にされているかどうかの
部分ではない。

いや本当はそこも突っ込みたいのだが
ひとまずそれは置いといて、
今日のポイントはここである↓
 
「女友達に別れるべきと言われます」
 
** 
 
私は、この「女友達に恋愛相談をする」
という行為について、普段から
力の限りの激しい警笛を鳴らしている
わけなのだが、今日はその理由に
ついて語りたいと思う。
 
 
<理由1:意味がない>
 
いきなり結論ーーーーッ!!!

でも、本当に意味がないのである。
 
例えばあなたが企業に就職した時。
会社で勃発した人間関係の悩みを
ニートの友人に相談するだろうか。
 
妊娠し今後の仕事の両立に悩んだ時。
独身の友達に相談するだろうか。
 

おそらくしないだろう。


いや、するかもしれない!という人は
私のブログなんて読んでる場合じゃないくらい人生間違えてます。

人間関係の悩みは信頼できる先輩に。

育児と仕事の両立は、それをすでに
こなしているワーキングマザーに。

同じ悩みを乗り越えた経験者に
相談しようとするだろう。
 

あなたが恋愛相談したい女友達が
万が一この私のように
 
恋愛論について自信をもって
全世界へ向けて発信してしまう
レベルの女性なら、
それは相談しても良いと思う。


でも99.999%、
その女友達は違うだろう。

 
彼女はあなたと同様に、
日々試行錯誤したり失敗しながら
人間関係の構築に取り組んでいる、
経験半ばの一人の女性でしか
ないのだ。そこに信憑性を
求める方が無謀というものである。
 
 
<理由2:客観性に欠ける>
 
あなたが女友達に相談する際、
多くの場合は悩みの元となった
男性側からの言い分は無視され、
あなたからの一方的なものとなる。
 
以前書いたが、よほどモラハラ気質の
特殊な男性でない限り、 
「あなたを傷つける」ことを
目的としてひどい行動をとる男性と
いうのは、基本的には存在しない。
 
何か彼自身の考えに基づいた行動が、
「結果的に」あなたを
傷つけてしまっているだけである。
 
そのポイントを押さえず、
あなたからの一方的な言い分だけが、
女友達の情報源となるのだ。
この時点で客観性が50%減である。
 
 
<理由3:女友達は共感しすぎる>
 
共感の生き物である女性は、
事実よりも傷ついたあなたの心に
寄り添ってしまう。
 
あなたの女友達にとって、あなたは
かけがえのない大切な存在であり、
あなたが幸せな人生を送ることを、
彼女は心から願っている。
 
大切なあなたを傷つける男。
そんな男はあなたから遠ざけたい。
 
また彼のひどいところに比べ、
彼の良いところというのは、
あまり女友達に話す機会がない。
 
よってあなたの女友達の中での
あなたの彼像は
「ひどいところだけを寄せ集めた」
ものとなっていることが多い。
この時点で、残っていた50%の
客観性も、もはや0に近いだろう。
 
女性の浮気が原因で
勃発した喧嘩ですら
「寂しい思いをさせた彼が悪い」
となるレベルである。
もう何してもひどい男である。
 
 
<理由4:あなたもさらに共感>
 
女友達にも「ひどい男だ」と
太鼓判を押された私の彼氏。
やっぱりひどい男だったのね!
とあなたは最後に結論づける。
 
女友達に相談する前と、何ひとつ
状況は変わっていないのにも関わらず
相談後においてはあなたの中で彼は
「3割増でひどい男」
に変化している。
 
これから人生を共にしようという
相手に対し、あえて自分の愛情が
薄まるような行動を自ら取る必要が
一体どこにあるのだろうか。
 
あなたが彼に対してすべきことは、
彼を疑い、責めることではなく、
彼を信じ、愛情を注ぐことである。
どちらの女性がより彼に愛されるかは
言うまでもないだろう。
 
自分のパートナーについて話す時。
女友達や自分の両親など、自分の
ことを特に大切に思ってくれている
相手にこそ、あなたは細心の注意を
払わなければいけない。
 
彼らは味方してくれるだろう。
ただ慰めて欲しいだけなら、
それはそれでもありかもしれない。
でもそれは甘えであり、必ずしも
正しい回答とは限らないのだ。
 
どうしても誰かに相談したい場合は、
なるべく客観視してくれる相手を
選ぶのが懸命である。

つまり私である。
 

**
 
ちなみに。なぜかわかりませんが
よく起業や仕事についての相談も
受けます。(戦略的だから?w)
 
起業は「起業で成功している人」に
きちんと相談されるのがお勧めです。
 
そんな方には、私の6年来の
リアル友でもある
「未来シフトコーチング」の
鈴木実歩ちゃんをオススメ。
http://ameblo.jp/2014suzuki/
私も発信をしてみようかなっていう
心理面から実際のマーケティングの
ノウハウまで、みほちゃんには
かなり助けられました。
 

※先日遊びに来てくれた時の写真(^o^)