先日から書いている、
結婚になかなか踏み切れない男性を

「結婚する気にさせるには?」

ポイントは3つ。

その1. 男性に勇気と自信を与える
その2. 男性の言語で結婚を論じる
その3. 主導権は握らない

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その2.前編では、女性の言語の
特徴である「共感力」を駆使した
結婚話は、
基本伝わらないし
伝わった
としても男性にとっては
面倒臭い、ということを書いた。

その2.後編では、
「男性の言語で結婚話をする」
というのが具体的にどういうこと
なのかについて説明したい。

(その1はこちら
( その2前編はこちら

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まず、女性の会話の基本が
「共感」であるのに対し、
男性の会話の基本は
「解決」である。

よって、なんらかの方法で
彼が導き出す「最適解」が
「あなたとの結婚」
になれば良いのである。

ここを念頭に置いた上で、私が普段
オススメしている鉄板技を紹介する。


1. 一生独身でいることのリスクや
 晩婚化、高齢出産のリスクを
 実際のデータ等にて現実的に説明。

男性はリスク回避が大好きである。
独身男性にありがちなのは結婚を
リスクだと捉えていることだが、
何度も書いているようにこのご時世、
一生独身でいるほうがリスキー。

結婚はリスクヘッジなのよ~
遅くなればなるほどリスク上がるのよ~
と教えて差し上げる。
(最適解:結婚をする)

2. 上記が理解できて結婚に対する
 マインドブロックが外れたところで、
 具体的なスケジュールを逆算して示す。

仮に今すぐ「結婚しよう」って
なったところで、実際に結婚できるまで
どのくらいかかるかご存じだろうか。
ごく一般的な流れを踏襲するとすれば

・婚約指輪の手配(1ヶ月)
・それぞれの両親への挨拶
 (調整に各1ヶ月、計2ヶ月)
・両家顔合わせ(調整に1ヶ月)
・結婚式場の検討、会場巡り(1ヶ月)
・式場決定、結婚式の準備(6ヶ月)

ここまでで、計1年くらい。

仮に今すぐに結婚を決めたとしても、
実際に結婚できるまで
1年かかる。
(実際にかかるかどうかは別として、
というよりそこはあまり重要じゃない。
説得力があればOK)

1年くらいは夫婦二人の生活を
楽しむとして、その後すぐに
妊娠できたとしても、
出産は10ヶ月後で・・・・

今すぐ結婚決めたとしても、
子供できるの3年後かぁ。
仮に3年後に婚約したら、
子供産まれるの6年後かぁ。
子供が20歳になったとき、
もうあなた定年じゃない?
と投げかける。
(最適解:早く結婚する)

3. 確かに、あまり時間ないかも?
 と思い始めたところで、今の彼女
 である自分と結婚するのが一番
 有効な解決策であることを示唆。

ここで「あなた」と結婚する
メリットを一気に畳み掛ける。
その1の勇気づけと若干被るが、
自分が一番の理解者であり、
自分と人生を共にすることが
一番幸せで、かつ現実的であると
認識させる。
(最適解:今の彼女と結婚する)

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その2で説明した、「共感力」
を利用した会話術との違いが
お分かりいただけただろうか。

注目してほしいのは
「1~3を通じて、”感情”に
対するアプローチが一切ない」
という部分である。

繰り返すようだが、
あなたの感情をアプローチしても
はっきり言って意味がない。

「私のこと好きだよね?
 私を悲しませるの辛いよね?
 それならプロポーズして」

これが感情に対するアプローチ。
そうではなく、あくまでも
実際の事柄に対してアプローチを
するのがポイントである。

今日はかなりの秘技を書いた
と思うのだが、どうだろうか。

次回、その3で
いよいよトドメを刺したい
と思う。